カッコウの許嫁 海野幸の声優は誰?

本日は主人公、海野凪(うみのなぎ)の義理の妹にあたる海野幸(うみのさち)の声優は誰が担当するのかを予想していきたいと思います。

引用 吉川美希/講談社

で、毎度恒例なのですが、そのキャラクター性を深く掘り下げるこによってですね、考察の精度を高めたい―のですが、正直、考察を行うことで声優さんの予想が当たっているのかと問われると……(汗)

しかし、考察無くして予想するにしても、ではどのような材料をもとに予想するのかという問題に直面してしまいまして……直近のアニメに出演している声優さんのスケジュールから逆算して予想するにしても、限界がありますし(汗)

ですので、今回もまずは天野幸のキャラクター性を掘り下げることから始めていきたいと思います。

天野幸は中学三年生ですので、年齢は15歳、あるいは14歳。八巻までに年齢の表示は無かった……ですよね? 

これまでにも何度か書いていますが、海野幸は取り違え子によって、海野凪の義理の妹になり、天野エリカは実姉にあたります。

 キャラクターへの一問一答によると、血液型はB型であり、身長156cm。 

引用 吉川美希/講談社

 一羽目(誤字にあらず)から、父親である洋平氏と喧嘩していたり、スイカバーを食べていたり、『やだな…… お兄ちゃん いなくなったらやだよ……』とブラコン全開な娘さんであります。

 読み切りなためか、一羽目はそれほど出番が多くないにもかかわらず、性格が推測できそうなほどには個性が際立っており、さらには『義理の妹』という立場を認識したと読者に一発でわからせる、

『そっか…… お兄ちゃんってお兄ちゃんじゃなかったんだ……』

 という幸の台詞と共に、最終ページで述べられているナレーションの

〈かくして 運命は動き出した これは壮絶な〝恋の物語″である〉

 もう三角関係四角関係待った無しの状態になるのね、とこちらも一発でわかるので、ストーリーのラインが明確。一話で可能な限り、これでもかというくらいに、彼等、彼女達の関係を明示しています。

 二羽目でも登場時にアイスを持っており、アイス好きであることを前面に押し出しつつ、実の姉であるエリカのことについては聞きたくない、という思春期であるなら、こんな状況に陥ったら、そりゃこういう反応も出てくるよな、というリアクションをしています。

 しかし、エリカが凪に連れられて、実の両親である海野洋平氏と海野奈美恵さんが二人で切り盛りする『海野亭』に出向くと、緊張やら何やらがあったんでしょうが、『もっと仲良くしたい』と言えずに『海野亭』を出てしまいますが、凪に『ウチの親はそういうの気にしない 気を遣わなくていい親なんだ だから一緒に家に帰ろう』と連れ帰ります。

引用 吉川美希/講談社

 連れ帰られたエリカは奈美恵さんにハグされた最初こそ面食らっているような面持ちだったものの、次第に笑顔になっていき、その様子をこっそり店の中から伺っていた幸は、『お姉ちゃん…… あの人がお姉ちゃん……か』と満更でも無い表情で、エリカが使っていたお箸を、『家族用』の箸立てに入れます。

うーん、このツンデレっぷり。

 二羽目までで、大体『海野幸』というキャラクターが固まったのか、二巻では姉であるエリカに会いたいという名目で(ウソではないんでしょうけど、姉に会いたい三割、お兄に会いたい七割くらいの比率ではないでしょうか)ブラコンぶりを発揮したり、凪とは違って人見知りもしない社交的な幸が、エリカと対面した際は彼女の緊張に触発されてしまったのか、ガチガチになって言葉も出てこないという、凪からしても予想外の状況に陥ったりもしています。

 そんな状況を見かねた凪は、親睦を深めるために共同で料理を作らせようとうまくいかなかったものの、同じ料理を食べて同じような表情を浮かべるのはやはり実の姉妹であり、

『お前ら ホントそっくりだよな……!』という凪の発言をきっかけに両者は接近していきます。

引用 吉川美希/講談社

三巻目では幸の新たな側面である『料理は上手いのに、外見は不味そうに見える』という描写が出てきます。これをきっかけに、『お兄』である凪には、妹である幸、関節技等のかなり過剰なスキンシップをすることが判明し(その前の段階からも膝蹴りとか出ていましたが)、さらには凪とエリカが住まう、エリカパパ所有の豪邸に『家出』してしまいます。

