『それでも歩は寄せてくる』の角竜タケルの声優は誰?

それでも歩は寄せてくる

本日は山本崇一郎氏の『それでも歩は寄せてくる』の主人公、田中歩の男友達、角竜タケルの声優は誰が演じるのかを予想したいと思います。

もう名前からして猛々しいイメージですが、その名前に劣らず顔も強烈なインパクトを誇ります。

コレです!

引用 山本崇一郎/講談社

どうですか、この面構え! 幼馴染からすら『不良みたいな顔してるのに』とまでディスられる―ゲフンゲフン、いえ、何でもありませーん(棒)

まぁ、三白眼の釣り目で突っ立てたような髪形、髪の色は、漫画のトーンだとわかりづらいのですが、茶か赤系統のような気がします。

初登場は2巻の第20局。紆余曲折の末、歩君がうるしセンパイと二人三脚に挑むことになった際、同じく二人三脚に挑む対戦相手として登場しています。

『あのコンビ、二人三脚がめちゃくちゃ速いんですよ』と歩君が言っており、どのくらい速いのかと思っていたのですが、運動能力が高い歩君と、運動不足気味で、運動全般NGなうるしセンパイで二人三脚に挑むのは、二人三脚が得意な面子に勝つのは無理だろうなーと思っていたのですが―二人三脚の最中は、タケル君が一コマも出てこないくらい、歩君とうるしセンパイの二人三脚は散々な結果になりました(泣)

 タケル君はその外見通りの漢らしい性格と、外見に反して友情に厚く、優しい性格でもあります。

 歩に『将棋部に入ってくれないか』と頼まれ、色々あって(詳しくは後述)将棋部に入ることになりましたが、『乗り気じゃなかったが入部した以上はしっかり活動する! それが男ってもんだ!』と堂々と回答。

引用 山本崇一郎/講談社

実に男らしい回答なんですが、幼馴染の御影桜子が『じゃあもう……一緒に帰れないの……?』と寂しそうに言われると、タケル君、赤面しつつ、歩に『入部しといてすまんが 幽霊部員でもいいか……』と言ってしまいます。

 んー、仕方ないね、惚れた女の子と一緒に帰るのと、ほぼ無理矢理入れられた将棋部での活動では是非も無し(笑)

もっともこのタケル君、何だかんだ言いつつ義理堅いと言うか、『男として』という考え方があるのか、入部初日は行くべきだろうと歩とうるしセンパイのいる将棋部に向かうんですがね(笑)

将棋の腕の方は―どの程度なのか、作中からでは判然としません。

本人曰く『ルール知ってるくらいですよ』とは言うものの、将棋の駒をさした時には、うるしセンパイ曰く『いい音だすなぁ』と言っていますし『へー ちゃんと定跡も知ってるじゃないか』と言っていますので、リップサービスの可能性もありますが、タケル君、多少の将棋の経験はあるのでしょう。

6巻では新入部員かつ、中学時代の剣道部の荒廃である香川凜に

『歩に勝ったらしいがオレに勝てるかな?』と言っており、1巻の頃の初心者の歩よりは強いのかもしれません。

ちなみに香川凜との勝負は、香川凜の勝ちでした(笑)

中学時代は剣道部に所属しており、風林火山の『山』という二つ名を歩が、『火』という二つ名をタケルがと、二人とも相当な腕前だった模様。剣道については、香川凜も『角竜先輩』と呼んでいますので、相当な猛者と推測されます。

どうしてタケルのことを香川凜が『角竜先輩』と呼んでいることが、猛者と判断できるかと言うのは、香川凜の記事を書いた時にもまとめたいと思います。いや、この娘さんもお中々に面白い、野生動物のような習性を持っていますからね(笑)

また、タケル君の面白い特徴は一つあり、それはズバリ催眠術。

と言っても、催眠術を使える、のではありません。

オイオイ、ありません、ってどういうことと思われるかもしれませんが、タケル君の幼馴染である御影桜子が糸で括りつけた五円玉を揺らし始めるとあら不思議、タケル君は桜子ちゃんの言う事を何でも聞いてしまうのです(マジです)

