リコリス・リコイル 第十一話Diamond cut diamond 視聴後の感想 ネタバレ有り

リコリス・リコイル

では、リコリス・リコイル第十一話Diamond cut diamondの視聴後の感想を、ネタバレを交えて書いて行こうと思います……

が、その前に、サブタイトルのDiamond cut diamondってどういう意味? と思われる方がいるかもしれませんので、その意味から。

ダイヤモンドの加工は、ダイヤモンドで行うのが最もシンプル。

なので、ダイヤモンドでダイヤモンドを切る、加工するというのは普通に行われていることなんですね。

加えて、ダイヤモンドは『地上で最も硬い鉱物』ですので、いずれ劣らぬ好敵手の対決のたとえとして使われています。

さて、ダイヤモンドの一翼が錦木千束なんでしょうが、そうなるともう一方のダイヤモンドは、やはりアラン・チルドレンでもある真島のことを意味しているんでしょうかね?

引用 A-1 Pictures/アニプレックス

さて、OPは……たきな、相変わらず独断専行と言うか暴走特急というか……千束への愛情と束縛が強過ぎて(笑)

まぁそれは冗談として、くるみとミズキのコンビも、互いに気安い掛け合いがあって、喫茶リコリコで仲を深めたんだろうなと思われるやり取り。

飛行機のチケットはエコノミーにしている辺り、気安いのか、彼女を使って遊んでいるのか(笑)

引用 A-1 Pictures/アニプレックス

一方、喫茶リコリコに戻ってきたたきな、何かおかしいと異変を察し、楠木司令に報告しますがここで楠木司令、意外なことに吉松とは何者だ、とたきなの話をしっかり聞いています。

うーん、やっぱりドライな反応のように見えて、楠木司令も各リコリスに何かしらの感情はあるように見えるんだけど、どうなんでしょうね?

そしてくるみ、飛行機を離陸見合わせにするなぁぁ(驚) お、お前、そんな公共交通機関までジャックしたら、甚大な影響出るやろう……

そんなことしてまで、千束の人工心臓の手がかりを探してあげたいのなら、素直に喫茶リコリコに残っておればよかったのに……まぁ、でも千束の反応を見る限り難しいか。

それにしても、ウォールナットの技術、半端ねエ……こんな技術力あったら、もうカメラある土地に行けねえじゃん(汗) あっさり人工心臓の行方、GETして、吉松シンジの手元に人工心臓が一つあることを把握してしまうし(汗)

そして、ミズキ生き別れの娘さんがいたんだな(微笑) 知らない子です、は笑ったけど(笑)

続いて、ロボ太。見せ場がやってきましたな。

吉松シンジからは小物として扱われていますが、ロボ太には実行力が伴った、グイグイと強引に引っ張るパートナーが必要だった、というだけの話で、ロボ太自身は有能であることが証明された回だったと思うね。

その有能さを裏社会じゃなくて、真っ当に発揮していれば名を社会に残したんでしょうが、まぁ敵としてキャラデザインされた時点でしょうがない(オイ)

ここでたきな、くるみから千束のスマホに吉松シンジの画像が送られていること=人質に取られていることを把握し、現場を離脱しようとします。

これは、指揮する春川フキの、使い物にならない発言も満更ハズレてないなぁ。

現場指揮官としては、どれだけ能力が高くても、これでは扱い切れん。

挙句の果てには現場放棄……いや、確かにたきなの視点からすれば、くるみからの情報提供で、千束のスマホに吉松シンジの画像が残っている、という時点でマズイ状態なのはわかります。

ここで現場放棄すればもうDAには戻れないのをわかっていながら電波塔の千束の元に向かおうとするたきな。

引用 A-1 Pictures/アニプレックス

そんなたきなに『行けよ』と言うフキは、中々に姉御肌だなと思うキャラだった……やっぱフキは口が悪いけど、仲間想いな指揮官ですよ。

絶対上の方から、指揮官は何をやっていた、と問い詰められるの必至な案件なのに―頑張れフキ(涙)

そして、DAとしては絶対避けなければならなかった、リコリスの存在、真島&ロボ太のタッグによって社会に知られてしまいます。

それにしても真島、テロリストなのに言っていることが中々に真っ当なんだよなぁ、やっている手段はテロだけど……これは楠木司令、指揮官として完全敗北や。

千束が電波塔についてからは、史上最強のリコリスの異名を存分に発揮。

いや、もうこれ、他のリコリスいらんやん、という一方的な展開が数分続きます、まぁメインキャラだしねえ。

引用 A-1 Pictures/アニプレックス

電波塔までやってくると、捕らわれた吉松シンジを発見するも、当然のことながら彼を捕えた真島とも遭遇。

千束が銃弾を回避するとそれが真島に当たりますが……これが輪ゴム伏線、ではないよね(汗) ちゃんと他に出てくる、よな?

この時の衝撃なのか、あるいは何かロープを切れるものでも隠し持っていたのか、吉松シンジ、捕らわれの身から脱出。

うーん、やっぱりわざと捕まっていた感があるなぁ、この男。

それにしても真島、千束に普通に戦っては勝ち目がないことがよくわかっているので、周囲をシャッターで覆うことで暗闇にし、千束の視界を奪いにかかります。

そうなってくると、真島の聴力の方が、千束を圧倒するのは火を見るより明らか。

ここで真島さん、千束を勧誘。二人でアラン機関を潰さないか、と。

いやー、王道な展開ですよね、魔王が勇者を誘惑するのは(ドラクエか)

そんな状況下で相棒を助けにやってくる井ノ上たきな!

引用 A-1 Pictures/アニプレックス

カッコいい王道展開なんだけど、ちょい待ち! たきな、アンタどうやってそのシャッター破ったんや(汗)

まぁそういう細かいことはいいか、カッコいいし熱い展開だから(オイ)

真島に反撃を行い、たきなが数発の蹴りを叩き込み、千束がゴム弾を撃ち込むことに成功しますが、真島さんはこれまで地下鉄構内で爆弾を爆発させても生き延び、ロケットランチャーが彼の付近に撃ち込まれても生き延びるという、中々に信じ難いタフネスさを兼ね備えたお方です。

現に、千束&たきなの攻撃を受けても、銃で反撃を行っています。

周囲を暗闇に閉ざしていたシャッターをたきながぶち破って侵入してくれたことで、千束の戦闘能力は十全に発揮できるでしょうが、銃弾を防ぐことが出来る防弾仕込みの鞄は、真島の銃撃によって最後に弾かれてしまいました……

いや、この状況、千束と真島の一対一の戦いなら、ほぼ千束の勝利で間違いないんですが、遮蔽物がない状態で、傍にたきながおり、銃を持った真島と向かい合っている、という条件が気になります……

輪ゴムの狙撃の伏線、どうなるんだ? 吉松シンジので消化されたのか? それとも12話以降で伏線として機能してしまうのか?

ここで予想したような哀しい展開にならないでおくれよぉ……

そしてリコリスが社会に知られた状態で第二期、どうすんだろ(汗)

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