『SPY×FAMILY』スパイファミリーアニメ第四話 名門校面接試験 視聴後の感想 ネタバレあり

SPY×FAMILY

エルルルルェガンンンンンンンヌャスッ!

エレガント、ベリーベリーエレガントぉッ!

寮長ヘンリー・ヘンダーソン先生を山路和弘さんが演じてくれてマジで良かった、ベリーエレガントッ!

引用 遠藤達哉 SPY×FAMILY製作委員会/集英社

いや、見所は一杯あったんですがヘンリー・ヘンダーソンを演じる山路和弘さんの演技で腹七分目くらいまでいきましたね、『SPY×FAMILY』スパイファミリーアニメ第四話(そんなに?)

いや、一週間前から待ち望んでいた甲斐があったという出来具合。

GW中でテンション上がりっぱなしというのもあるんでしょうが、それを差し引いても楽しめた第四話でしたよ♪

最初の見せ場は―うん、やっぱりヘンリー・ヘンダーソン先生でしょ♪

『今年の受験生は質が低いな エレガンスに欠ける者ばかりだ』

『その粗野な足取りで名門イーデンの地を踏まれるだけで不愉快だよ』

うん、ここまではいい、ここまでは。

『エレガンスが伝統を作る』

うん、まぁそういう側面もあるよね。

『エレガンスこそが人の世を楽園たらしめる』

……はい? 原作読んでても思うけど、このおじいちゃん、時々頭のネジが飛んでいる時あるよね。

『ほう……少しはエレガンス力がありそうなのもいるな』

え、エレガンス力? ど、どういう力なのでしょうか?

ヘンダーソン先生に対する突っ込みは一時休止。

黄昏が相手の望む理想の人物として振舞うべく、初代学長の像に敬礼しているのに対し、ヨルさん

『この方がどんな方かとんと存じあげませんが とりあえずロイドさんの真似をしておけば大丈夫ですよね』

早見沙織さんの声、本当に思ったことをそのまま口にしているかのような演技で、ロイドの真似をしている『だけ』というのが伝わってくる。

引用 遠藤達哉 SPY×FAMILY製作委員会/集英社

『はげちゃびん』

……アーニャについてはノーコメント(笑)

そしてこれを見たヘンダーソン先生、ベリーエレガントと絶賛するものの、アーニャの筆記試験のテスト点数が及第ギリギリの31点かつ汚い答案だったため、

引用 遠藤達哉 SPY×FAMILY製作委員会/集英社

『ノットエレガント! 字も汚ぇっ!』

山路さん、声音を巧みに使い分け、視聴者の腹筋を破壊しにきております(笑)

まぁ、鼻くそほじりたいと主張する娘さんだからなぁ、アーニャ(笑)

エレガンスからは程遠い娘さんだし(笑)

チョイ役で出てきた、単位のためにわざとドブにはまっていた生徒の声優さんは佐藤はなさんでしたが、矢島晶子さんか小林由美子さんが担当しているかと一瞬思ってしまった(汗)

クレヨンしんちゃんだ、と思ったのは私だけ?

ドブに塗れて生徒を助けたロイドに失望するヘンダーソン先生でしたが、

『こんなこともあろうかと着替え一式持参しておいて良かったですね』

引用 遠藤達哉 SPY×FAMILY製作委員会/集英社

『こんなこともあろうかと思わんでしょ普通……!』

おじいちゃん、ヘンダーソンおじいちゃん、素に戻っていらっしゃいますよ(笑)

『あまつさえ生徒へのフォロー! スマート、スマート&エレガントぉ おのれ小癪なロイド・フォージャー!』

ヘンダーソン先生に、お子さんの試験ですよとたしなめる者がいるものの、

『うるさいっ! 子は親を見て育つ そうだ30点の子の親は30点のはずなのだ! 化けの皮はいでくれる!』

BGMがコミカルなものになっていることもあって、もう腹がよじれそう(笑)

飼育舎から動物が逃げ出したハプニングでは、ヨルさんが本領を発揮して、秘孔を突きます(笑)

BGMが戦闘音になっているのも余計に滑稽に見える上、ロイドとアーニャが無我の境地みたいな顔というか、正直に言うとドン引きしているお顔になっているのが爆笑もの。

引用 遠藤達哉 SPY×FAMILY製作委員会/集英社

本日のヘンリー・ヘンダーソン先生の見せ場その一

エ、エ、エレ、エレレ、エルルルルェガンンンンンンンヌャスッ!

引用 遠藤達哉 SPY×FAMILY製作委員会/集英社

そして動物の暴動を抑えたものの、衣服が破れ、汚れてしまったフォージャー家に対し、面接の開始時間を遅らせるので、身形を整えてから会場にくるよう、格別の配慮をしてくれるヘンダーソン先生に対し、

『こんなこともあろうかともう一着備えてありますので』

『なんかもうエレガントっていうか 怖いこの人たち!』

もうここまできちゃうとヘンダーソン先生に同情しちゃう(笑)

そしていざ、面接試験!