先程、

【歩に『将棋部に入ってくれないか』と頼まれ、色々あって(詳しくは後述)将棋部に入ることになりましたが】と私は書きましたが、その理由がコレです。

歩が将棋部の部員を、うるしセンパイのために確保しようとしていたのを見かねたのか、『歩くん困ってるし入部してあげなよ』と水を向けられ、さらには桜子の催眠術によって入部届を書かされてしまうのです。

引用 山本崇一郎/講談社

 おぉタケル、催眠術で入部してしまうとは情けない(オイ)

ただ、桜子ちゃんは同じ幼馴染である歩にこの催眠術を用いた描写は一切ありませんし、桜子ちゃんが他の人に催眠術を用いているシーンも一切ありません。

対タケル用に特化した催眠術、と言うよりは、原理はわかりませんがタケルが人一倍催眠術にかかりやすい体質である可能性が高いです(爆)

そしてこんな具合に催眠術を使われて良いように使われてしまうこともあるので、幼馴染の桜子のことをどう想っているのかは、二回目に登場した第23局、桜子の催眠術によって強制的に入部させられたこの回からハッキリわかってしまいます。

好きな娘と一緒に帰りたいですもんね、タケル君(笑)

 と言うか、この作品に出てくる男子は、歩といいタケルといい、女子に対する好意がわかりやすい。

 いや、歩はわかりやすいを通り越して、うるしセンパイへの好意が露出している勢いですが、タケルは普通にわかりやすい(笑)

バレンタインの時などは、桜子からチョコを貰いたいがために、チョコが大好きなフリをしていますからね、彼。

第四巻の第49局のエピソードは、是非、是非タケル君に頑張って欲しいと思わせるエピソードですが、詳しくはここでは述べません、頑張れタケルとエールを送りつつ、まだこの作品を呼んでいない方へは購入をPRさせて頂きましょう。

ただ、4巻、5巻、7巻と巻を追うごとに桜子との距離が近くなり、さらには7巻では桜子の―いえいえ、これは角竜タケルについて考察する記事ですので、桜子についてはまた後日情報をまとめるとしましょう。

さて、なんか義理人情に厚い感じの、強面の男子という印象が強い角竜タケルの声優には誰がふさわしいのか。

私は何度も言っている通り、あまり声優には詳しくはないのですが、角竜タケルに関してだけは一発で脳内再生が可能な声優の候補が二名おりました。

候補一 谷山紀章

谷山紀章さんと言うと、進撃の巨人のジャン・キルシュタイン役のイメージが強い方が多いのではないでしょうか。感情をストレートに表すタケルの役は、『俺は調査兵団に入るぞ……』という、あのジャンの、マルコの骨の燃えカスを前にして、苦しみ抜いて台詞を言う声優さんとは、正反対であり適役とは言い難いのでは、と思うかもしれません。

いえいえ、だからこそ、なのです。きっちりキャラの感情を理解し、共感し、その上で感情を振り絞って声を出してくれる声優さんであればこそ、単純明快とまでは言いませんが、比較的シンプルな行動原理を持つ角竜タケルという役を、谷山紀章さんに、ただひたすらシンプルに演じてもらったらどうなるんだろうと思うんですよね。

ただ愚直に元気よく演じるのか、あるいは何かしらの解釈を挟む余地があるのか、是非見てみたいです。

候補二 神奈延年

こちらはもう私の趣味の範囲というか、私が好きなFate枠からですね、ランサーの兄貴(笑)

谷山さんもFate/Grand Orderで森長可として出演しているじゃん、という声もあるかもしれませんが―いや、確かに森さんくらい元気なら谷山さんの声もアリかと思ったのは否定しませんが(オイ)

まぁ、正直に言うと、とにかく元気そうな声、ということでパッと思い浮かんだのが神奈さんであり、そう言えば森長可もやたらうるさかったな、と調べてみたら谷山さんだったという(汗)

 でもどちらもアリだと思うんですが、どうですかね?

追伸

角竜タケルの声優が正式に決定しましたので、情報追加です。角竜タケルの声優は郷田翼さん。

下のリンクで情報をまとめていますのでよろしければどうぞ。

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