今日は『SPY×FAMILY』スパイファミリーのベッキー・ブラックベルの声優を誰が担当するのかについて考察していきたいと思います。
そもそも『SPY×FAMILY』スパイファミリーのベッキー・ブラックベルと言われて、パッと顔が思い浮かぶか否か。
引用 遠藤達哉/集英社
そう、こちらのおさげのお嬢様が、大手軍事企業ブラックベルCEOの娘であります。
現在、七巻まで出ている『SPY×FAMILY』スパイファミリーですが、アーニャの『ともだち』と言ってもいい存在は、このベッキー・ブラックベル嬢だけでしょう。
ダミアン君は『じなん』と言っていますし、『ちち』である黄昏こと、ロイド・フォージャーのために頑張って仲良くしようとしているだけですからね。
実際アーニャは、6巻に掲載されているMISSION36では、ベッキーに『わかるわ アーニャちゃん 好きってなかなか伝えられないものよね』と伝えられた際に、
ちち→すき
はは→すき
ボンド→すき
びーなつ→すき
あにめ→すき
じなん→……
べつに
という、じなんことダミアン君からすれば『チョーシ乗んなよドブスが! ブスブスブぅース!』という発言につながる材料になってしまいます(笑)
さて、話をベッキー・ブラックベル嬢に戻しましょう。
ベッキーにとってもアーニャはクラスで唯一の『ともだち』であるかと思われる描写が六巻のMISSION36に記されています。しかし、クラス外には友達がいるらしく、『あたしの友達が 七組の友達に聞いた話らしいんだけど』と言っているコマが存在します。
まぁ、アーニャと比べたらずっと世渡りが上手そうに見えますからね、ベッキーちゃん。
なかよしこよし、と言っても良い二人なのですが、このベッキーちゃん、アーニャのようなシンプルな性格ではありません。
イーデン校に入ったのは入学『させられた』からであり、
『まぁいいわ 周りに合わせて ニコニコ生きるのも オトナの作法だもんね』
と、実に斜に構えた発言を、お目付け役のマーサさんにしています。
こんな感じの時期は誰にでもあるものかもしれませんが、六歳の子どもが、となるとかなり早熟な気がしますね。
ハッキリ言って、六歳にしては相当にマセテいますね、ベッキーちゃん。
なお、この時にお目付け役のマーサさんは
『物事や他人を 知ったつもりになってはいけません まずそれをやめることが 大人への第一歩ですよ』
と、実に素晴らしい忠告を行っています。
と言うか、マーサさんのこの発言、普通にどこかの偉人が名言として残していてもおかしくなさそうな気がするんですが、ひょっとして何か参考にした名言とかあるんですかね?
図体だけは自分も大人になりましたが、物事や他人を知ったつもりになっていないか、と胸に手を当てて考えると、自分はマーサさんのような立派な大人になれていないなぁと、少しばかりへこんでしまいます。
閑話休題
そういう素晴らしい忠告をくれるマーサさんの発言のかいあってか、ベッキー・ブラックベルちゃんはアーニャの『ともだち』になるのですが―
二巻における二人のファースト・コンタクトは最悪の一歩手前(オイ)
何せ、ベッキーの挨拶をアーニャは無視! 下手をすればイジメに発展してもおかしくないんじゃないという具合に見事に無視っ!
どうしてアーニャがベッキーを無視したのかというと、単純に気に食わなかった―という訳ではもちろんなく、アーニャは相手の心を読むことが出来るので、ベッキーが内心で見下していたことをわかってしまったからですね。
まぁ、あんなふうに思われたら、アーニャが無視したのもわからなくはありません。
普通であればここから仲良くなるにはそれ相応のイベントというか機会が必要であり、それは漫画の世界であっても例外ではありません。
が、その後で、以前ご紹介したダミアン・デズモンド君の悪口に対して、
これです! アーニャのこの笑顔とは言えない笑顔(笑)
THE・人を小バカにする世界選手権とか開催された日にはぶっちぎりの一位獲得を確信してしまうこの笑み(笑)
アーニャ、あんたスゲェよ、人を小バカにする天才や(オイ)
この凄まじい笑みに、ベッキー・ブラックベルは大人の余裕だと感銘を受けてしまうのです(笑)
さらには、アーニャがブチ切れて、『はは』ヨル・フォージャーの鉄拳を炸裂させた際の弁明に、ベッキー大感激。
詳しくは『SPY×FAMILY』スパイファミリーの二巻、MISSION8をどうぞ。
が、アーニャはこの鉄拳事件のせいで、周囲から不良めいた扱いを受けてしまいます。しかも、アーニャは心が読めてしまうので、かなりのプレッシャーを受けてしまうのですが―
ここも素晴らしい友情が見受けられるお話なので、詳しくはMISSION9をどうぞ!
