第六話ではとうとう作中最大の問題人物であるあのお方が出てきました(笑)
ライブに出演しては観客の顔面を踏む、機材をぶち壊しステージに上がる時であっても酔っ払っていない時ってあったっけ? と首をかしげたくなるあのミスドランカー。
SICK HACK(シクハック)のボーカル兼ベース、廣井きくり。
ぼっちちゃんのターニングポイントでもある路上ライブを成功させた大きな要因の一つを担うこととなる彼女ですが、彼女はソロシンガーではなくバンド、SICK HACK(シクハック)のボーカル兼ベース。
そう、彼女以外の面子も当然のことながら存在します。
と言うか、こんな酔っ払いのボーカルを擁しながらよく活動できるなぁと私は個人的に思うのですが……まぁ漫画の世界だし? と思いつつも、もしリアルにSICK HACK(シクハック)が存在していたとしたら、廣井きくりの酔っ払いぶりにギター担当の清水イライザとドラム担当の岩下志麻はどこまでついているのか、いやそもそもついていく気があるのだろうか(汗)
今日はぼっち・ざ・ろっくの作中で、新宿のライブハウス【FOLT(フォルト)】を拠点に活動する実力派サイケデリックロックバンドであるSICK HACK(シクハック)のギター担当、清水イライザとドラム担当、岩下志麻に焦点を当てていきたいと思います。
引用 はまじあき/芳文社
ぼっちちゃん達がSICK HACK(シクハック)のライブを初めて見たのが2巻になります。
この前の段階で、廣井きくりと結束バンドの面々は面識はあるんですが、清水イライザや岩下志麻との面識は無し。
そして同じバンドのメンバーという事もあってか廣井の行動は大体把握しているのでしょう、ドラムの岩下志麻は虹夏に会うなり『最近うちの廣井がご迷惑おかけしてるようで』菓子折りらしきものを手渡しているのです……
引用 はまじあき/芳文社
もうこれで、SICK HACK(シクハック)の常識人=廣井きくりの介護役は誰なのかという疑問が一瞬で解消されてしまいます。
また2巻の39Pではファンから『志麻さま~』と様付けで呼称されており、外見からして中性的な感じでいかにもロックバンドのドラマーという容姿をしていると個人的には感じているキャラクターの一人ですね。
じゃあ、ギターの清水イライザはどんな感じの人かと言うと……
こんな感じと相成ります(汗)
引用 はまじあき/芳文社
イギリスに18歳までいた、っていう発言だけならば邦楽のロックが好きで来日したのかなぁと思うのですが、コミマ(コミックマーケットの略称、世界最大の同人誌即売会)に参加したくて来日したという発言に加え、ロックよりアニソンこそが日本の最先端と言っておりますよこの娘さん(笑)
いや、アニソン侮れませんけどね。
何気にバリバリのロックバンドの楽曲を主題歌に使用していたりしますし。
SIAM SHADE「1/3の純情な感情」とか、DOESの「曇天」とか。
でも、イライザさんのいう『アニソン』はそういうロックロックした感じの楽曲ではなさそうな雰囲気があるんですよね……
そうひと昔前の1980年代頃のアニソン、と言えばイメージがつきやすいでしょうか。
聖闘士星矢のペガサス幻想とかのイメージで語ってそうなイメージが私にはあるんですが、どうでしょう?
さて、個人の趣味と趣向による推測はこの辺りにしておいて。
SICK HACK(シクハック)ギターの清水イライザ、ドラムの岩下志麻についてなんですが、SICK HACK(シクハック)は実力派と言われるだけあり、結束バンドの中でバンド演奏の技術に最も長けているであろう山田リョウをして、
『実力あるのに売れないの残念 バカテクバンドなのに』という発言があることから、二人の演奏技術は確かなもの。
もっとも、廣井きくりが泥酔しながらライブしたり機材ぶっ壊したりすることもあり、廣井きくりの先輩でもある伊地知星歌は『こんなん大衆に受けたら世も末だわ』と評していますが、それはあくまできくりさんに行状に対しての評価でしょうから(汗)
また、ぼっちちゃん達がSICK HACKのライブを観に行った際にぼっちちゃんはこのように彼女達の演奏を評しています。
【見失いそうになる変拍子を完璧に叩くドラム】と岩下志麻を評価し【感情的な それでいてロジカルなギター】を清水イライザが奏でます。
引用 はまじあき/芳文社
引用 はまじあき/芳文社
【そして全てを支えるベースの音の壁】を廣井きくりが、その圧倒的なカリスマ性を伴ってライブするのがSICK HACK(シクハック)となります。
ちなみにSICK HACK(シクハック)の楽曲はサイケデリックロックというスタイルであり、いつ作中で演奏してくれるかなぁと私は楽しみにしているんですが、SICK HACK(シクハック)の演奏って原作では第二巻からなんですよねぇ……
現在第六話、全十二話とのことなので……ちょっとスケジュール的にキツイですかね。
3巻では、SICK HACK(シクハック)の岩下志麻と清水イライザがライブ後はどんな感じで過ごしているのかが伺えるシーンがあるのですが、ギターの清水イライザは第二巻での登場から予想できるように同人誌の締め切りに追われている模様(汗)
で、SICK HACK(シクハック)唯一と思しき常識人、ドラムの岩下志麻は……問題児の介護によるストレスで、ライブ後は常にこうなってしまうそうで(哀)
引用 はまじあき/芳文社
こんな感じのSICK HACK(シクハック)ギター担当清水イライザ、ドラム担当岩下志麻の声優は誰が担当するのか、何ですが……
清水イライザは片言で発音しながら陽気な感じのキャラクター。
岩下志麻は常識人であるが故に酒乱でライブをぶっ壊してしまう廣井にストレスを感じている摸写があるのでいずれはブチ切れる可能性もある、と。
その辺りを考えていくと、清水イライザの声優さんはエセ日本語を操ることを前提に明るい声。
そしてぼっち・ざ・ろっくの声優陣を見ていると若い方が多いことも考慮し、本渡楓さんどうですかね?
清水イライザはそんな登場しないキャラだから、本渡さんくらい売れている方の起用はないかな?
岩下志麻は普段は常識人で、ファンから『志麻さま』呼びされるような中性的な容姿、でも廣井きくりの酒乱に対しては狂暴化する……型月好きの私としては坂本真綾さんが思い浮かぶんですが、ほんのちょっとだけ出るキャラの岩下志麻に声をあてるかな?
でも殺し愛のホーク・リッツランの例もあるから、絶対無いとは言えんしなぁ。