 この時点で天野エリカに加えて、瀬川ひろとも凪君は絡んでおりますので、本格的に四角関係に発展していく訳で……クッ、このリア充めっ(オイッ)

 ですがここから、海野幸というキャラクターのツンデレっぷりが炸裂します。

 家出してきた最初は、エリカに対して『ここに住みたいから』と言っており、それを聞いた凪は『それはダメだ』と拒否。

 まぁ、家出してきていると知ってしまったからには、帰れと言う凪の主張はごく真っ当なもの。

 ここで凪からも直接、どうして家出したのかを問い詰められるのですが『勉強を教えてもらうため』と言い出します。

 今までそんなことを幸が言った事は無かったため、疑ってかかるものの、凪と同じことを言っているだけと反論されると、凪も強くは言えず、同居するエリカに迷惑はかけられないと思ったのでしょう、『なら俺の部屋で寝ろ』と幸に告げます。

 が、幸はこれに猛反発。反発する理由がわからず困惑する凪ですが、何とか間を取り持とうとするエリカは、晩ご飯の話題を振るものの、とんかつの残りが凪が作ったものであるとわかると、『じゃあいらない』とつっけんどんに言う始末。

引用 吉川美希/講談社

 しかし、エリカに本当の理由はどうなのかと、諭されるように尋ねられると、『このまま結婚しちゃうの? 家から出ていったきりなの……? お兄ちゃんと もうちょっと一緒にいたい』という、凄まじいツンデレぶりを見せてくれます。

 やはりこの姉妹、血が繋がっているせいか、かたやアホの子、かたやツンデレと凄まじいまでにキャラが立っており、少々の矛盾点くらいは気になりません。

 この話の後も『怒りと憎しみをギュッと閉じ込めた肉の塊』(でも味は美味い)が出てきたり、ちょっとした事故から凪とキスしてしまい心臓をバクバクさせたり、怪談話をしている最中に蠟燭の明かりを消し、ヒロイン勢が三人共、姿を消した際に、凪がどういう反応を示したのか、など―うん、実にキャラが立っております。

 ユー、もうお兄と結婚しちゃいなよ、と言いたいです、マジで。

 そんな海野幸、ブラコンでツンデレという特性を持った彼女を、誰が担当するのか。

11月17日には幸を担当する声優さんと、第三弾のプロモーンビデオが公開される予定ですが―ここは一足先に、予想を立てたいと思います。

 まず、凪に対する呼び名が、読み切りの頃は『お兄ちゃん』でしたが、連載で掲載されるようになってからは『お兄』(おにい)に呼び名が変わっているんですよね。父親の洋平氏や母親の奈美恵さんについても『お父』(おとう)『お母』(おかあ)ですし。

 何となくですが、少しばかり幼ない感じの声が合うのではないかと個人的には思うので―竹達彩奈さんはどうでしょう? ソード・アート・オンラインのイメージがめっちゃ強いので、多分桐ヶ谷直葉のイメージから妹繋がりで連想してしまったんでしょうが、ツンデレキャラを演じさせたら竹達彩奈さんは非常に上手いですし、声質も幼い印象を与えるものがありますし、桐ヶ谷直葉は男勝りなキャラクターでもあり、凪に対してのみ過剰なスキンシップ、もとい暴力的になるという点を鑑みてもそれほど変なキャストではないと思うのですがいかがでしょうか? 

 17日の海野幸のキャストの発表を楽しみにしています。

追伸

海野幸の声優さんは小原好美さんに決定となりました。

うん、相変わらずの的中率よ(泣)

最近出演されている作品で、なおかつ私が知っている範囲だと、ダイの大冒険でのメルルを演じている方になります。

ユーチューブでもラジオ放送みたいな形で動画をUPしているので、載せておきますね。

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