今日は、今日は昨日のようにはならないはず……OPで描かれているたきなの蹴りについて記事を書きたいがためにOPの考察を一緒にしたんですが……
ええ、めっちゃ暗い展開になる懸念が膨らんでしまったんですよね……

引用 A-1 Pictures/アニプレックス
なので、ED曲の画像でめっちゃ脱力する画像から初めてみたいと思います。
でも今日は、今日はED曲の方の情報をまとめていくので大丈夫、昨日のようなことにならない、はず……大丈夫だよね?
まず、花の塔の発売日は、7月3日……デジタルシングルですでに発売されております。
なお、アルバムでも花の塔を収録したものがリリースされていますが、こちらは入荷の見込みがない、とかでアマゾンでは購入できませんね。
ただ、デジタル版であれば普通に販売されていますので、興味がある方はどうぞ。
で、この花の塔を歌っていらっしゃるのが【さユり】さんになります。
ユ、だけカタカナなんですよね。
音楽を始めたきっかけは関ジャニ∞の存在らしく、アイドルであるににバンドをやっていることに興味を覚えたようで、そこからギターを始めたそうです。
2015年の8月にミカヅキでメジャーデビュー。
型月好きの私としては、Fate/EXTRA Last Encore ED 「月と花束」を歌っている歌手さんだったのか、と調べるまでわからなかったことはヒミツです(泣)
名前の前に【酸欠少女】を冠した「酸欠少女さユり」をキャッチコピーとしているそうですが……どうして酸欠なのかは、ウィキやHPを見る限りではわかりませんでした。
では、EDのアニメの解体に移りたいと思うのですが、アップテンポの曲調に乗せて、たきなが部屋でリラックスしている―いや、だらけきっているシーンもありますが、視点的にはたきなをメインに据えた構成ですね。
リコリスの制服を着て電波塔や街を背景に走るシーン、音楽がかかりはじめて結構な時間がたって、ようやく千束が出てきます。
しかし、活動的な千束にしては、ほとんど動きがなく、微笑むのみ、というのが逆に特徴的。
そこから過去の回想のように一話での出会いなどがこちらのPVでは挿入されていますね。
EDのアニメの方は、オープニングと比較すると不穏な気配はなく一安心。
安心してもう一回『花の塔』を聞いていると、
【孤独を知らないこの街には もう二度と帰ってくることはできないのでしょう】
という背筋がひんやりとするワードが耳に飛び込んできたのです。
え……コレ、もしかして、歌詞は結構不穏なこと言ってる?
だって最初はたきなが部屋で本を読んでいるシーンから
『君が持ってきた漫画』と、明るい曲調で入るから、音楽だけ聞いていて歌詞はあんまり注目していなかったんですよ……
という訳で、歌詞を分解することにしました。【 】の中が花の塔の歌詞になります
【君が持ってきた漫画
くれた知らない名前のお花
今日はまだ来ないかな?
初めての感情知ってしまった】
やはり歌詞の方もたきなをメインに据えているような印象を覚えます。
そもそも、EDのたきなが、漫画かどうかはわかりませんが、あんまり面白くなさそうな顔で本、読んでますしね。

引用 A-1 Pictures/アニプレックス
花、と言うにはウキウキと動き出しているひまわりチックな、EDで動いているアレ(サングラスかけたひまわり)
アレのことを『くれた知らない名前の花』じゃないよなぁ……リコリス=彼岸花、だよなぁ、多分。
千束と出会って、今まで知らなかった感情を覚えた、と。
【窓に飾った絵画をなぞってひとりで宇宙を旅して
それだけでいいはずだったのに】
それまでは一匹狼的に動いていても、たきなは気にしていなかったのでは? 喫茶リコリコに来た当初は、どうすればDA本部に戻れるかばかりを考えていましたし。
【君の手を握ってしまったら
孤独を知らないこの街には
もう二度と帰ってくることはできないのでしょう】
私が不穏な気配を感じた歌詞ですね。
この部分を、音楽は無しで歌詞だけ見ると、やはり不穏……君の手って、誰のものなのか、とは言うだけ野暮ってものでしょう。
孤独を知らない街は、まぁリコリス・リコイルの舞台だとして、もう二度と帰ってくることはできないのでしょう……
フムン、でも、千束の手を握ったら、孤独には戻れないよ、という意味の歌詞だと思うので、流れを追えば不穏ではないのか。
そう安心した直後でした。
【君が手を差し伸べた
光で影が生まれる
歌って聞かせて この話の続き
連れて行って見たことない星まで】
オイ待て。
手を差し伸べるのは千束で、それが光。
希望とか夢とか未来とか、そういう意味を暗示しているのはわかる。
でもそれで【影が生まれる】って、くるのかい!
持ち上げてからしっかり落としてんのかよ……ort
うわぁ……ちょっと待ってよ、ちゃんと歌詞追っていけばハッピーエンドになると思っていた矢先に、罠のように、さりげなく不穏な言葉を置いておる……
八話まで基本的に明るい話がメインでしたが、八話の最後で千束がピンチに陥ってしまっており、物語的にもターニングポイントになりそうな状況に陥っております。
ここから【影が生まれる】ような事態になっちゃうんでしょうか?
あと、タイトルが『花の塔』なのも意味深ですよね。
花はもう彼岸花を連想させるんですが、塔……電波塔なのか、あるいは延空木なのか……もしくは両方かもしれませんね。
OPでの邪推というか、空想を色々と働かせてもいるので、kぃになる方はOPでのアニメを色々考察した記事もありますので、そちらもどうぞ。
とにかく、歌詞やタイトルがリコリス・リコイル本編と無関係とは思えない構成なんですよね。
九話以降で【影が生まれる】事態になってしまうのか、と思うとドキドキはして、しかし若干憂鬱っぽいようなブルーな感じになっている状態なんですが……
【影が生まれる】結末にはならんよね? ちゃんとハッピーで終わっておくれよ頼むから……
まぁ、土曜日、8月27日早く来い、というのだけはハッキリしていますね(オイ)
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