『SPY×FAMILY』スパイファミリーの声優は誰が担当するのかを予想する第二段！
今回は母親役であるヨル・フォージャー（旧姓、ヨル・ブライア）を誰が演じるのかを予想します。
引用 遠藤達哉/集英社
ヨル・フォージャーの声優に必要な要素
母親役のヨル・フォージャーは市役所で事務員を務める女性―というのは、どこぞの悪魔ではありませんが、世を忍ぶ仮の姿に過ぎません。
まことの彼女の顔は、東国（オスタニア）に古くから存在するとされる暗殺組織『ガーデン』に所属する、『いばら姫』というコードネームを持つ凄腕の殺し屋。
引用 遠藤達哉/集英社
美人でスタイルがよく、とてもではありませんがそのような裏の顔を持つとは思えない外見でして―モデルでもやってそうなスタイルですし、顔立ちも非情に、いえ非常に整っています。
では、内面は、と問われると―
パッと思い浮かぶのは、ヨル・フォージャーはかなりの天然さんでであることでしょうか。
実の弟であるユーリ・ブライアには第二話で電話越しに、
『姉さん、変わってるから心配なんだよ』と言われてます。（第二話の時点では、弟のユーリ・ブライアが重度の、いや重度という言葉では足りないでしょうか。あれは本当に極度のシスコンであると断言しなければいけないでしょうから）
引用 遠藤達哉/集英社
何しろ偽装家族を演じることになった際、イーデン校の模擬面接としてロイドが発した質問、『お母さまの教育方針は？』に対するヨルの返答がすこぶるふるっています。
『え？ え？ えっと…先手必勝…？』
そりゃロイドじゃなくても『ダメだ こんなんで面接通るわけない 入学は諦めよう』と匙を投げたくもなります（笑）
また、MISSION７では、色々すったもんだあった後、普通の母親らしくふるまうことはできなくても私にできることを精一杯がんばろう、と気を取り直したまでは良いのですが、その後にアーニャと共に行ったのが正拳突きの練習、というとこまでは、まぁアーニャの運動、もしくは護身術の一環と考えると悪くは無いのですが、この光景を見たロイドの『何してるの？』という問いに、『入学準備です！』気合を迸らせるような回答をされたヨルさんは……うん、天然とか、変わっていると評されるのはしょうがないかと思います（汗）
引用 遠藤達哉/集英社
さらには、MISSION２でロイドがとある密輸組織に追われたエピソードがあったのですが、組織の一員が車でロイドとヨルが乗る車両に体当たりしてくるのですが、これに困惑するヨルに、精神科医という表向きの役職（スーツ姿なのに組織との戦闘で出血までしているのに何も気付けないのが天然というか何と言うか）のロイドがした言い訳が―
『患者（クライアント）のヒステリーが治まっていなかったようで』
おい、ロイド、いくら何でも無理があるだろその言い訳（笑）
と、私は紙面を読みながら思ったものですが、
『大変なのですね、お医者さまは』
当のヨルはこの台詞を発し、コンビニで読んでいた私は思わず変な声を出してしまいました（遠い目）
まぁこの他の天然エピソードは 『SPY×FAMILY』スパイファミリーを読んで頂くとして、家事は、食器洗い（いくつかのMISSIONで皿洗いをしている描写有り）、掃除（殺しの後始末をするため、掃除のみは出来るのか、『私 家事はお片づけしかできませんもの…』という発言があります。
そしてこの発言からわかる通り、片づけ以外は出来ない模様で、まぁ食器洗いは片づけの中に入ってもおかしくないかなと思いますし（血で汚れた壁とかを掃除する、と考えれば汚れを落とす、というのは、片づけに入ってもおかしくない？）洗濯はどうなのという疑問はありますが、
うん、どう考えても料理はお片づけのカテゴリーには入らないよね……
はっ！ まさか、生命をこの世から片づけるための、あのような邪法めいたスキルがヨル・フォージャーには備わっているのか？！
と、このような妄想が出来てしまうくらいには、ヨルの料理のスキルは特殊と言っても良いレベルで、壊滅的という言葉ですら足りないかと個人的には思えまして……そう、アレは召還魔法という言葉が適切なように思えます！
