ぼっち・ざ・ろっく ぼざろ 山田リョウの声優は誰?

ぼっち・ざ・ろっく

ぼっち・ざ・ろっくことぼざろに後藤ひとりこと、ぼっちちゃんが所属するバンド【結束バンド】に所属する人物が一風変わった人ばかりであることは、先日書いた伊地知虹夏の紹介記事の通りです。

その中でも変人度でいくと、中々の変人ぶりを見せてくれるのが山田リョウ。

引用 はまじあき/芳文社

何せ最初の登場シーンからして、友達である虹夏がぼっちちゃんにリョウを紹介した際、『リョウは表情が出にくいの。変人って言ったら喜ぶよ』と言っていますからね(そして実際に喜んでいる)

【結束バンド】においてベースを担当し、作曲もこなします。

誕生日は9月18日で血液型はAB型。一巻の時点では、虹夏と同じ下北沢高校に通う高校二年生。

変人、と言われるだけあって、コミュ症を患うぼっちちゃんが、お客さんの視線を怖がり、ステージに上がることをためらっていると、変人・山田リョウは『怖いならコレに入って演奏したら?』と提案。

そう、完熟マンゴーの段ボール……

引用 はまじあき/芳文社

これに入って本当に演奏するぼっちちゃんもぼっちちゃんなら、これを提案した山田リョウも山田リョウだと私は思う(汗)

基本は無口無表情なキャラで友達が少ない(親友の虹夏以外、いないかも)。

さらには、ぼっちちゃんの洞察ではあるのですが、【コミュ症ではなく、1人でいるのが好きな人】

【結束バンド】はボーカル兼ギターを予定していた喜多郁代(きた いくよ)が敵前逃亡、ライブ前でのドタキャンをしてしまったので、最初のライブはギター、ベース、ドラムのインストでの演奏になるんですよね。

それを踏まえて、ボーカルを誰にするかと虹夏が話題を振った時、虹夏自身は歌が下手だと辞退し、ぼっちちゃんに振ってみるものの首を横に振ったところを見ると、歌うのは苦手なのでしょう(もしくは人見知りだから、ステージの前面に出て歌を歌うなんて無理、と思っているのかもしれない)

で、最後に『リョウは?』と話題を振ると、

『フロントマンまでしたら私のワンマンバンドになってバンドを潰してしまう』

中々に自信過剰な発言(笑)

引用 はまじあき/芳文社

さらには、ぼっちちゃんのあだ名もリョウが決めています。

ひとり……ぼっち、ぼっちちゃんは? と提案したのも山田リョウなんですよね。

ぼっちちゃん、何てデリケート過ぎて呼べないよ、普通は(汗)

引用 はまじあき/芳文社

こういうところだけ切り抜いても中々に尖った性格の御仁なんですが、山田リョウは実家が裕福なため、お小遣いも結構もらっているみたいなんですが、お小遣いのほとんどを楽譜やら楽器やら音楽関係に使い込んでしまうため、常に金欠という金欠キャラでもあります。

何せ、ぼっちちゃんに借金している、というだけならまだしも、あまりの金欠で、作中において雑草を食べていたことがあるほど(汗)

引用 はまじあき/芳文社

ちなみに他には今日タンポポしか食べていない、という時もありましたね(汗)

一応、補足ですが、タンポポは食べられます。アク抜きが必要な部位、加熱が必要な部位など様々ですが、基本的にどの部分でも食用可能。

こういうとこだけピックアップしていくと生粋の変人だと思われかねないので、真面目なエピソードも取り上げましょう(汗)

作曲を山田リヨウが行い、青春コンプレックスの発動条件があるため(青春コンプレックスについては後日また書こうかと)、作詞はぼっちちゃんが行うことになるのですが、ぼっちちゃんが書いてきた、ボーカルの喜多郁代(ぼっちちゃんとは真逆の陽キャ)が歌うことを前提に書かれた作詞を見て、『ぼっち的にはこの歌詞で満足?』と問いかけています。

と言うのも、山田リョウは以前、結束バンドではないバンドに所属していました。

山田リョウ曰く『そのバンドの青臭いけどまっすぐな歌詞が好きだった』とのこと。

でも売れるために歌詞を売れ筋のものに変えていった結果、山田リョウはそれが嫌になり、そのバンドを辞めたのです。

そういう経緯があって虹夏が誘った【結束バンド】に加わったので、

『個性を捨てたバンドなんて死んだのと一緒』と山田リョウは言っています。

引用 はまじあき/芳文社

そのため『私このバンドには死んで欲しくない】とも言い、『だから他人のこと考えてつまんない歌詞書かないで自分の好きなように書いてよ】と言うのです。

『バラバラな人間の個性が集まって それがひとつの音楽になるんだよ』

いや、深い。

実に良い、青春的な語り掛けじゃないですか。ぼっちちゃんが青春コンプレックス発動させないのが不思議なほど。

まぁ、その後に、

『それにぼっちが作った歌詞をリア充っ子に歌わせたら面白そうじゃん』

とも言っており、私個人の主観では、山田リヨウは自分が満足できるか否かが最も大事な人間、という気がしますね。

引用 はまじあき/芳文社

ちなみにこの時、山田リョウがイメージしたぼっちちゃんの歌詞は

【藁人形の材料買ってきた 今日丑三つ時決行するんだ 毎日一人呪っていくね 恐怖に震えろラルラルラ~】

……最後のラルラルラ~が異様に明るくて逆に怖い……

ちなみにぼっちちゃん、さすがに『こっここまでひどい歌詞作りません……』と言っております(笑)

表情があまり動かず、作曲もしてミステリアスなところもあるので頭は良いのかと思われがちですが、学校でのテストの出来具合については、劣等生のぼっちちゃんと良い勝負。

引用 はまじあき/芳文社

ちなみに二巻では虹夏に付き添われながら、中一まで遡って復習している状況(汗)

一夜漬けタイプで必要なくなったらすぐに忘れてしまうタイプ、とのことですが、この時の喜多ちゃんの顔がスゴイ、幻想を打ち砕かれた女の子ってこんな顔するのね(哀)

ちなみにこの時、山田リョウは『家の机じゃないと全く頭に入らないから勉強しに帰る』と言って、これまで必死にリョウに勉強を教えさせていた虹夏をブチ切れさせています……

さて、そんな山田リョウの声を担当する声優さんは水野朔さん。

2020年にBATON=RELAYというゲームで声優としてデビュー、アニメでは2021年にデビュー。

先日UPされたぼっち・ざ・ろっくのPVでは、落ち着いた声でイメージ通り。

これで雑草食べたり、ぼっちちゃんが藁人形がどうのこうのという異様な歌詞をイメージしたあり、テストで赤点とったり……

どういう風に山田リョウを演じてくれるんでしょうね?

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