『SPY×FAMILY』スパイファミリーのユーリ・ブライアの声優は誰?

SPY×FAMILY

今日は『SPY×FAMILY』スパイファミリーのユーリ・ブライアの声優は誰が担当するのかを予想していきたいと思います。

引用 遠藤達哉/集英社

 6月4日に第七巻が刊行され、累計発行部数も1000万部を突破した『SPY×FAMILY』スパイファミリーですが、この巻では『いばら姫』ことヨル・フォージャー(旧姓ヨル・ブライア)の転換点になるかもしれないお話(MISSION44)が収録されていますが、個人的にはその弟であるユーリ・ブライアのキャラクター性に切り込んでいるMISSION41が好きだったりします。

 まず、ユーリ・ブライアという人物が何者でどういった立場の人間なのかをざっとまとめてみます。

 『SPY×FAMILY』スパイファミリーの世界観として、東国(オスタニア)と西国(ウェスタリス)があるのですが、主人公の黄昏こと、ロイド・フォージャーは西国のスパイとして、東国に潜入しているのですが、ユーリ・ブライアはその東国の防諜機関である国家保安局・SSSに所属しています(表面上は外務省勤務となっています)

 ですから、一見すると優男風に見えるのですが―上司の中尉曰く『まあうちみたいな組織には ああいうやつも必要なのさ。それにあいつ やるときはやる奴だよ 

 見境がなくなる というか…』

 と評しているように、ユーリ君、その優し気な顔立ちには似合わず、こういう尋問などもやっております。

引用 遠藤達哉/集英社

一見すると真面目で優し気な好青年なんですが、こういう面もあります。

真面目で優しいだけの好青年が、国家保安局・SSSに勤められる訳がないのです。

それからこのユーリ・ブライアは極度のシスコンで、姉に対する理性を持っておりません(笑)

極度のシスコン、という意味はわかっても、姉に対する理性をもっていないとはどういうことぞや? と原作を読んでいない方は首を傾げてしまうでしょうが、MISSION12で、まんまその通りに書かれています。

これ、どういうことかと言いますと―ちょっと端折ってまとめてめてみます。

姉であるヨル・ブライアは、自身が裏で殺し屋の仕事をしていることを、弟のユーリにも隠していますし、黄昏ことロイド・フォージャーと偽装結婚したのもこの仕事を怪しまれずにこなすためです。

一方の、黄昏ことロイド・フォージャーは、東西の平和を脅かすドノバン・デズモンドに近づいて、彼の情報を入手するため、養子にしたアーニャをイーデン・カレッジに入学させ、その懇親会に潜り込む―という目的があるのですが、イーデンに入学するには面接があり、その面接が『三者面談』であり、

必ず両親と三人で出席すること 例外は認めない

という条項があった、というのは原作をお読みの方ならおわかりかと。

そこで急遽母親を探すことになるのですが―ヨル側に偽装結婚する理由があったように、ロイド側はアーニャの面談のために偽装結婚したので、入籍したのが試験の直前では学校側に怪しまれることを危惧したロイドが、入籍したのは一年前、となるように諸々の書類を偽造しています。

で、話を戻しますが、ヨルの弟であるユーリからすると、当然のことながら、一年も前に結婚していたのなら何故自分に言ってくれなかったのだ、という話になる訳です。

その時、追及するユーリに向けたヨルの台詞が、忘れてたからです(笑)

引用 遠藤達哉/集英社

まぁ、納得出来ませんよね(笑)

ていうかこないだ電話の時 パートナーいるって なんでせめてあの時……どういうこと?

とさらに追及した際には上記の対応をヨルは行います。

その際の、極度のシスコンを極めた男の反応がこちら(笑)

引用 遠藤達哉/集英社

ユーリは姉に対する理性を持っていないが故に、ロイドも驚愕してしまう訳ですね(笑)

あと、ブライア家の血なのかもしれませんが、ヨル同様、あまりお酒には強く無さそうです。

さらには、何か嫌なことあると酒に逃げ込むようです(笑)

姉のヨルも、素面では言えないようなこと、やれないようなことが発生すると酒の力を借りてどうにかしようとすることが作中度々見受けられます。

そして何よりこのユーリ君、作中でも屈指の、ひょっとすると一番なのでは、と思えるほどの耐久力を持っています(笑)

