この記事ではDA【DirectAttack】についての情報をまとめていきます。
と言うのも、前の記事でも書きましたが、アラン機関とDAが繋がっているんじゃね? と私が疑っているからですが、そこまでまとめていくのDAについて書いていた記事がそもそも無かったなと思い、急遽執筆することに。
DA【DirectAttack】
警察・公安とは異なる独立治安維持組織で、政府と協力関係にはあるのですが、その指揮下には入っていません。
山梨県の富士山と思われる山の麓に施設が存在します。
国有地であるはずの場所に施設が存在することからも、政府との協力関係が伺えます。
第一話で錦木千束のナレーションで、実にわかりやすくこのDAという物騒な組織がやっている仕事を解説してくれています。
『平和で安全、綺麗な東京。日本人は規範意識が高くて、優しくて温厚。法治国家、首都・東京には危険等無い。社会を乱す者の存在を許してはならない。存在したことも許さない。消して消して消して、綺麗にする。危険は元々無かった。平和は私達日本人の気質によって、成り立ってるんだ。そう思えることが一番の幸せ、それを作るのが私達リコリスの役目、なんだってさ』
リコリス。
DAの実行部隊を担うのが彼女達である訳ですが、第一話の錦木千束のナレーションの段階で犯罪者を人知れず処理しまくっています。
いや、リアルで女子高生みたいな娘さん達がこんな事していたら、世の中の大多数の男性は発狂しちゃうね(私も発狂)
リコリスについてまとめた記事もなかったから、このDAの記事で一緒にしちゃいましょう。
まず、DAが物騒な治安維持組織であることは書きましたが、その実行部隊はリコリスという少女たちで構成されております。
引用 A-1 Pictures/アニプレックス
このリコリスである少女たちには共通点がありまして、全員孤児なんですよね。
加えて言うならば、戸籍がありません。
そのため、海外へ渡航することが出来ず(戸籍が無いからパスポートが作れない)、自身の正確な生年月日も不明です。
以上の理由から、DAに登録された日を便宜上誕生日としています。
ですので、ひょっとするとリコリスのメンバーは、年齢が正確ではない、という可能性もありますね。
リコリスには階級というかランクみたいなものがありまして、ファースト、セカンド、サードと三段階に分かれています。
引用 A-1 Pictures/アニプレックス
このランクは制服の色で区別されており、ファーストが赤、セカンドは紺、サードは薄いベージュ。
ちなみに、訓練生みたいな時期もあるようで、幼少期の春川フキはファーストでもセカンドでも、サードでもない制服を着ていますので、多分訓練生みたいな扱いだったのではないかと思います。
引用 A-1 Pictures/アニプレックス
訓練生といえば、教育や訓練関係はどうなっているのかというと、射撃場もありますし、体力測定みたいなこともしていることから、戦闘技術・身体能力の育成は当然として、少なくともロシア語とフランス語については、作中で千束とたきなが話していることから、リコリスはそういう語学教育を受けているものと思われます。
また、車の運転技術も修得し、第一話で千束は原付を運転し、たきなも16歳であるにもかかわらず、乗用車を運転可能。
ただし、リコリスは詳細な年齢が不明である上に無戸籍。
つまり、普通に免許は取れません。
なので、特例で免許が発行されている、あるいは偽造免許が渡されている、もしくは無免許運転、いずれかの可能性が高いですね。
DAの歴史は結構古く、明治政府設立以前から前身組織は存在していた模様。
引用 A-1 Pictures/アニプレックス
『八咫烏』という名称の、女系暗殺部隊『彼岸花』がDAの前身になります。
現代では彼岸花の学名、リコリスを呼称としている、という訳です。
女子ばかりで構成された部隊じゃ、男じゃないと潜入できない場所とかあったらどうするの? とは私が第一話を見ていた時から疑問に思っていた点ですが、野郎共は別の組織にいます。
第6話でロボ太が収集した資料が作中で登場するんですが、この資料には、先程書いた『八咫烏』の下に「金鵄(きんし)」と呼ばれる3つの部隊『鴉』『雅』『鵶』が存在するみたいです。
『鴉』が男系暗殺部隊の『君影草』
『雅』が女系暗殺部隊の『彼岸花』
『鵶』が影武者部隊の『花葵』を指揮下に置いていることがこの資料からは推測できます。
つまり、ちゃんとリコリスの男版も存在する訳です。
実際、錦木千束のセーフティハウスで、彼女がロボ太の刺客に襲われた際、たきなにこんなことを言っています。
『あんな連中ならいいんだけど、昔はリリベルもきてたから』
『男の子版リコリスみたいな?』
と言っていますが、反応からしてたきなはリリベルの存在は知らなかった模様。
つまり、ある程度階級が上にいかないと、リリベルの存在すらわからない事になるため、リリベル、リコリス間に基本的な協力関係は無いものと思われます。
『八咫烏』はDAと名前を変え、男系暗殺部隊の『君影草』は『リリベル』、女系暗殺部隊の『彼岸花』は『リコリス』と呼称され、現在は別組織としなり、交流もあまり無い模様。
ただ、影武者部隊の『花葵』がどうなったのかはサッパリです、第十話時点では、情報ナッシング。
幼少期からリコリスをDAが育てているため、洗脳ではありませんが、ある種の刷り込みがあるのか、「孤児である自分たちを救い、育ててくれたDAに対しての感謝」(第三話の春川フキの言葉)によって、忠誠心や疑似的な愛情を抱かせている模様。
ミカの過去の発言、『リコリスの現役は精々18だ。それだけ生きれば十分』という言葉から判断するに、大多数のリコリスは18になるまでにはDAを除籍、もしくは活動不能、最悪死亡する可能性が高いと思われます。
情報部に在籍していたとされる中原ミズキ以外に、18歳以上の元DA職員はおろか、元リコリスもいないので、19歳以上になったリコリスたちがどうなっているのかは知りたいところです。
さて、そろそろ本題に入りましょうか。
DAってアラン機関と繋がりがあるんじゃね?
いや、吉松シンジが第一話で喫茶リコリコにやってくる前にはロシアで活動しており、DAではリコリスにそれほどメジャーではないロシア語を学ばせています。
そもそもアラン機関の吉松シンジが、元DAの教官であるミカに千束に養育を『約束』できたのも、何らかの方法でコンタクトが取れたからなんですが、何故DA時代のミカはアラン機関の吉松シンジにコンタクトが取れたのか?
そして、コイツですよ第十話で楠木司令に命令していたDAのお上層部と思われるモブ(笑)
『錦木千束を何故使わん? こういう時のために飼っていたんじゃないか?』
『楠木君、我々を甘くみているのではないか? もう一度言う、錦木千束を使え、君にはそれしかない』
飼っていた、という発言がスゴイ気になっていたんですよね、私。
第十話冒頭でくるみが推測していたように、人工心臓の移植なんて治験をしっかりしないと出来るものではありません。
戸籍が無いリコリス相手だから移植は可能だったことであり、こういう非合法的な行いをする機会や場を、DAやアラン機関は互いに昔から提供しあっていたのではないでしょうか?
だからこそ、DA上層部は『飼っていた』という発言をしたのではないか、と思うのですが。
まぁ、単に上層部がリコリスを駒としか見ていない、という可能性も多分にあるんですけどね。
アランリコリス、と真島が呼称していたように、千束はアランチルドレンの一人なので、そういう意味でも、アランチルドレンを『飼っていた』という認識である可能性も有り得るかなと思います。
なので、DAとアラン機関は互いに互いを利用しようとするつながりがあるのでは? と私は推測しています。