えー、本日は10月にアニメが始まると言われている【ぼっち・ざ・ろっく】、通称ぼざろのヒロイン? 主人公? と思われる後藤ひとりこと、ぼっちちゃんについての情報をまとめて、考察していきたいと思います。
まず、ぼっち・ざ・ろっく、という作品を知らない方のために、サラッとどういう作品なのかまとめていきましょう。
作品のキャッチコピーで、どういう作品か想像つきやすいかもしれませんので、まずはキャッチコピーを。
キャッチコピーは「陰キャならロックをやれ!」
引用 はまじあき/芳文社
……どうです、想像つきます?(笑)
ざっと概要をまとめますと、主人公の後藤ひとりという女の子は、ユーチューブみたいな動画投稿サイトでギター演奏の動画を投稿している女の子。
1巻の時点では秀華高校に通う高校1年生。誕生日は2月21日で血液型O型。
性格は……コミュ症(汗) 人と目を合わせることが出来ない、会話のあたまに『あっ』とつけてしまう、青春コンプレックスとか訳のわからんものを患い、切羽詰まってしまうと顔面崩壊するとか、人見知りというレベルではないなぁ、アレは(汗)
バンド活動やライブ演奏に興味津々なんですが、ほら、バンド活動をするのにコミュ症だなんて、それこそお話しにならないじゃないですか、他人と会話出来ないのにバンド活動なんて不可能(汗)
バンドメンバーはおろか、学校で友達すら作れぬまま中学を卒業してしまう後藤ひとり(泣)
まぁ、そんな彼女がどうして動画投稿をしているのか、と問われたらコミュ症だから、という答えが一番近いと思います(汗)
動画の投稿なら、人と話す必要はないですからね。
さて、世の中には高校デビューという言葉があるように、高校入学と同時に変身したかのように中学時代とは変わる方もいますし、漫画のキャラでもそういう人物はいますが……
後藤ひとりも、声をかけて貰うべく、それっぽい服装をしてみますが、不発(爆)
そんな感じで高校も陰キャのまま終わるかと思われたある日、公園で所属するバンドのギタリストを探していた伊地知虹夏に、ギターを持っていた、という理由だけで話しかけられたことで、彼女のバンド活動が始まります。
何しろ、コミュ障で陰キャな後藤ひとり、ろくに返事していないのに虹夏に押し切られる形で参加してしまうからなぁ(笑)
引用 はまじあき/芳文社
原作者のはまじさん曰く、ロックバンドの方々に怖いイメージを持っていたそうですが、調べてみると、学生時代はおとなしい、という方が結構いて、後藤ひとりというキャラが生まれたそうです(2022年10月号アニメディア)
そういう経緯があるそうですが、思い切った方向にキャラ造形をしたなぁ、という印象の後藤ひとり。
陰キャコミュ症言っても、後藤ひとりのキャラクターがどういう感じなのか、作品を知らないからイメージつかない、という方もいるかもれません。
【所属するバンドのギタリストを探していた伊地知虹夏に、ギターを持っていた、という理由だけで話しかけられたことで、彼女のバンド活動が始まります】と書きましたが、ギターのメンバーがいなくなってしまったので、本当に代打、ピンチヒッター、という感じで急遽ステージに上がる事になってしまう後藤ひとり。
動画の投稿サイトに演奏動画を上げ、視聴者数も結構いる(登録者数8万人前後)、毎日六時間ギターを弾いていることから、演奏技術はかなりハイレベル。
た・だ・し、一人で演奏する場合は、という注釈がつきます。
引用 はまじあき/芳文社
そう、ソロ演奏ならうまくても、後藤ひとりはバンド演奏になるとミジンコ以下……
原作でそう書いてあります……いくら何でもミジンコはひどい(笑)
プランクトン後藤などという芸人じみたあだ名を自分につけた後藤ひとりの自信はバンドのセッションをした時点で粉みじんになっており、人の視線が怖い、などコミュ症を爆発させた結果、バンドメンバーの山田リヨウに『怖いならコレに入って演奏したら?』と提案されます。
コレとは何か?
