ドラマ化する正直不動産のヒロイン月下咲良のキャスト(女優)に福原遥

本日は正直不動産のヒロインである月下咲良についてまとめつつ、彼女を演じる福原遥さんについての情報を収集していこうと思います。

まずはヒロイン役、とされている月下咲良についてですね。

引用 大谷アキラ 夏原武 水野光博/小学館

うん、月下咲良がヒロイン、というのは少々違和感があるんですが、じゃあ月下咲良以外でヒロインのポジションにいるキャラクターって該当者がいるの? と問われると……榎本美波? いや、多分違う(笑)

いないので、ヒロインと言われると頷かざるを得ません。

こうして書くと、月下咲良というキャラクターを私が嫌っているのかと思われるかもしれませんが、嫌っている訳ではありません。

私、嫌いなキャラは嫌いと言ってしまうので、嘘ではありませんよ(笑)

ただ、主人公である永瀬財地とは上司と部下という関係もありますし、年の差もあるので、ヒロイン、というのとはちょいと違うんじゃないの? という違和感が個人的に燻っている、というだけの話のなので。

むしろキャラクター的には好感を持っている。

さて、月下咲良は23歳の、登坂不動産に新卒で入社した新入社員です。

ハッキリいって、社会の汚い所とか暗部というものにそれほど触れていない、ピュアな人物、という役柄を製作陣には求められているんだろうなぁ、と思わせる配役ですね(笑)

だって、上司の永瀬財地からして、

引用 大谷アキラ 夏原武 水野光博/小学館

『あんなもん、ほぼほぼ嘘で塗り固めた契約だぞ』

『原則、な。『状況に応じて家賃変更の協議を行う』って伝えたろ? その協議が家賃を上げるためのものだと思ったら、それは勝手な思い違いだ。

 ビジネスなんだぞ、リスクがあって当然だろ?』

『おまえ、契約書読んだか? 当然、中途解約を可能とする条項を入れてある。まあ、素人がそれを読み取れるかは別問題だがな』

『今回の契約で、仲介した俺ら不動産会社と銀行、そして建築会社はノーリスクで儲かる。うちの会社は、1億円のアパート建築を請け負った時点で4千万円の利益だ。社への貢献度は高く、俺も満足だ』

引用 大谷アキラ 夏原武 水野光博/小学館

『この業界には【千三つ】って言葉がある』と告げ、『千の言葉の中に、真実はたった三つ』ってことだ 正直者がバカを見る 嘘ついてなんぼのイカレた世界 それが不動産の営業だ』

開始20Pで、これだけベラベラと悪意と嘘で塗り固めた文言を、新卒の新入社員に叩きつけた上司がかつていただろうか?!(いやない)

まぁ、実際、私がこれまで読んできた範囲で、ヤクザとかでもないのにこうも良心に反した言動を行う社会人、かつそれが主人公というキャラクターは見たことがありません(汗)

そんな人を上司にもってしまったのが、新卒で登坂不動産に入社した月下咲良になります。

なので、外道一歩手前の永瀬財地と対比するようなキャラになっており、彼女の仕事をする上での心情は『カスタマーファースト』

引用 大谷アキラ 夏原武 水野光博/小学館

お客さんを第一に、という考え方ですね。

彼女の場合、本当に『カスタマーファースト』なんですが、永瀬も言っている通り、

『言っただろ、この業界は【千三つ】だと。嘘を嘘で塗り固めた世界……納得できようができまいが、これが不動産業界だ』

という状況ですので、月下咲良個人としては納得できないという状況が幾度も発生するんですよね。

そのせいで、第一巻の時点で登坂社長から『もう、ひと月以上経つんだな、あの新卒の新人。そろそろ、どうにかならないのか?』

引用 大谷アキラ 夏原武 水野光博/小学館

『あの呑気な顔、この業界に向いているとは思えねえな』と言われてしまう始末。

もっとも、これは登坂社長なりの優しさで、『向いていないと判断したら、看板替えを提案してやるのも優しさってもんだろ』と言っているので、彼女のことを考えての発言なんですが……『向いているとは思えねえな』と言われるくらいにが成績がよろしくない(汗)

