……正直に言うと、このアニメの感想を書くかどうか、もう一話待とうかとも思ったんですよね。
その理由は……まず、内容が良い意味でも、悪い意味でもブッ飛んでます。
私は2022年秋のアニメを全部見た訳ではありません、ありませんが、このアニメは色々な意味でヤバ過ぎます(滝汗)
PAワークスは、パリピ孔明で原作もののアニメやって、良い方向に行くかと思ったのですが、このアキバ冥途戦争でブッ飛んでしまいましたので、これが吉と出るか凶とでるか……
あまりのブッ飛び具合に、竜頭蛇尾、一話だけ盛り上がって失速する恐れも多分にありそうなアキバ冥途戦争。
ブッ飛び具合であれば2022年秋のアニメだけではなく、2022年全体でナンバー1ではないか、と思えるくらいには色々な意味で突き抜けてしまっています。
ただ、突き抜ける方向が(汗)
いや、もう最終話の行方がギャグ方向で着地なのか、シリアス方向に向かっているのか、サスペンス方向に飛翔しているのか、アクション方向で旋回しているのか、コメディタッチで……いや、もう全っ然、これっぽっちもわからんアニメは私、初めてです(謎)
強いて言うならカオス!
そう、カオスアニメとしか表現出来ないですよね、コレ(爆)
なので、オススメするかと言われれば、万人にはオススメ出来ません。
過去に無かったようなアニメ作品を見てみたい、という方にはオススメ出来ます。
ただし、面白いかどうかは保証できません。
あまりにもブッ飛び過ぎているせいで、人を選ぶアニメのような気がしますので。
その辺りを考慮して、それでもよろしい、という奇特な方のみアキバ冥途戦争 第一話 ブヒれ!今日からアキバの新人メイド! 視聴後の感想をご覧下さい。
それでは、ネタバレありでまとめていきます。
最初はね、最初はサスペンスものなのか、と思うような出だしなんですよ。
引用 P.A.WORKS
1985年、【店長】と呼ばれた老メイドが、銃撃され、射殺されてしまいます。
射殺したのもメイド……
この時点では、メイド同士の抗争でもあるのか、と思うんですが……
ここでオープニング曲に入ります、が……これもカオスな曲だ(汗)
萌え萌えな声なのに電子音とおどろおどろしい音が不協和音を奏で、万年嵐子の超低音ボイスが不気味さをマシマシにしております。
そこから転調して明るい曲調に……うん、こうやって文字に起こしているだけでカオス具合がわかってしまう(汗)
OP曲が終わると本編に戻り、年は1999年、場所は秋葉原。
辺りにはそこかしこにメイドさんがいらっしゃるのですが、1999年代の秋葉原って、こんな感じだったのだろうか? この頃の私は予備校にいたので、詳しくはわからんけど……う~ん?
まぁその辺りは置いておくとして、
和平なごみという、可愛いメイドになることを夢見て、秋葉原に上京してきた少女に焦点を当てて物語は進みます。
引用 P.A.WORKS
ただ、この世界のメイド喫茶ってものがですね……その、裏では暴力団に近い組織らしく……私達の世界のメイドとは概念が違う訳で、各店はサバイブ(殺戮)を繰り広げている、という訳です。
でも、お昼の間は、大きなお友達相手にメイド喫茶とんとことん、として営業しているし……うん、途中のパートでも、色々と突っ込み処というか、パワーワードというか、そういったものも存在していまして。
モエ・モエ・キュン
もしくは、
トン・モエ・トコ・モエ・トン・トコ・トン
引用 P.A.WORKS
うん、これだけだと全然何を言っているのかわからんのですが、万年嵐子35歳の低音ボイスで言われると、パワーワードに化けます(汗)
いや、これ字だけで書いても伝わりにくい……これは画像と声が合わさっての必殺技だからなぁ……
他にもオカチマチというパンダが店内にいるし(汗)
あと、『私も、ゆめちさんみたいに人間辞めるんだ』もパワーワードになるかと思う……
君はいつからDIOになったんだい、なごみちゃん(汗)
まぁ、お昼のとんとことんのメイド喫茶としての営業は、カオスの序曲ですね。
カオスは夜に発生します。
取り立て屋(なごみの視点からはお客さんに見えたと思うけど)の指示によって、系列店のチュキチュキつきちゃんへ、伝言を伝えにいくのですが、伝言の内容は『触覚生やしたゴキブリ共へ。駆除してやる、冥途喫茶トントコトン一同より』
まぁ、冥途のところが、メイドかもしれませんが。
ここから一気にバイオレンス路線になり、なごみちゃんが相手のメイドにブッ叩かれるんですが、万年嵐子が銃で相手の眉間を撃ち抜いてしまうんですよね。
しかも、その際、眉間から流れです血の音が『ぴるぴるぴる』と何とも間の抜けた音が二度も生じます。
引用 P.A.WORKS
こんなことすれば、もちろん相手のメイドという名のヤクザみたいな存在は黙って二人を帰すはずがありません。
戦闘になるんですが……ここからマジでカオス過ぎる(混沌)
いや、なんて表現すればいいんでしょうかね?
まず、登場人物のゆめちが違う場所でいかにもって感じのアイドルっぽい歌を歌い始めるのですが……タイトルがこれまたイカれている(汗)
純情メイドぶっころ主KISS
引用 P.A.WORKS
……もう、言葉も無いタイトル(汗)
この歌に合わせて、万年嵐子がチュキチュキつきちゃんの襲ってきたメイドに対し戦う訳なんですが、拳銃の発射音とか、殴ったり蹴ったりした音が、もう何かのギャグのようにリズム取れているんですよね。
うん、もうハッちゃけているというか、ブッ飛んでいるというか、カオスというか……
これは該当シーンを見て貰うしかないでしょう。
この映像は、MADではありません。MADではありません(重要なので二回書きました)
展開の予測が一話先ですら出来ないのよ……コレ、第二話はどうなるのマジで?(汗)
とりあえず、好き嫌いが極端に分かれそうな作品ではありますが、一見の価値はあるかと。
木曜日が来るのが楽しみなような、怖いような……いやぁ、面白くなくて感想書けないって作品はこれまでにもありましたし、途中で切った作品もあるんですけど、面白いのか面白くないのか評するのに困るって作品はブログ書き始めて、一年ですけど初めての作品。
とりあえず、今週の木曜日(仕事の関係上、私が視聴するのは金曜日ですけど)アキバ冥途戦争の第二話を視聴してみようと思います。
いや、マジで第二話どうなるんだコレ?