『可愛いだけじゃない式守さん』の式守さんについての考察を今回はまとめていこうと思います。彼女が男前過ぎて悶絶しないように……和泉くんではありませんが、私は『可愛いだけじゃない式守さん』を読むたびに、男として敗北した気分を強制的に満喫させられてしまいますので(泣)
引用 真木蛍五/講談社
式守さんと書いてあるけどフルネームで出せよ、と『可愛いだけじゃない式守さん』を読んだことが無い方は思われるかもしれませんが、2022年11月現在、『可愛いだけじゃない式守さん』は10巻まで刊行されていますが、これまで一度も式守さんの名前が出てきたことがないのです! ウソのようなホントの話。
友人の八満 結(はちみつ ゆい)は式守、と名字呼びなんですが、猫崎 享(ねこざき きょう)は式守さんのことを『みっちょん』と呼んでいるんですよね。
引用 真木蛍五/講談社
このことから、式守さん、み、から始まる名前である可能性が大であり、み、から始まる名前……美代、美香、美沙、美紀、美奈……ダメ、候補多すぎ(汗)
ちなみに恋人の和泉くんの両親は、『みーちゃん』と呼んでおります。
身長は162センチで、見た限りではかなりスタイルが良さそう。成績は非常に優秀、学年で12位という秀才ぶり。
運動神経は抜群と言っても良いもので、主人公である和泉くん目掛けて飛んでくる新聞紙をノールックで受け止める、和泉くん目掛けて落下する看板を咄嗟に引き寄せ回避させる、人生初スノボで上級者コースに移動、ボウリングでスコア300(全部ストライク、フルスコア)、女子の球技大会でバレーボールで優勝、足がつって溺れている和泉くんを服着た状態で救助、お祭りの射的で全弾的中、公園で和泉くん目掛けて飛来したボールをノールックに加えて素手でキャッチ、バリバリの体育会系の猫崎さん相手にバスケで活躍、中学の県大会に出ているバスケプレイヤーに2オン2で狼谷(かみや)さんと組んで勝利するし、運動会の組別対抗リレーで、6位でバトンを取り、2位になるまで追い上げる……まだあるけどもういいでしょう(ゼェゼェ)
美術の成績は並みで、評価は5段階評価で3(2巻より)。
彼氏である和泉くんには何故か敬語であり、友人の猫崎享、八満結に対してはため口。和泉くんに敬語である理由は、おじいちゃんとおばあちゃんがそうやって会話しているのが、憧れで……だそうです、爆発しろぉぉ(笑)
こうやって書いているとナニこの完璧超人とか思うかもしれませんが、欠点が無い訳ではありません。
引用 真木蛍五/講談社
料理が下手くそ。あの優しい和泉くんが、口にこそ出しませんでしたが、内心では『味蕾が吹き飛んだかと錯覚するくらいの壮絶な味』と評しており、相当ヒドイ一品を作り上げた模様。
なおその後、和泉くんのお母さんである許子さんと料理教室に通い、メシマズは克服しました(8巻第82話の料理実習で判明)
正月明けに凧揚げをしようと、凧を一から作り上げた際は、ボロボロでした……図工は苦手なようですが、料理も苦手だったことから、手先が不器用なのかもしれません。
欠点かどうかは不明ですが、怖がっている顔がどう見ても怖がっている顔ではない(8巻第81話参照)
そりゃ和泉くんでなくても食べないで、って言いたくなるわ、この肉食獣め(笑)
また、照れている顔も、どう見ても脅しているようにしか見えません(9巻第90話より)
ときめいている時の表情も、他者からはどう見てもときめいているようには見えません、何か危機的状況とか、体調不良を疑うような表情になります。(6巻第57話)
これらの話を合わせて考えると、感情が昂った際の表情が、総じて恐ろしいと言うか、少なくとも恐怖とか、ときめきとか、照れているとかそういった感情を感じさせない、威圧感溢れる表情になる傾向がありますね。
引用 真木蛍五/講談社
ちなみに上の式守さんの顔、私が何も知らなければ、切迫しているというか、焦っているようにしか見えません(爆)
実際はどういうお顔だったのかは、作品をご購入して頂いて確認して頂ければ(宣伝、宣伝)
