ぼっち・ざ・ろっくは音楽を主題とした漫画ですので、結束バンド以外にも登場するミュージシャン、バンドもしっかりと存在します。
その内の一つがSICK HACK。シクハック、と読みます。
……四苦八苦、だなんてなんて言葉をバンド名するんや、きくりさん(汗)
引用 はまじあき/芳文社
SICK HACKのボーカル廣井 きくり(ひろい きくり)についての情報をまとめていく前に、まずは彼女が所属するSICK HACKについての情報をまとめてみましょう。
新宿のライブハウス【FOLT(フォルト)】を拠点として活動中の実力派サイケデリックロックバンドがSICK HACKです。
実力派、と言われるだけあって、作中でも結束バンドで最もバンド演奏の技術に長けている山田リヨウ(ソロ演奏であれば、ぼっちちゃんの方がうまいのかな?)がこんな感想を作中で述べています。
『観客に酒吹きかけたり 泥酔しながらのライブ最高です 顔面踏んでもらったのもよい思い出です 実力あるのに売れないの残念 バカテクバンドなのに』
引用 はまじあき/芳文社
これに対し、廣井きくりの先輩でもある伊地知星歌は、山田リヨウのSICK HACKの感想に対し、こう返しています。
『こんなん大衆に受けたら世も末だわ』
メンバーはボーカル兼ベースの廣井きくり、ギター担当の清水イライザ、ドラム担当の岩下志麻のスリーピースバンド。
そもそもサイケデリックとはどういう音楽や、と言われると言葉で表現するよりは、実物の音楽を聞いて貰った方が良いだろうと思うので、一例を。
ビートルズのTomorrow Never Knows
こんな感じの曲をサイケデリックロック、と言うらしいです。
らしい、と言うのは私自身がこのジャンルにあまり興味がないからなんですよね……ビートルズの曲なら、ジョージ・ハリスン作曲のWhile My Guitar Gently Weepsが一番の好みだから、好みからかけ離れているのが興味持てない理由だと思うんですけどね。
いや、YesterdayもLet It Beも好きですが、ビートルズ、そんなにガッツリ聞き込んでいる訳でもないんで。
さて、話をぼっち・ざ・ろっくのSICK HACKに戻しましょう。
このバンド、山田リヨウの話に出ている通り、テクニックがある上に、ライブ中にボーカル、廣井きくりによる酒乱やら泥酔やら奇行やらによって、コアなファンをゲットしているようなんですよね。
結束バンドのライブを見に来た廣井きくりによると、SICK HACKの最初のライブ二人しか観客がいなかったそうですが、これまた伊地知星歌のコメントですが、
『今やお前のバンドは洗練されたファンしかいないヘンタイバンドだもんな』
……洗練されたファン、ヘンタイバンド……
どういう感じで【テクニックがある上に、ライブ中にボーカル、廣井きくりによる酒乱やら泥酔やら奇行やらによって、コアなファンをゲットしている】んでしょうか。
まぁ、ここで廣井きくりが言っているように、ライブ中に泥酔していつも機材を壊しているみたいなんですよね(汗)
引用 はまじあき/芳文社
ぼっちちゃん達がSICK HACKのライブを観に行ったことがあるのですが、その時は
【見失いそうになる変拍子を完璧に叩くドラム】
【感情的な それでいてロジカルなギター】
【そして全てを支えるベースの音の壁】
技術的な所は絶賛されております。
ですがSICK HACK最大の魅力は廣井きくりの圧倒的なカリスマ性
引用 はまじあき/芳文社
まぁ、泥酔していてもそれが魅力に思えるバンド、これはもうカリスマ性と言っても良いのではないでしょうか。
こんな泥酔して演奏なんて漫画の世界だけだろ、と言われるかもしれませんが、事実は小説より奇なり。
泥酔、とまではいきませんがお酒を嗜みながら演奏する、ということは、コロナ前ならばよくあったことのようです。
ヤフー知恵袋でも、こんな回答が出ていますし。
私は見たことありませんから何とも言えませんが(そもそも私は人生の中でライブ見たのは両手で数えられる程度の回数ですので)酒を嗜みながらライブする、というのも有り得ないことではない模様。
あとは、奥田民生さんが泥酔状態でライブを行ったこともありましたか……でも、ライブで泥酔された状態で演奏されたら私は正直イヤだと思うでしょうなぁ……
SICK HACKの話はこれくらいにして、話をぼっち・ざ・ろっくの廣井きくりに戻しましょうか。
ミス・ドランカーとでも呼ぶべき廣井きくりですが、年齢は作中開始時点で28歳以下と思われます。
理由は、伊地知星歌の後輩だという点。
星歌は第一巻開始時点で29歳なので、その後輩であれば28歳以下、という計算になります。
……もっとも、浪人や留年していたら同い年の可能性も有り得ますが(汗)
引用 はまじあき/芳文社
容姿は大きなリボンを付け結ったサイドテール、右手の甲にタトゥーらしきものが見えます。
あと、理由はわかりませんが、下駄を履いています、何故だ?