……完熟マンゴーと書かれた、人が入るくらいの大きな段ボールです(汗)
結果、ステージに、ドラム、ベース、完熟マンゴーの段ボールが上がると言う、狂喜的な図柄が完成します(爆笑)
引用 はまじあき/芳文社
どうです? 私はこの時点で爆笑してました(笑)
もうライブとかバンドとかいうとスゲェ明るくて陽キャな人が集まってやる、という勝手なイメージが私の中にはあるんですが、それを全力で反対方向に疾走していく作品ですね。
先程、プランクトン後藤、と書きましたが、陰キャでコミュ症な後藤ひとりは、友達がおりません。
友達がいない=これまであだ名をつけてくれる存在もいなかったことになります。
そのため、ドラム、ベース、完熟マンゴーの段ボールでセッションを行ったバンド名【結束バンド】のメンバーに『そういえばひとりちゃんってあだ名とかないの?』と虹夏に聞かれますが、当然そんなもの、ありません。
中学では『あの~』とか『おい』と呼ばれていたという、もはや人名ではない呼びかけしか行われていなかった後藤ひとり(泣)
これを聞いた山田リヨウが『ひとり……ぼっち、ぼっちちゃんは?』という、現実であれば出せないであろうあだ名を提案します。
引用 はまじあき/芳文社
これをすぐ傍で聞いていた伊地知虹夏は『デリケートな所を』と恐れおののいていますが、肝心の後藤ひとりはと言うと……
『ぼぼぼぼぼっちです!』と、すごく嬉しそう……!
ちなみに、先程完熟マンガーの段ボールに入ってライブ演奏をしていますが、この衝撃的なデビュー(?)のおかげで、デビューライブを行ったライブハウスの経営者である、伊地知星歌(虹夏の姉)には『あ! お前段ボールに入ってライブしたギターじゃん! 確かマンゴー仮面』とかとても不名誉なあだ名をつけられますが、ものすごい喜んで『まっマンゴー仮面です』と返答(笑)
引用 はまじあき/芳文社
あだ名つけられるのが、そんなに嬉しいのか……嬉しいんだろうなぁ(泣)
一巻のこの時点では、ぼっちちゃん、本当に大丈夫かと漫画読みながら思わず呼びかけてしまいたくなりそうなくらい、読者を不安にさせてくれます(汗)
ただ、個人的にはコメディというのはギャップがあればあるほど面白いと思っていますので、ぼっち・ざ・ろっく、オススメです。
作品自体が面白いですし、陰キャ、コミュ症的なコメディを織り交ぜてはいますが、これもまた青春の形の一つ、という意味ではもう一つの王道とも言えるかもしれません。
個人的には、2022年秋のアニメの覇権を狙うダークホース足り得ると思って、プッシュさせて頂きます。
パリピ孔明もそうでしたけど、音楽コンテンツのあるアニメは強いからねえ……
さて、そんな【ぼっち・ざ・ろっく】の主人公である後藤ひとりこと、ぼっちちゃんの声優を担当されるのが青山吉能さん。
2012年に開催された、avex×81produce「Wake Up, Girls! AUDITION」第2回アニソン・ヴォーカルオーディションに合格してデビューしています。
じゃあ、ボーカルはぼっちちゃんの声を担当する青山吉能さんがそのまま担当なのか、と思われるかもしれませんが、どっこい。
ぼっちちゃんが参加する【結束バンド】では、ぼっちちゃんはギターであり、ボーカルではないのです!
でも作中で【押し入れより愛を込めて』とかは、ギター弾きながらぼっちちゃん歌唱、というシーンは可能性として有り得るので、その辺りはボーカルやるんですかね?
あと、最後に宣伝を。
ぼっち・ざ・ろっくの情報を配信する『BOCCHI STATION』の放送が、ABEMA TVにおいて、9月14日水曜日、つまり明日ですね、明日の20時~21時にありますので、興味がある方はご視聴されては如何でしょうか。