あと、欠点と言えば……式守さんは音痴ですな(7巻73話より) ただ、これは掘り下げるような要素も特に無いので、次。
性格面では、まず男前(オイ)
攻めすぎて自爆することもある、恥ずかしがり屋さんでもあります。
男前なシーンはいくつもあるので、例をあげて……いや、『運動神経は抜群と言っても良いので』のあとで、和泉くんを守るために男前な行動をいくつもとっていましたね(汗)
それから、同級生の犬束君に対し、彼氏の和泉くんは頼ることが結構多いので、周囲から見てもわかる程度には対抗心を燃やしております(笑) 和泉くんに対しても、テストの成績で負けているのが嫌らしく、負けず嫌いを発揮していますね。
また、攻めすぎて自爆することもある、とありますが和泉くんに対しては、彼が草食系であることもあり、どちらかと言えば肉食寄りになることもあり、第7巻のオマケ漫画では、テストの成績で撒けたこともあり、何でも一つ和泉くんのお願いを聞く、と言いつつ、やましいことを想像しているのか紅潮した表情だったことがあります。
まぁ、これは7巻でのオマケ漫画ですので、和泉くんがどのようなお願いをして、それを受けた式守さんがどういう反応を帰したのかは、7巻をご購入いただければ。
家族関係は、式守雅という、実に威圧感溢れる眼光を持つ母親と、犬束君に雰囲気が似たお兄さんがいらっしゃいます。父親の登場はいまのところ無し。
カラ、と言う名のシェパードを飼っており、式守さんの指示も、式守さんのお母さんである雅さんの指示もよく聞くお利口さん。ただし、不幸体質の和泉くんに懐いているのか、よくスキンシップを求めるシーンがありますね。
和泉の父と母については、両親公認の仲であり、下の名前で「許子さん」「明貞さん」と呼んでいる。ガッチリとお二人のハートをつかんでおり、和泉くんからは、年上キラー、とまで言われているほど。
服装は、大まかに分けて二つ。和泉くんが好む『カッコいい服装』そしてこちらも和泉くんが好む『可愛い服装』
引用 真木蛍五/講談社
こちらはカッコいい方ですが……すいません、貴方、どこの並行世界のセイバーですか、とTYPEーMOONのファンである私は思ってしまいます、カッコいいぞセイバー、じゃなくて式守さん。
可愛いもカッコいいも、どっちも非常に似合っています、タイトルの回収ですね。
『可愛いだけじゃない式守さん』という訳ですね、まさに。
少々肉食なところもある男前な少女ですが、基本的に誠実で純情な人なのです、式守さん。
そんな式守さんの声優は、大西沙織さんが担当すると発表されています。2019年に発表されたプロモーションビデオでは早見沙織さんが担当していたんで、そのまま早見さんになるかなと思っていた方もいらっしゃるかもしれませんが『大西』沙織さんですのでお間違いなく。
申し訳ありませんが、私は声優さんについてはまだまだ勉強中の身でありますので、大荷沙織さんについてはあまり詳しくありません。ですので、勉強がてら、ちょっとした紹介をさせて頂きます。
大西沙織さんは2012年に声優としてデビューし、ウィキペディアで見た限りでは、私が知っている作品で声をあてていたんのはブギーポップは笑わないの霧間凪の役くらいでした……あ、ダメ石投げないで、『幼なじみが絶対に負けないラブコメ』とか『ありふれた職業で世界最強』とか見てないから評価のしようがないの許して(泣) ゲームもFGOばっかりでウマ娘やってないんだー(爆)
えっと、話を戻します。
2022年に同じくアニメ化が決定している『殺し愛』の主人公・シャトー・ダンクワース役がすでに決まっており、こちらは殺し屋ですが男前、男勝りという点では式守さんと共通している点もあり、クール系というかカッコいい女子系というか、そういう系統で攻めてみよう、という監督さんの意図が見えてくるので、声優としてのウリ、つまりセールスポイントがしっかりとある声優さんなのではないかと思われます。ブギーポップは笑わないの霧間凪も、クールな美少女ですからね。