ベースを演奏する際には、三味線の演奏に用いるバチに似たものをピック代わりに使用しており、下駄履いているのも、部分的に和のテイストを取り入れているからなのかもしれません。
今ではこんな泥酔状態でライブする彼女ですが、高校までは結構な陰キャだったとのこと。
引用 はまじあき/芳文社
とても信じられないのですが、廣井きくり本人曰く『ある時 自分の将来想像したら普通の人生過ぎてつまんねーって絶望しちゃって 真逆の生き方してやろーと思ってロック始めたの!』とのこと。
楽器店でベース買うのもライブハウス行くのも怖かったそうで、お酒を飲み始めた理由も、初ライブの緊張を誤魔化すため、とぼっちちゃんの性格を、作中で一番理解している人物かもしれません。
引用 はまじあき/芳文社
こうして書いていくと、エエ人や、と思えますが、
泥酔してしまうと、命より大事と言っている、スーパーウルトラ酒呑童子EXと名付けたベースを事あるごとに居酒屋に置き忘れてしまう、ライブ中に機材を破壊し弁済に追われる、伊地知姉妹のライブハウスに押し掛けシャワーを借りる、様々な問題を忘れるために酒を飲んで現実逃避、挙句の果てには高校生であるぼっちちゃんからお金を借りる……
よく言えば人間味がある。
悪く言えばダメ人間(笑)
ものすごくアクの強いお方ですな。
SICK HACKのドラム岩下さん、相当苦労してんだろうなぁ……(涙)
で、廣井きくりさんの声優は誰が適材なのか。
加隈亜衣さんどうですかね? 理由? お酒に酔ったら吐く、というイメージがありますが、加隈亜衣さん、吐く演技が上手でしょう(無職転生のエリス)
まぁ、アレはお酒に酔ったのではなく、船酔いの演技でしたけど、アレだけの演技が出来たなら、酔っぱらった時に吐く演技もしっかりなされるのではないか、と。
あとは、本人の泥酔ネタで伊藤静さん(笑)
それと、もう一つ、廣井きくりはSICK HACKのボーカルですが、歌唱は誰がするのかあ、という点。
サイケデリックロックなんて、歌えるボーカルさん少ないと思うんだけど……
そもそも、ぼっち・ざ・ろっくのスポンサーはどこなんだ?
パリピ孔明はエイベックスがスポンサーになっていたので、所属アーティスをプッシュしていましたが(これがまたハマっていたから文句無しだった)
だから、スポンサーはどこなのか、と調べているんですが今日現在ではわからないので、自分の知る範囲で書いていくしかないんで……エイベックスからLezelさん借りてきましょう(汗)
11月8日追記
結束バンドの歌唱は声優さんがそれぞれ担当していることを考えますと、声優さんがそのまま歌唱を行う、と予想するのが本筋でしょう。
そのため、もう一回予想をさせて頂きます(当たるとは思えんが)
鈴木みのりさん、どうですかね?
あの声量ならロックでも歌えるのではと思うんですが……ただSICK HACKはサイケデリックロックなので……うーん、単純にロックの楽曲にするのかなぁ?
とりあえず、ぼっち・ざ・ろっくの視聴を楽しみに待たせて貰います。
追伸
第六回の放送で作中最大の酔っ払い、関わってはいけない女性である廣井きくりさんの声優さんが判明しました(笑)
千本木彩花さん……ノーマークだよやっぱり外れたort
そして初登場はやっぱりスゴイ注文をぼっちちゃんにしていたなぁあの酔いどれ(笑)
コメント
SICK HACKのモデルは八十八ヶ所巡礼ですね。マーガレット廣井さんはライブ中の水分補給は一升瓶で髪型も以前は廣井きくりと同じ感じでした。
プロシュートさん、コメントありがとうございます。
SICK HACKにもモデルがあったんですね。
今度調べてみておこうと思います、情報の提供ありがとうございましたm(_ _)m