ぼっち・ざ・ろっく ぼざろ 第八話 ぼっち・ざ・ろっく 視聴後の感想 ネタバレあり

ぼっち・ざ・ろっく

まず言わせて頂きたい……第八話のぼっち・ざ・ろっくを視聴して五分経ってからの感想。

こ、ここまでやるのかい製作班(汗)

引用 はまじあき aniplex/芳文社 ABEMA TV

いや、ぼっち・ざ・ろっくのライブシーンをしっかり見て、聞いていた視聴者であれば私が何を言いたいのかすぐにわかると思います。

ABEMAのコメント欄でも書かれているんですけど、ズレてるんですよ、わざと。

あえてギター、ベース、ドラムのテンポずらして演奏させた上でボーカルの喜多ちゃんを演じる長谷川さんの声も上擦っていたり掠れていたりと、ライブにおける結束バンドが感じているであろう緊張、プレッシャーを見事に表現しているんです。

演奏ミス、歌唱ミスという形で。

それもあからさまなミスではなく、リアルでライブを行えば普通に発生する可能性があるミスとして。

ここまでやるか、と思ってしまいました。

まったく予想していなかった訳ではありません。

これまでに何度も買いて着た通り、ぼっち・ざ・ろっくは四コマ漫画を原作としたアニメ作品です。

原作では該当するシーンが確かに存在しています。

虹夏ちゃんのドラムがもたついたり、喜多ちゃんがミスしたり山田リョウも虹夏ちゃんと息があっていなかったり、という形で原作ではぼっちちゃんが独白しているんですが…

でもまさか、ぼっちちゃんの独白をそのまま忠実に再現してくるとは思わなかったんですよ(汗)

だって、これCDに収録している音源とはもちろん違いますし、わざと失敗させるテイクを取るってのは逆に難しいのでは?

いやこのライブシーンの前でも見所は色々とあるんですが勢いあまって書いちゃいましたよ(すいません)

前回の第七話 君の家まで で描かれた通りライブ会場に台風が直撃しております。

結束バンドの初ライブの天気としては考えられる限り最悪という事も手伝って、虹夏の姉である星歌が落ち込んでいるのはやっぱり虹夏が大事なんだよなと思わされました。

いや、第五巻の番外編での虹夏&星歌のお話は泣けたけど、ああいうバックボーンがあると知ったうえで視聴しているとまた感じ方が違ってくるから不思議です。

そしてそんな最悪の天気にもかかわらず、ぼっちちゃんが第六話での路上ライブで出会ったぼっち・ざ・ろっく作中最大の問題児であるミス・ドランカー、廣井きくりがやってきます(酔っ払い状態で)

ちなみに廣井きくりは、星歌の大学時代の後輩。

続けて第六話でぼっちちゃんのファンとなった、結束バンドのファン1号2号さんもやってきます。

ぼっちちゃんのファン、という単語を聞いたぼっちちゃんがスーパーサイヤ人と化してしまい、ファン1号2号さんに人違いでしたとドン引きさせてしまいますが、その辺りも含めて元気を取り戻していきます。

あとぼっちちゃんが久々に完熟マンゴーを装着しました(笑)

何気に進化しているし、完熟マンゴー(笑)

で、ここからは先程も書いた通り緊張とプレッシャーからか楽曲のリズムのテンポが狂ってしまい、ボーカルの喜多ちゃんも声が掠れておりますし、そういう演奏ではお客さんの反応が悪いのも当然と言えば当然。

一曲目が終わって二曲目のギターの入りでぼっちちゃんが覚醒!

ちなみに本来の楽曲ではぼっちちゃんのギターソロから入る構成の楽曲では『ありません』

ぼっちちゃんがギターソロ演奏し始めると師匠ポジションに収まりつつある廣井きくりさんがニヤリと笑うのが印象的でしたね。

ちなみに、本来の楽曲はこんな感じになります。

【あのバンド】という楽曲ですね。

でも個人的には、ぼっちちゃんのギターソロから入る方が好みですね。

CDにはぼっちちゃんのギターソロから曲に入るバージョンも入れて欲しいなぁ(願望)

こちらの楽曲は明日以降またまとめてさせて頂きましょう。

いやぁこれは飲み会の席で伊地知星歌が言っていたように、ぼっちちゃん頑張った!