――こうしていると『SPY×FAMILY』スパイファミリーの宣伝をしているのか、と言われそうですが――ええそうです、宣伝です(開き直り)
皆さん、 『SPY×FAMILY』スパイファミリー 買いましょう、そして一刻も早くアニメ化をぉぉぉっ!
引用 遠藤達哉/集英社
最新刊は七巻です、書店でお買い求めありがとうございます(オイ)
かなり話が脱線してしまいましたので、話を戻します。
それからベッキー嬢、年の割にはかなりマセテいます(笑)
これまでの発言からも背伸びしていることはヒシヒシと伝わってくるのですが、恋愛ドラマが好きとか、六歳で有り得んだろとか思うくらいにはマセテおります。
さらには、アーニャがボンドという犬を飼い始めたため、同じくマックスという犬を飼っているダミアン・デズモンド君と接点を作るべく、ボンドも含めた家族写真を持ってきたのですが―
それを見たベッキーちゃん、ロイド・フォージャーを紹介しろと迫るわ、その写真をアーニャからプレゼントされた事にして強奪するわ、さらには図工の授業で、立体物を作れ、お題は動物、とエレガントなヘンリー・ヘンダーソン先生の授業で、ロイド・フォージャーを作り初めてしまうわ、アーニャもエキセントリックですが、ベッキーちゃんも違う方向にぶっ飛んでいる娘さんです(笑)
それとも大富豪の娘さんは皆様このような個性の塊であらせられるのでしょうか(そんな訳はないだろうけど)
ちなみにベッキー・ブラックベルもビーゼルというヨークシャテリアと思しきワンちゃんを飼っております。
引用 遠藤達哉/集英社
さてそろそろ本題に入りましょうか。
そんな年の割にマセタ、軍事企業のお嬢様こと、ベッキー・ブラックベルの声優を誰が担当するのか。
早見沙織さんはどうでしょうか?
いや、早見沙織さんがヨル・フォージャー役なんじゃないの、という意見は結構聞きます。
実際、そちらの線も大いに有り得るのではとも思うのですが、どうせ狙うなら大穴狙いたい(オイ)
しかし、大穴狙うのでもしっかりとした根拠に基づいて予想を立てたい。
では、何故『SPY×FAMILY』スパイファミリーのベッキー・ブラックベルの声優は早見沙織さんを私は推すのか。
ベッキー・ブラックベルの特徴は先程もあげましたが、軍事企業のお嬢様、年の割にませている、の二点。
早見沙織さんは、年こそ違えど、『年の割にませている』『お嬢様』という役柄を以前にも演じています。
終わりのセラフの柊シノアです。
『童貞は悪ですよ』と『産むのです、増えるのです、ビヴァ・不純異性交遊っ!』の柊シノアです―いや、アレは中々にぶっ飛んだ台詞でしたが(汗)
演技力は、賭ケグルイの蛇喰夢子で嫌と言う程聞かせてくれましたし(まぁ、蛇喰様は実写でも浜辺美波さんが、声でも顔でもスゴイのを見せてくれましたが)あの『年の割にませている』『軍事企業のお嬢様』もしっかり演じてくれるでしょう。
あと御付きのマーサさんの声優は誰がするのか、という予想ですが、凛とした品の良さを表現するには宮沢きよこさんをプッシュさせて頂きます。
主にも言うべきことはしっかり忠言するマーサさんの芯の強さを表すには、宮沢さんの老成した、しかし凛とした声がマッチしているように思えるんですよね。
早見沙織さんのベッキーと、宮沢きよこさんのマーサでの掛け合いが早く見たい聞きたい!
追伸
ベッキー・ブラックベルの声優についての発表が先日ありました。
加藤英美里さんなんですが、さてどのように演じられるのか。
おませな娘さんだからなぁ、ベッキー(苦笑)