本日は『SPY×FAMILY』スパイファミリーの第七巻で初登場した、生活指導員のグリーン先生についての情報をまとめていきたいと思います。
引用 遠藤達哉/集英社
生活指導員(カストス)グリーン先生の情報をまとめる前に、久々に『SPY×FAMILY』スパイファミリー全体の売り上げやら刊行状況やらをまとめてみましょう。
久々に『SPY×FAMILY』スパイファミリーを読み返しているのですが、やっぱりテンポが良いのと、コメディだから良い意味で深く考えずにサクサク読めるのが良いですな。
新刊である『SPY×FAMILY』スパイファミリーの第八巻は順調に売れているようで、11月1日時点での累計発行部数は1250万部を突破しているオバケぶり。しかもこの数値、11月1日のものですので、8巻の分はまだカウントされていません。8巻の発売日は11月4日ですしね。
引用 遠藤達哉/集英社
つまり、一冊当たりおよそ178万部以上売れている計算に……アニメ化で色々とグッズ化も進んでいる模様。
クリアファイル、缶バッジセット、キーホルダー、トートバッグ、ミニボトル、フィギュア……他にも色々と追加されそうですしね。
アニメイトではアニメ化を祝して、11月27日から12月14日までキャンペーンを行う模様。この期間中にですね、『SPY×FAMILY』スパイファミリーの書籍や関連したグッズを1100円ごとに購入してくれると、クリアしおりをランダムで一つプレゼントされるようです。クリアしおりは、ロイドにヨル、アーニャのもので全3種。
話数の方は56話まで進み、豪華客船での殺し屋との騒動も一段落、親子水入らずで遊ぶ話となっておりますので、まだ見ていない方は是非。今回の豪華客船の騒動は、今後、西国(ウェスタリス)の情報局と、『ガーデン関係の絡みが出てくるための伏線にもなり得るかな、とは思っていますが、はてさてどうなるやら。
それではそろそろ話題を生活指導員(カストス)グリーン先生に戻しましょうか。
作中で出ているグリーン先生の情報はそれほど多くはありません。2021年の11月現在、第七巻のMISSION39にのみ彼が登場しているためであり、今後の再登場が待たれます。
引用 遠藤達哉/集英社
左目に眼帯をしていること、元海兵隊の腕っこきと自ら称していることから、西国(ウェスタリス)との戦争で左目を負傷したのではないかと推測されます。
顔の中心に真一文字の切り傷があり、顎の辺りにも動物の爪に引き裂かれたかのような形状の三つの傷が存在します。
あとは、髪の毛が薄い、という訳ではないんですが、そう、髪の量が全体的に少ないような髪形をしています。どういう名称の髪形になるんでしょうね、コレ。
ダミアン君が寝坊したために、罰として寮母(メイトロン)の手伝いをヘンリー・ヘンダーソン先生ですが、ダミアン君を一人にしておけないユーイン君とエミール君に根負けする形で、二人にも罰を命じた後、ダミアン君の顔を見て何か思う所があったのでしょう、三人に生活指導員グリーン先生との野外学習を命じることで、グリーン先生の出番が出てきます。
川をダミアン君、ユーイン君、エミール君の三人と共に下っておりましたが、グリーン先生の漕ぎっぷりが半端じゃなかったのでしょう、ダミアン君が川に投げ出された上に、この川が激流だと勘違いしたユーイン君、エミール君が川に飛び込んでダミアン君を救助―出来ずに一緒に溺れるというコントが発生。
引用 遠藤達哉/集英社
せめてダミアン君だけでも助けようとする二人の友情は尊いのですが、そこに割って入るグリーン先生の声。
『盛り上がってるとこすまんが 足つくし流れも全然速くないぞ』
三人そろって赤面するのは中々にカワイイシーンでした(笑)
川に落ちた三人の衣服を乾かすのと、身体を暖めるために火を熾すグリーン先生ですが、きりもみ方式で火を熾したのか、杉の枝の川でも削って作ったのか、火口らしきものに熾った火に息を吹きかけるシーンがありますが―私、これ見てスゲェと思いました。
いや、きりもみ方式で火を熾すの、スゴイ大変なんですよ。二十年以上前にやってみたんですが、棒だけ使うのは全然、煙すらおこせませんでしたし、弓切り式の火熾し棒などに代表される文明の知恵を使って、30分以上かけてやっと、火が熾りましたからね。
グリーン先生、生活指導員の役職は伊達ではないな、と一読した時点で思いましたね。
さらには糸や網を渡して、実地で原始的な釣りを学ばせるとは、教師の鑑!