黄昏らしく、各先生の情報、担当教科や性格、ロイドなりにどう受け答えをすればいいかなどの情報を内心で呟いていますが、イーデン校の面接を受けた理由を、デズモンドに近付くために入試を受けているのに、先生方のレベルの高さに尽きる、と言ってますがこれを見たABEMA TVのコメント欄が面白かった(笑)

【ちちうそつき】

【ちち、すごいうそつき】

【圧倒的嘘つき】

【エレガントなウソ】

ってABEMA TVのコメント欄で溢れかえっていましたね(笑)

あと、ヘンダーソン先生の性格・エレガントって(笑)

原作でも性格・エレガントってなっているけど、エレガントって性格になるのか(笑)

引用 遠藤達哉 SPY×FAMILY製作委員会/集英社

後は、いい味出しているのがいや~らしい性格をネチッこい声で表現しているマードック・スワン。声優は浦山迅さんでしたね。

見ている、聞いているだけで人をムッとさせるあの演技、今回だけしかマードックが出てこないのを考えるとちょっともったいない気もします……魔弾のビル君のように再登場する、なんてことはないよね(笑)

『うっそ 飯作らない嫁とか存在するの? 娘の前に自分に厳しくした方がいいよ』

とか、うーん、中々にクソ野郎。

アーニャはテレパスで、マードックからロイド、ヨルも嫌われていることを知ると、何とかしようと奮闘。

途中、学校に入ったら何がしたい、と質問をされた際、答えに詰まってロイドをテレパスすると、デズモンドの計画の全容を暴き出す、という思考を読み取ってしまい、

『そしきのボスのひみつをあばきたいです』

組織のボス=校長先生と解釈してくれたウォルター・エバンス先生がいなければこの時点でアウトだったかも、面接試験(汗)

でも、校長のようになるためにはどうすればいいと思う、というヘンダーソン先生の質問には、

アーニャ『からだひとつでじゃんぐるをいきぬいたり しととなりあわせのてすとをくりかえしてせいしんをきたえます』

ロイドの心の声『それは昨日スパイアニメで主人公がやってた特訓な』

引用 遠藤達哉 SPY×FAMILY製作委員会/集英社

ヘンダーソン先生の心の声『な、なんという覚悟! このお嬢さんを少々見くびっていたようだ!』

もうアーニャもロイドも、ヘンダーソン先生も私を笑い殺しにきている、もう腹筋がヤバい(笑)

ここから両親に点数をつけるとしたら、という質問に、アーニャが

『100点まんてんです ちちもははもおもしろくてだいすきです ずっといっしょがいいです』

と言うのに対し、マードックが今のママと前のママどっちが高得点などという、とんでもない質問を繰り出すものですから―

あー、でもここまでひどくはなくても、ヒドイ会社の圧迫面接でならこういう質問皆無ではないから、普通はこんなのないよ、とも言い切れないのが苦しいなぁ(汗)

今の就職面接、どうなっているんですかね? 圧迫面接、まだあるのかな?

泣いてしまったアーニャを見て、ヨルもロイドも堪忍袋の緒が切れてしまい―ロイドが蚊を叩いた、という形で机を粉砕。

引用 遠藤達哉 SPY×FAMILY製作委員会/集英社

『子どもの気持ちを軽んじるのが貴校の教育理念なのでしたら 選ぶ学校を間違えました』

ちち、よく言った!

そして、

『ただただ権力にへつらうだけのワシに教育者たる資格なし』

『我が校を侮辱したのはどっちだ』と呟き、エレガント鉄拳をマードックに見舞ったヘンダーソン先生にABEMAのコメント欄では喝采を叫んでいましたね。

引用 遠藤達哉 SPY×FAMILY製作委員会/集英社

私も胸がスッとしました(笑)

でも、もし『SPY×FAMILY』スパイファミリーが海外でも放送された時、このヘンダーソン先生の鉄拳制裁やロイドの机粉砕は、ウィル・スミスの件で騒がれたアメリカではどう受け止められるのかちょいと気になりますね。

マードックけしからん、となるのか、暴力はダメだ、ヘンダーソンとロイドは何をしている、となるのか、そもそもこのシーンをカットする可能性もあるよなぁ。

最後に、家に飾っていた家族写真が『落ちる』とか言う、スゴイ不吉な現象を起こし、『試験の成否はいかに』とかナレーションが入るんだから、徹頭徹尾コメディとして構成しとるんだよなぁ、遠藤達哉先生。

さて、エレガンス成分(謎)を存分に補充しましたので、本日はこの辺で。

引用 遠藤直哉/集英社

エルルルルェガンンンンンンンヌャスッ

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