本来は第一羽、という表現になっているのですが、第一幕、とか第一章、みたいな形なら、ここの記事を見ている方も誤字ではないだろうと判断してくれると思いますのでそのままにするのですが、第一羽、では第一話の変換ミス? と首を傾げる方も多いと思うので第一話にしております、ご了承下さい。
さて、このカッコウの許嫁、私の中では2022年春にアニメ化された作品の中ではあまり評価が高くないんですよね、何故か(汗)
引用 吉川美希 カッコウの許嫁製作委員会/講談社
ハーレム展開が嫌なのか、男性主人公である海野凪に魅力を感じないのか、あるいは各ヒロインに魅力を感じないのか、そもそもストーリーラインが気に食わないのか。
気に食わないのだとしたら、その理由がなんなんのかがようわからんのですが、理由がわからんのがモヤモヤに拍車をかけており、引っかかりを覚えて漫画を読んだ後で一応アニメも見てみるか、という感じです。
自身の好み的には、同じラブコメ路線であれば『可愛いだけじゃない式守さん』の方が好みなんですよね。
売り上げ的にはカッコウの許嫁の方が売れているはずですし、作者の吉河美希さんの方が真木蛍五さんより売り上げ的にも売れている(講談社史上最速で10刷り達成した作品)ときているのですから、普通なら期待大、と言う方が大半のはず。
……ですが、このブログの名前は『マニアックステーション』
情報を扱っている私自身が、メジャーな作品より、ちょいと渋めの作品の方が、マニアック的なものの方が好み、という傾向があるんでしょうね。
【お前、スパイファミリーのレビューしているやろ】という突っ込みは―うん、アレは面白いから例外(オイ)
ABEMA TVのコメント欄を見ていると―うん、初見さんからは私と同じ突っ込みをしている方が多かった(汗)
海野凪の声優さんが石川界人氏であることを紹介した記事ですが、このように書いているんですよね。
かなり長くなってしまいますが、当時の記事をそのまま切り抜きましょうか。
【今時こんなガリ勉いない? いえいえ、中にはいるでしょうし勉強に邁進する高校生、素晴らしいじゃないですか。
これほど天然な振る舞いをする奴、いない? 鈍感な人とというのは探せばリアルにいるものですよ。
ガリ勉なのに喧嘩強いなんておかしい?! うーむ、でも文武両道な人は現実にいますからね。
じゃあお前、何に突っ込みたいんだよ、と言われるからもしれませんが、もう物語冒頭も冒頭、第一コマ目から突っ込みたいんです私は!
『生まれましたよ かわいい女の子です!』
看護婦さんなのか、お医者さんなのかはわかりませんが、出産直後のお母さんにちゃんと言ってるんですよ!
出産はものすごく大変なものなので、声が聞き取れなかった?
うーん、まぁ、可能性は無きにしもあらず、というところでしょうか。海野家の母親である海野 奈美恵のこの表情からすると、聞き取る余裕なんてなくてもしょうがない。
だから、奈美恵さんが『取り違え子』に気付けなかったのは、しょうがないとしましょう。
同様の状況にあったと仮定し、天野家の母親も、『取り違え子』に気付けなかったとしましょう。
でもですよ、普通、出産には家族が付き添います。
ましてや天野家の父親であるあの『ホテル王』であれば、実の娘だろうが息子だろうが構わないと想いそうですが―海野洋平氏はヤンキー上がりという設定があるものの、作中ではしっかり子育てしている印象があります。
洋平氏が、奈美恵さんの出産に付き添わない、とは思えないんですよ……つまり、奈美恵さんが『取り違え子』に気付けなかったとしても、洋平氏の立場であれば『アレ? 俺等の子どもは男の子じゃなくて女の子じゃなかったか?』と気付きそうなものです。
さらに突っ込むなら、病院で『取り違え子』が発生するのはほぼほぼ同性間であり、性別を間違えることは、日本国内ではまず起こりようがないんですよね。