だってコレ、見て下さいよ！
引用 遠藤達哉/集英社
コレ、料理じゃないでしょ（笑） これは料理の皮を被った召還魔法ですよ、絶対（笑）
まぁ料理についてはこの画像を見ただけで想像を絶するレベル―いえ、間違いました。今回に関しては、創造を絶する、という漢字の方が正しい気がします（汗）
だって、コレですから。
引用 遠藤達哉/集英社
異界から召還されてなければ『オ゛ァ゛ァ゛ァ゛…』なんて音、でないでしょう（笑）
創造を絶するレベルにヨルが到達していることが、この記事を読んでいる貴方にも伝わったと思うので、この件についてはこのくらいにしておきましょう。
『SPY×FAMILY』スパイファミリーの宣伝というか布教というか、とにかくPRしているつもりが、ヨルの料理に関しては、伝えようとすればするほど、『SPY×FAMILY』スパイファミリーの広告にならないような気がしてしまうので（汗）
と、まぁスゴイ個性を持っているのがこのフォージャー家で母親役を担っているのがヨル・フォージャーとなります。
彼女はこれだけでも随分とアクの強い個性を持っている人物なのですが、他にも職業柄もの凄く強いですし（凄腕スパイのロイドより多分強い）、酒癖が悪くすぐ酔っぱらう、という個性もありながら、ロイドを異性として意識している描写もありますし（本人達は顎をコブが出来るくらいの衝撃で蹴った、蹴られたと認識しているので、色恋要素は絶対に無いと思っているでしょうが）、アーニャがタチの悪いチンピラにいたずらされそうになった際には、『私はその子の母親ですッ！』とチンピラどもを一喝していますし、MISSION２０ではその強さを存分に発揮しつつ、ピンチに陥っていたアーニャをハグしたりと、しっかり母親をしているとも思えるので、中々一言では言い表せないキャラクターとなっています。
そんなヨル・フォージャーの声に求められる要素としては、
① 天然であるが基本的に優しい
② 殺し屋であり、標的には容赦無い
③ 罪の無い人は傷付けない
と、このあたりでしょうか。
天然でありながら殺し屋のような冷酷な声も出せる、それでいてあのヨルのスタイル抜群で可愛らしい容姿に似合った声である必要がある訳なのですが、賭ケグルイで蛇喰夢子を見事なぶっ壊れっぷりを演じた早見沙織さん、ブギーポップは笑わないシリーズで水乃星透子役の、得体の知れない、しかし透明感のある役を全うした花澤香菜さん、という意見もなるほど、と思いました。
個人的には、FGOでマシュ・キリエライト役をやっている高橋李依さんはどうだろうか、と予想しております。
最近売れているのもありますが、ヨルのあの天然なところも真面目な所も高橋さんの声にはフィットするように思えるのです。
殺し屋の冷徹な所は演じきれるのか、という点は少々疑問なのですが、『SPY×FAMILY』スパイファミリーはとにかくギャップを与えるコメディドラマですので、ロイド役で冷たい雰囲気を出せる声優さんは当然据えていくるでしょうから、あえて冷たさや冷酷さをあまり感じさせない人をセレクトするのもありなのではと思い、私は高橋さんを予想させて頂きます。
正直言うと、可能性は早見さんや花澤さんの方が高いと思うんですが（汗）
厳密に『殺し屋』『天然』を演じ分けるのなら、悠木碧さんかなと思っています。ブギーポップのような正体不明系の役から、ブラック・ブレットのカワイイ殺人鬼、蛭子小比奈、FGOでも明るく元気な沖田総司役に加えて、子どもボイスにお姉さんボイス、大蛇神の分け御霊と一人何役あるんやと突っ込みたい伊吹童子も演じ分けているので、悠木碧さんという線もアリかなと予想しています。
追伸
12月18日に、 『SPY×FAMILY』スパイファミリー の続報が入り、ヨル役は早見沙織さんが担当、なおアニメは2022年4月から分割2クールで放送されると発表されました。
うーむ、やはり早見さんでしたか。妥当と言える配役ですなぁ、期待しております！