これらの学習を通して、ダミアン君の取り巻きであるユーイン君とエミール君に、ダミアン君の弱点である、ミミズ大嫌いということが判明し、おちょくられます(笑) ミミズを枝を括りつけてからかう二人、普通に邪悪な笑顔をしています(爆) とてもダミアン君の取り巻きとは思えないこの笑顔! グリーン先生も微妙な表情していますし、そりゃダミアン君が二人に鉄拳制裁してタンコブこさえてもしょうがないですね(笑)
道具を貸し与えられたとはいえ、それは針や糸というもののみであり、釣り竿を作る所からと考えるとこれはもう実地のキャンプみたいなもので、イーデン校の生活指導とはこういうこともやるのでしょうね。
三人共仲良く自分たちで釣った魚を焼いて食べる様はキャンプの醍醐味を感じさせます―私もキャンプ行って、焼き魚食べたい(涙)
それにしてもグリーン先生、衣服が乾いた後は湖に向かってお散歩している最中に、三人が将来何になりたいかという話題になった際、ダミアン君が政治家志望だと知ると
『何かを目標に頑張れるのは素晴らしいことだ』とゴツイ容姿に似合わぬ素晴らしい発言。
ユーイン君の宇宙飛行士という発言に『そうか! かっこいいな!』と肯定したのはもちろん、エミール君が『オレは オレは……特にないです』と言った際にも、
『そうか ないか! それも結構!』
と相手を全否定せずに肯定するコミュニケーションをとるのは、教師なんだなぁと強く感じましたね。
ちなみにエミール君、その後で考え直したらしく。
『あっ やっぱお菓子をたくさん食べて暮らしたいです!』
と実に子どもらしい希望を伝えると、ここでもグリーン先生、エミール君を否定しません。
『すばらしい! 何だその夢! では真剣に考えねばな どうしたらその環境が作れるか どうしたらたくさん食べても健康を維持できるか!』と具体的なアドバイスまで送っています。
まだこのMISSION39でしかグリーン先生は登場していないんですが、かなうなら再登場して欲しい先生ですね。
引用 遠藤達哉/集英社
そんなグリーン先生の声優には誰が適任なのか。まだたった一回の登場なのでその人間性が全て出ている訳ではないでしょうが、基本的に、子どもに対してはおおらかな人格なのではないかと推察されること、そして軍人上がりであることがわかっております。
以上の二点を踏まえた上で、私は大塚明夫さんを推させて頂きます。
一回しか登場しない教師役に大塚明夫さんだなんて贅沢過ぎる、予算を考えているのかという意見も出てきそうですが、
予想の段階で予算なんて知るか、ですね(爆)
頭の中でウンウン考えてキャストを考えるのが一番楽しいのに、予算なんてつまらなん現世の縛りに想像まで縛られてたまるか(笑)
TYPEーMOONの作品が好きな、というよりは菌糸類のストーリーが好きな私のイメージとしては、大塚明夫さん=イスカンダルというイメージがありますが、ルパン三世の次元大介役を小林清志さんの後任となっており、今後ともますます活躍の幅が広がっていくでしょうが、あの大らかというよりは、豪放磊落な声がグリーン先生には合うのではないかと思うんですよね。
それにしても、『SPY×FAMILY』スパイファミリーのロイド以外のキャストが判明するのはいつ頃になるんでしょうね? あと、放映日の決定も……はよしてくれぇぇ!
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