ウィキペディア調べてみたら、性別を間違えて取り違えた例は、タイでの例が取り上げられているため、日本国内では無い可能性があります。
つまり―リアルで考えるなら一コマ目から成立しないじゃねえかこの漫画!】
はい、アニメで言うと、冒頭一分でリアルでは成立しない可能性が(オイ)
ABEMAのコメント見てみたら、私と同じ感想をもっていた人が結構いました。
『男女で子どもを取り違える訳がない』
『男女で間違いはさすがにない』
『男女さえ取り違えるいい加減な病院ってことでいい?』
……ああ、私だけじゃなかったのね、初っ端っから突っ込みたかったのは(汗)
『漫画だからとりあえずいいよ、無視しないと話始まらないでしょ』という感じで無視できないと、この作品は多分楽しく読めないんだろうなぁ。ただでさえ一人の男を三人のカワイイ女の子が取り合うというハーレムものなので、読み手を選びそうですからね。
……無視できているつもりだったんですけど、こうやって初っ端から書いていたということは、私自身、無視出来ていなかったんでしょうね(汗)
その証拠に、カッコウの許嫁、一週間前からアニメの第一話が始まっていたことに気付いていませんでしたし(汗)
前評判からすると、スパイファミリーに並んで期待大の作品らしいんですが、個人的にはパリピ孔明、式守さん、スパイファミリーの三つが面白いと読み比べて感じていたので(前者三つと比べると、トモダチゲームと阿波連さんは、オモロイと思ってますが知るのがちょっと遅かったので感想が間に合わなかった)
あと意外だったのが、天野エリカ、瀬川ひろ、海野幸のメインのヒロインの三人で、ABEMAのコメント欄で一番人気のように思えたのが、妹の海野幸でした。
引用 吉川美希 カッコウの許嫁製作委員会/講談社
『妹がカワイイ』
『妹が一番エエ』
『妹が無防備!』
等々、海野幸が登場して、兄である海野凪に『お兄ちゃん、いなくなったら嫌だよ』という所で、視聴者さんの妹さんに対するパワーが炸裂していました(笑)
ただ、私はこのアニメ、『カッコウの許嫁』を、楽しく視聴方法を見出すことに成功致しました。
それは、ノリ突っ込み視聴っ(WHY?)
先程のように、どうしてそんなことが発生するのか、本当なら有り得ねえだろ、と突っ込みながらカッコウの許嫁を視聴するのです。
それはアニメの視聴方法として正しいのか? と突っ込まれたら、うん、絶対正しくないけど、これはれで視聴方法としてアリじゃありませんか?(首を傾げる)
シンエイ動画/synergyspが随分力入れてアニメーション頑張ってくれてますが、今期のアニメはどれも作画力入っているなぁ、と感じる力作が多いですね。
あ、あと第一話では海野凪役の石川界人氏の絶叫がスゴイ頑張ってました(笑)
天野エリカ『この揉んでる部分の動画をー 目黒川学園のメールフォームに送信してー』
海野凪『いやぁめろぉぉぉぉっ! そんなことしたら学校から親に連絡が行って俺の精神面の心配をされた挙句本当の両親にも相談され責任を感じられてしまった結果俺の身柄を無理矢理引き取られかねんだろうがぁぁぁ!』
引用 吉川美希 カッコウの許嫁製作委員会/講談社
いやぁ、石川氏、このセリフを叫んだあとはーはーと息を荒げているんですか、ナチュラルで息を乱しているのでは思う程のノーブレスシャウトで凄かった(汗) 流石声優さん。
後は、そう、瀬川ひろの声優さんが東山奈央さんなんですが、こういうぶりっ子っぽい声質でくるとは。
それとも、凪と二人きりとか、公衆の面前ではない時は声質を変えるんですかね? なんか、個人的にはイメージと違ったので、最初『えっ? この声で瀬川ひろ?』と思ってしまったので……
明日、明後日には第二話(第二羽)の配信がABEMAであるはずなので、今日はこの辺りで失礼しますm(_ _)m