怪獣8号の主人公は誰か、と問われればそれは間違いなく日比野カフカなのでしょうが、それでは怪獣8号のヒロインは誰? と問われると意見が分かれるかもしれません。
本日は怪獣8号の作者である松本直也さんが一巻のオマケイラストで『ヒロインの一人』と明言している、亜白ミナについて情報をまとめていこうと思います。
亜白ミナ(あしろみな)。27歳、誕生日は6月17日。
身長は169センチと一巻のオマケには書かれています。
引用 松本直也/集英社
カフカが32歳ですから、年の差は5歳なんですが……そう考えると、カフカと亜白ミナが例の約束をした段階では、結構な年齢差があったはずなんですが、カフカが小学六年生だったとして、その時ミナは小学一年生……
ご近所さん同士で、親御さん達の付き合いがあったんでしょうかね? 一巻第二話の回想で、それっぽい描写がありますからね。
好きなものはネコ科動物全般らしく、伐虎(ばっこ)と呼ぶ虎を飼育している模様。
こう書いていると、ハッ?、それ本当? と書いている自分でも疑問に思いましたが、本当に、でっかい虎を飼育しており、さらには怪獣討伐の際にはこの伐虎(ばっこ)を随伴させて、その背に乗ったり、あるいは亜白ミナが扱う大型の銃器を支える移動砲台のような役割を担わせる、など……
引用 松本直也/集英社
ん、こうして書いていると、亜白ミナには動物に対する何かしらの特殊能力でもあるのか、と疑いたくなりますが、そんな記述はどこにもありません(汗)
防衛隊のスーツが無ければ、戦闘能力的には、軍事訓練を受けた成人女性のはずなので、虎にじゃれ合われたりでもして、甘噛みでもされたらそれだけで大怪我なのでは、と思ってしまうんですが……
ん、怪獣が存在する現代日本って設定なんだから、そういうとこまでリアリティ求めてたらダメだよね(オイ)
子どもの頃はミイコ(一巻ではミィコになってる。どっちが正しいんだろう?)という三毛猫を飼っていたので、猫類全般が好き、というのは幼少期からのようですね。
ちなみにこのミイコの存在は、亜白ミナが防衛隊員を目指すきっかけになっており、日比野カフカと防衛隊員を目指すという約束をした理由の一つでもあります。
引用 松本直也/集英社
なお、カフカも五巻の回想で『ミナをこんなに泣かした怪獣を許せねーと思った』と語っており、防衛隊を目指す約束へと繋がっています。
亜白ミナが猫類全般を好むことは前述しましたが、他に好みのものは、甘いもの、お風呂。
亜白ミナのお風呂の入浴シーンは作中でもありますが、スルメや甘いものを食しているシーンは、まだ無かったはず……
ただ、2巻のオマケでは、たこ足の干物を口にしながらPCで作業をしている亜白ミナのイラストがありますね。
あ、入浴シーンを見たい方は一巻を購入する、あるいはジャンプ+をどうぞ。
と言っても、第二話の冒頭数コマしかありませんけどね(汗)
なお、防衛隊のスーツのデザインは、亜白ミナのデザインと同時に考えたため、基本的に彼女に似合うようデザインされている、と著者の松本直也さんが一巻で述べております。
さて、防衛隊、と言えば亜白ミナは防衛隊では第三部隊の部隊長を務めています。
防衛隊のスーツには、その力をどれだけ使いこなせているか、という目安を表すために解放戦力という数値がありますが、亜白ミナの解放戦力は96%。
96%! 主人公の日比野カフカはどれだけ気張っても当初は0%だったのに(笑)
引用 松本直也/集英社
ちなみに96%という数値は、現在解放戦力が数値化されている隊員の中では二番目に高い数値(一番高いのは一番隊の隊長である鳴海弦で、解放戦力は98%)
大型の銃器を用いての長距離射撃、というか爆撃じみた砲撃を彼女は得意としており、討伐演習ランキングの遠距離射撃部門でもナンバー1のタイトルを保持していると思しき発言が、第七巻で第三部隊の保科副隊長が、第一部隊の隊長の鳴海弦相手にされています。
二人が発言している状況が、めっちゃ小物というか、呆れると言うか(笑)
話を亜白ミナに戻しますが、狙撃武器の解放戦力は非常に高いのですが、逆に刃物とか近接系の武器を不得手としており、本人曰く『包丁も握りたくない』と言う程(笑)
作中でも第三部隊の保科副隊長が『小型から中型にかけては僕の方に分があるかな』とも言っており、第四巻では亜白ミナ自身が、保科副隊長の回想で『私は君と逆で刃物が全くダメだ』とも。
引用 松本直也/集英社
その容姿から防衛隊の広告塔代わりに駆り出されることもあるのか、防衛隊の隊員募集の看板に彼女が採用されていたり、新聞の一面を飾ったりとしていることが作中でも確認されていますし、【人気は全隊長の中でもトップクラス】、と作中のテレビでも紹介されています。
そんな亜白ミナですが、日比野カフカとの約束は全く忘れておらず、怪獣討伐の現場でカフカを救助した際、視線を合わせた後は、一巻の入浴シーンでカフカのことを思い出しながら『うそつき』と発言したり、カフカが入隊試験を受けにきたことを知ると、受験者について話していた保科副隊長の話を聞き始めたりと、色々と気にかけている描写はありましたが、カフカが怪獣8号であることが第三部隊の面々に知られてしまった際のやり取りは、中々クルものがあります。
『うん ずっと待ってる』
とは、彼女の本心以外の何者でもないんでしょう。
引用 松本直也/集英社
しかし、カフカが怪獣であったと知ってもこのように発言するのですから、カフカに対する信頼はもちろんですが、ミナの人格も相当に優れているのでしょう。
4巻に該当のシーンがありますので、興味のある方は4巻を、とりあえず見てから購入を判断したい、という方はジャンプ+を見てみると良いでしょう(宣伝宣伝♪)
さて、そんな亜白ミナ、美人で強く、猫類に目が無く、人格でも申し分なし、強いて欠点をあげるなら刃物が苦手≒料理も苦手かも? というくらいでしょうか?
そんな彼女の声優を担当する声は、やはり凛々しい声音の方を監督さんはあてると思うんですよね。
凛々しい声の女性声優、と言われてパッと思いついたのが早見沙織さん。
今は『SPY×FAMILY』スパイファミリーのヨル・フォージャー役で有名なので、凛々しい声? 天然の間違いでは? と疑問符を浮かべる方もいらっしゃるかもしれませんが、FGOをやっている私からすると、アタランテの声がすぐにパッと思い浮かんだので、凛々しい声、適任ではないかと思った次第。
他には、石川由依さんどうでしょう? どうせまたFGO繋がりで今度はモルガンか、と呆れられそうですが、声質は合うでしょう?
私の声優予想は本当に当たりませんが、亜白ミナについてはそこそこ自信ありますよ。
来年の怪獣8号の放送を待ちつつ、亜白ミナの声優として誰がキャストされるか期待して待っています。