ぼっち・ざ・ろっく ぼざろ 後藤ひとりことぼっちちゃんの父親、後藤直樹の声優は?

ぼっち・ざ・ろっく

いや、なんかぼっちちゃん父を見ていると、なんか目から汗が留めなっく流れてきまして(人、是を涙と云う)

なんで泣いてんのかって? いや、ぼっちちゃんのお父さん、第一話からもうブッチギリで扱いが哀れで……

え? 何がどう哀れなの、と貴方は疑問に思われるかもしれません……

出番が少ないこと? いえいえ、出番が少ないキャラクターは他にもいますよ? 後藤家の中でも、ぼっちちゃんのお母さんに、妹のふたりちゃん、飼い犬のジミヘンは最初の方しか出番ありませんでしたしね。

じゃあ何がどう哀れなのか。

これが、後藤ひとりことぼっちちゃんの父親、後藤直樹の登場シーンの一つなんですが……ぼっちちゃんがテレビを見て、登場しているバンドの人物画、バンドは陰キャでも輝けるんで、という発言を聞き、インストームのヒキガネ、というバンドの出だしを聞いてギターを手に取るきっかけを得るシーンなんですが……

よく見て下さい! この、このお父さんの顔を!(涙)

引用 はまじあき aniplex/芳文社

顔が、お父さんのお顔が、無いんです!(血涙)

のっぺらぼうなんだよぉ、ぼっちちゃんのお父さん(涙)

ちなみに漫画原作の作中でも後藤直樹さん、顔が全然描かれておらず、顔の輪郭と身体しか描かれていないんだよぉ!(血涙)

えー、モブキャラの一人なんだからしょうがなくない? 貴方は思われるかもしれませんが、そんなことはありません!

私が『そんなことはありません』と断言する理由は、同じく後藤家の、面子を見ていけば一発でわかります。

こちら、後藤ひとりこと、ぼっちちゃんの母親の後藤美智代(ごとう みちよ)さん。

引用 はまじあき aniplex/芳文社

横顔ではあります、ちゃんと、しっかりと顔を描かれておりますね。

まぁ、当然と言えば当然。

次、娘の後藤ふたりちゃん。

引用 はまじあき aniplex/芳文社

うーん、いたいけな可愛らしい笑顔で飼い犬のジミヘンとたわむれておりますな。

そして、飼い犬のジミヘンもちゃんと表情が描き込まれています。

後藤家の中で、表情が、描き込まれていないのは、お父さんだけぇぇぇぇぇぇぇぇぇっっっ(号泣)

いや、これはぼっちちゃんのお父さん、後藤直樹さん、泣いてもいいと私は思うの(涙)

だって、テレビに出ていたバンドの面子も表情描き込まれているし、ぼっちちゃんの中学時代のクラスメイトも表情描き込まれているし、あ、でも高校のクラスメイトで遠目のキャラは表情描き込まれていないんだな、でも同じく遠距離のぼっちちゃんも描き込まれていないから、経費削減の一環でしょう(それはそれで世知辛い)

あと、高校でぼっちちゃんが読んでいる雑誌JAPONの表紙も表情が描き込まれていないな。

公園でんぼっちちゃんが一人落ち込んでいた際、ぼんやりと見ていた会社員ですら表情はちゃんと描き込まれているのに、お父さん、お父さんっっ(血涙)

でも何でぼっちちゃんのお父さんだけ表情がないんでしょうね?

もうこれはハッキリいって、作者のはまじ先生が諸悪の根源です(オイ)

引用 はまじあき aniplex/芳文社

何故ならはまじ先生、ぼっちちゃんのお父さんだけ表情を漫画原作でも描いていないんですもの(泣)

いやぁ、ちゃんと名前がある、主人公の家族というキャストで、ここまで空気扱いされるキャラというのも、中々いないのではないでしょうか。

多分、はまじ先生がこの扱いを狙ってやっている、と私が考える理由は、徹頭徹尾、ぼっちちゃんのお父さんの存在感というか、影が薄いからですね。

まず、後藤家におけるヒエラルキー、なんてものがぼっち・ざ・ろっくの二巻で出ているのですが、後藤ふたりちゃん(5歳児)の中でのお父さんの序列は、な、なんと最下位!(後藤父調べ)

引用 はまじあき aniplex/芳文社

飼い犬のジミヘンよりも下であることに、あのぼっちちゃんですら驚いております。

そうでなければこんな、お父さんがお姉ちゃんと話している最中に肩に乗り上げてベシベシと叩いたりしないわなぁ(汗)

美智代さん、今からでも遅くないから後藤姉妹の教育方針を再考してはいかがでしょうか(汗)

ふたりちゃんはもうお父さんの言う事は聞かない可能性が高いから(汗)

ちなみに、ぼっちちゃんの中での序列は、5千円で威厳を買おうとする父を見て、飼い犬のジミヘンと順位が交代し、後藤家内で4位に後退しております(最下位はぼっちちゃん)

引用 はまじあき aniplex/芳文社

こうして書いていると家庭内での立場が弱い父親、という面しか出てこない後藤直樹さんですが、所々でぼっちちゃんの転機となる材料を与えています。

第一話でぼっちちゃんがギターを弾き始めたのも、そもそもお父さんがギターを持っていなければ話が始まりませんでしたし、ぼっちたんが高校の文化祭ライブでギターを壊してしまうんですが(演奏中にペグが壊れてしまう)を打ち明けられた時には「ライブ中に壊すなんて興奮しちゃうなあ」と大らかな態度で話し、ロックに対する理解力があります。

さらには、ぼっちちゃんが行っていたギター演奏の動画投稿に広告をつけており、その収入をしっかりと貯金していたおかげで、ぼっちちゃんはマイギターを購入することが出来ました(まぁ、この話にはぼっちちゃんの後日談がありますが)

好きな音楽ジャンルは洋楽のようで、ぼっちちゃんの音楽活動について『洋楽にハマってほしかった』と言っていることからも、洋楽が好きなのでしょう。

ぼっちちゃんの音楽活動を好意的に見守っており、ちょいと威厳は足りないのでしょうが、良い父親なのではないでしょうか。

なお、年齢は2巻の時点で40歳(5歳児にナメられる40歳、とぼっちちゃんがショックを受けているコマが存在します)

そんな後藤ひとりこと、ぼっちちゃんの父親である後藤直樹さんの声優さんは、間島淳司さんが担当されています。

引用 はまじあき aniplex/芳文社

ってやはりアイムエンタープライズきたぁぁぁあっ!

いや、伊地知星歌の声優が内田真礼さんであったことから、絶対アイム勢が他にも食い込んでくるだろうなぁと思っていたんですが、そうか、ぼっちちゃんのお父さんもアイム出身かぁ。

間島淳司さんは、最近の作品ですと『恋は世界征服の後で』で主要キャラの一人である轟大吾〈グリーンジェラート〉を演じています。

有名どころでは『とらドラ』の主人公である高須竜児ですね。

……うん、ひょっとして間島淳司さん、苦労人ポジションを演じるのが上手いのかな?(轟も高須も結構な苦労人という印象……)

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