詳細は省きますが、酒に酔ったヨルの平手をまともに受けてしまったユーリは、

引用 遠藤達哉/集英社

ご覧の通りの勢いで、素晴らしい三回転を決めています。

この時に発生した騒音の大きさたるや、眠っていたアーニャが寝室で目を覚まし、『かくせんそう…?』とねぼけながら呟くほどです(笑)

このように、殺し屋のヨルのとんでもない一撃を、命を散らすことなく耐え切り、さらには追撃の二撃目も受け、フラフラになりながらも生きております(笑)

さらには五巻のMISSION24では、料理下手を克服しようとするヨルの特訓に付き合い、味見ならぬ毒見をします。

その際の料理がこちら。

引用 遠藤達哉/集英社

ヨル・フォージャー作、魔女のサバト煮、呪いを添えて でございます。あ、ちなみに本人的にはミネストローネを調理したつもりだったようです(笑)

これを食した後のユーリ・ブライア氏の反応がこちら(笑)

引用 遠藤達哉/集英社

ちなみに普通の人がヨルの料理を食すると、もれなくこうなります(笑)

引用 遠藤達哉/集英社

こういう料理を食しながらここまで健康に育ったのですからこれはもう人類の奇跡というか、愛がなせる業というか。

ぶっちゃけ、胃腸の耐久力は作中ナンバーワンだと思うのです、ユーリ君(笑)

で、そんなユーリ君の内面に切り込んでいるのがMISSION41なんですが―そこに言及するのは、まだ7巻を読んでいない方の楽しみを奪ってしまうので、ここではスルーさせて頂きます。

そんなユーリ・ブライアを担当する声優は誰になるのか。

ふぅ、ようやく本題に至る事が出来ました(苦笑)

これまで書いてきたように、ユーリ・ブライアの特性としては、

・ 見た目は優し気な好青年

・ しかし、ヤル時はヤル。上司曰く、見境無し

・ 極度のシスコン

・ 耐久力、作中ナンバーワン(私の主観です)

・ 胃腸の耐久力、作中ナンバーワン(私の主観ですが、客観的に見てもそうかと)

ですので、一聴して爽やかな声の方が担当する、とは思うのですが―もちろん、それだけではダメであろうことは、これまでのユーリ・ブライアの特性を考慮すると想像に難くありません。

個人的には、姉に対する極度のシスコンは粘着性を帯びつつ、ボロボロになりながらも両の足で立ち上がることが出来る耐久性を表現してくれる声優さんが望ましいかと思います。

 候補一 松岡禎丞

これはどこかのサイトでも理由が書かれていましたが、ユーリの

「ねぇさぁぁぁぁぁぁん♡」

というあの愛の叫びが出来るのが松岡さんしかいないというのが理由。むぅ、なるほど一理ある。

候補二 檜山修之

スパイファミリーの魅力の一つはギャップである、と私は過去に記事でまとめていたのですが、ギャップを突き詰めるならば檜山修之氏という選択はどうでしょう?

檜山修之氏なら幽遊白書の飛影で見せたような、取り調べや尋問の際に発揮する冷酷さを、SHIROBAKOの木下誠一で演じたような粘着質な声も披露してくれるでしょうし、何ならBLEACHの班目一角のような熱い声でも―要するにほぼ何でも演じ分けてくれるでしょう。

ロイドに対する嫉妬に狂った演技も、アーニャがユーリをテレパスした際に『姉さん姉さん姉さん姉さん姉さん姉さん姉さん姉さん』とヨルのことばかり考えすぎていたせいで、その思考を感じ取ったアーニャがゲップをしてしまうようなぶっ飛んだ思考の声も、防諜機関であるSSSで尋問をしている際の酷薄な演技もいけるでしょうから、個人的には檜山修之氏はどうだろうと考えてしまうのです。

いや、原作を知っているファンの方からすれば、アニメになったらこのキャラクターはどう動くのか、どういう声をしているのか、と何かと想像するのは楽しいですからね。

まぁ、これが当たるか否かは、別の話なのですが(苦笑)

追伸

4月16日の放送で、ユーリ・ブライアの声優が小野賢章さんが担当していることが判明しました。

個人的には何か錆喰いビスコの猫柳ミロの声に何となく似ている気がしたので、花江夏樹さんかと思いましたが、小野賢章さんでした。

極度のシスコンを、小野さんがどのように演じてくれるのか、今から期待大ですね。

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