そう言われるほどに『カスタマーファースト』である理由は、その育った環境にあります。

彼女の両親は外資系の証券会社に勤めていましたが、中学生の頃にリーマンショックが起こります。

引用 大谷アキラ 夏原武 水野光博/小学館

本当、就職氷河期が終わって数年でリーマンショックだったから、この氷河期世代はリアルにキツイ本当に(泣)

個人的な愚痴が出てしまいましたが、月下の父はこのリーマンショックが原因でリストラ、母も年収が下がり、ローンの返済が難しくなって家を手放すことに。

貧すれば鈍する……両親はケンカが絶えなくなり、最終的には離婚。

後に調べてみると、咲良の両親はかなり無謀なローンを組んでいたことがわかり……彼女は不動産業界で働くことを決意。

住む人を最優先に考える不動産営業になろう、と。

こういう経緯があるので、頑固なくらいに『カスタマーファースト』な娘さんですし、借主のことを考えすぎるあまり、成績もあまりよろしくないんですよね。

引用 大谷アキラ 夏原武 水野光博/小学館

しかし、では仕事が出来ないのか、と言われると……これが、評価が難しい人物でして、月下咲良。

登坂社長『向いているとは思えねえな』という発言をしたからか、テストのような案件を、桐山と咲良が担当する回があるんですが……

とある店舗物件を、どちらか一方を担当しろと二人は言われ、二つとも中央線の物件で、一つは吉祥寺、一つは武蔵境。

桐山は即座に動こうとしますが、月下のテストのためか、大河部長は『月下に先に選ばせろ』と言って待ったをかけます。

間取りや駅からの距離などの条件は大差無し。

吉祥寺は大通り近くの元喫茶店、武蔵境の物件は商店街外れの元マイナーなコンビニ。

この条件下で、月下咲良は武蔵境を選ぶんですが、桐山が選んだのは吉祥寺。

大河部長も内心で『社長の言う通り、月下には適性が絶望的になさそうだな』と思っており、後に相談しに向かった永瀬にも『その二択なら間違いなく吉祥寺の店舗だ』『桐山の物件が当たりというより、お前の選んだ物件が外れだ』と言われる始末。

しかし、月下咲良には、彼女なりの考えがあり……この先はドラマで実際に見て貰うと、おぉ、と思えるシーンになるかもしれません。

ネタバレはこれ以上はしないようにしておきましょう、まだ知らない人の楽しみを一つ奪ってしまいますから。

もっとも、こうして書くとじゃあやり手なの、と思われるかもしれませんが……やり手と言うには、ちょっと、営業の成績がノルマに達しないことが多く(汗)

5巻でも、三カ月連続でノルマが達成出来ない、というクビ寸前の瀬戸際に追い込まれており、うん、月下咲良さんはお世辞にも営業でやり手とは言えない(笑) カスタマーファーストに過ぎて(笑)

さて、そろそろそんなカスタマーファーストを信条にする月下咲良を演じる、福原遥さんに話題を映しましょうか。

女優、声優、歌手、ファッションモデルと幅広く活躍の舞台を広げている方で、元々は子役の方だそう。愛称は『まいんちゃん』

この『まいんちゃん』という愛称は、子役時代にNHKで過去に放送されていた料理アニメ『クッキンアイドル アイ! マイ! まいん!』という番組で、主人公である柊まいんを演じたことによるもの。

また、『ピチレモン』というファッション雑誌にて、専属モデルとしての愛称は「はるん」だったそう。

1998年生まれの23歳なので、月下咲良とは全く同じ年齢。この年齢的に合致している状況を吉と出せるか、新卒で働く、という経験が無いことが凶と出るか……これまで色々な経験を積んでいる方なので、おそらくは吉と出ると思いますが、楽しみにしたいところ。

趣味はダンスで、料理が特技、とホームページには書かれていますね。

この辺りも料理が得意な月下咲良役にマッチしそうですが……さすがに料理シーンはないよなぁ、お弁当は用意すれば良いだけだし(嗤)

ユーチューブで自身のチャンネルを持っていますが、20万人突破記念で焼肉を食べており、40万人突破記念でも焼肉を食しており……焼肉が好きなのかな?

しかし、美味そうに食べるな福原遥さん。お肉好きなんですかね?

人物的には月下咲良役に非常にマッチすると思うので、福原遥さんお演技を楽しみにさせて頂きます。

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