ABEMAのコメント欄ではこんな発言がありました。

『マジで肝心な時にだけ役にたつ女』

うん、確かにこれはギターヒーローだよぼっちちゃん♪

ピンチの時にだけ輝くとかヒーローじゃん♪

でもリアルの話だと、ぼっちちゃんのギター演奏は誰が担当したんでしょうね?

このくらい上手い人がプロにはゴロゴロいるのかと思うと、トップレベルとかプロの方々は文字通りどれだけの時間を費やしてそのテクニックを身につけたのかなと思ってしまいましたね。

ちなみにぼっちちゃんは中学入ってから毎日6時間演奏していたはずなので、365日×3年×6時間=6570時間になります。

高校二年から結束バンドに加入していますのでプラス1年なので2190時間、夏休みが終わる、という発言からすると8月なので4カ月を足して900時間なので、合計で9660時間、ほぼ1万時間。

1万時間の法則、物事を極めたエキスパートになるためには、練習に約1万時間を費やしていたという事例から「人はトップレベルの技術を習得するのに1万時間の練習が必要」という主張からすると、中々にリアリティがあるのでは。

これも、後藤ひとりが『ぼっち』であったからこそギター演奏にのみ打ち込んだ成果なんでしょうね。

ライブ後は飲み屋での打ち上げになるんですが、ぼっちちゃんが明日のジョーみたく真っ白に燃え尽きていたり、喜多ちゃんは飲み屋で何かオシャレなものを注文しているのだろう、とぼっちちゃんが空想して

『ペペロプリプリパピプペポ ペロペロパチーナのショートで♪』

引用 はまじあき aniplex/芳文社

なんの早口言葉だよ……と思わずにはいられない注文を想像した後、これに対抗するようにぼっちちゃんが告げた注文が。

『まっ、マチュピチュ遺跡のミシシッピ川グランドキャニオンサンディエゴ盛り合わせで』

……フライドポテトで、訂正したぼっちちゃんに、どんな言い間違いだよ苦笑ですませた星歌はやっぱり良い人。

その後も、喜多ちゃんがキターンを連発して伊地知星歌を浄化したり、ぼっちちゃんの顔がカイジと言うか学園ハンサムみたいになっています(具体的には顎が)

引用 はまじあき aniplex/芳文社

しかもこのハンサムみたいな顔になったの、山田リョウや喜多ちゃんが紙やすりを使って整形? 成形?(整形手術という単語はあるけど、ぼっちちゃんの場合成形な気がする)したり、ぼっちちゃんの顔面崩壊が喜多ちゃんに伝染したりと色々見ていて楽しい。

ちなみに喜多ちゃんの顔面が崩壊した理由は喜多ちゃんの下の名前が皆に知られたから。

最後に虹夏ちゃんとの二人きりの会話で、ぼっちちゃんがギターヒーローであることが、虹夏ちゃんに知られてしまいます。

虹夏ちゃんの本当の夢は、虹夏のためにバンドをやめて、虹夏の居場所であるライブハウスSTARRYを作った姉の星歌の分まで人気のあるバンドになること、ライブハウスSTARRYをもっと有名にすること。

星歌あっての虹夏、本当に良い姉妹だ……

そしてタイトル及びサブタイトルであるぼっち・ざ・ろっくを見せて欲しい、と虹夏がキレイに回収して第八話は終了。

いや、原作ではこれで第一巻が終わるんですが、アニメ、キレイにまとめたなぁ。

何ならこれで第一部終了、と言われても良い完成度。

第九話以降は第二巻以降のエピソードになるんですが、文化祭のライブで区切るのか、それとももう少し先まで進めるのか。

どちらにせよ期待して視聴させて頂きます。

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