『SPY×FAMILY』スパイファミリーアニメ第七話の標的(ターゲット)の次男、個人的なハイライトはもう視聴する前から、と言うか前回から書いているように、ダミアン様がアーニャの謝罪を拒否することはコミックですでにわかっているのですが、ダミアン・デズモンドを演じる藤原夏海さんがどのように『くそが―――! 死んでも認めてたまるか―――!』を絶叫してくれるのか(わくわく)
そんな第七話、物語冒頭で朝食用にとロイドが調理したオムライスにかけるケチャップはかけている途中で弾けるなど、前途多難であることを示唆しています(頑張れ黄昏)
『アーニャがっこうへたくそでごめんなさい』とどんよりとした面持ちで謝罪するアーニャ、見ているだけで気の毒になるが、殴るのは良くないからなぁ―でも『ちち』に謝罪するのは良し、その調子でダミアン様にも謝罪だ(頑張れ)
引用 遠藤達哉 SPY×FAMILY製作委員会/集英社
しかしアーニャのパジャマ姿(寝巻姿)、かわゆい(くぅわいい♪)
そして『過ぎたことはしかたない、これからはケンカしないよう気をつければいいさ』とクドクドと叱らないのは、アニメでありながらリアルで学ぶべき点があるのではないかと思います。
まぁ、子育てって大変だから、偉そうなことを私は言えませんけどね。
しかし、ロイドの学校にまでついてきて、ダミアン様に謝罪できるかどうか見届けようとするの、オペレーション梟の成否のために学校へついていったのでしょうが、傍から見ていると親バカにしか見えないのだから、物事の視点って重要だなと思いました(いや、私、その見方は何か違わないか)
でも、イーデン校の校舎の屋根に乗っているのは、スパイとしてはもちろん、もうめちゃくちゃ目立っているのではないかと個人的には思っているのですが、そのへんはどうなんだろう?(汗)
引用 遠藤達哉 SPY×FAMILY製作委員会/集英社
前回、堪忍袋の緒が切れてしまったアーニャはダミアン様を殴っていますが、その殴った理由を、ダミアン様がベッキーの足を踏んでいたから、とウソついたことでベッキーから好感を抱かれているため、ベッキーからは非常に好意的な態度で友達として接してくれています。
が―ダミアン様は中々のクソガキですので(笑)、ベッキーはダミアンを避けようとするんですよね。
うん、わかる。私がベッキーの立場でもアーニャを連れて、ダミアン様から遠ざけようとするだろうから、ベッキーの行動は共感出来る。
引用 遠藤達哉 SPY×FAMILY製作委員会/集英社
それにしてもベッキー、ませている部分もあるんですが今回の彼女の発言は、中々に深い台詞が多いんだよなぁ。
『人間って浅はかよね。表面的な情報でしか物を見れないっていうか』
……イヤぁ、曲がりなりにも成人したオトナの一人として、とても耳が痛い台詞ですよ。
未だに表面的な情報で右往左往してしまう人間の一人ですから、私は。
常に自戒しておかないと……
『あたしたちもっと仲良くなりたいな あたしだけはアーニャちゃんのいいとこちゃんと知ってるもんね』
素直に自分の好意を相手に伝えるのも、成長してくるとうまくできなくなるし、相手の長所を認めるのもそうですね。
うん、こういう友人が一人でもいると、学校も楽しくなるだろうなぁ。
『でも大丈夫! あたしはアーニャちゃんの味方だから! 何かあっても守ってあげるわ』
引用 遠藤達哉 SPY×FAMILY製作委員会/集英社
その正義感、ベッキーは大事にして、そのまま成長して下さい。
ちょっとませているけど、基本的に良い娘さんなんや、ベッキーちゃんは。
しかし、このベッキーのフォローと言うか、アーニャの味方宣言のおかげで、ダミアン様への謝罪を『じゃあいいか』と、しなくても良い向にシフトしようとしたところ、イーデン校に潜入していたロイドが、アーニャの考えを当初のダミアンへの謝罪に戻すべく、次々と行動に移します。
理科の授業では光を集積し、イーデン校の屋根から【〈よい子占い〉本日謝るが吉】と地面に文字を投射。
『謝れアーニャ! 仲直りするんだ!』という江口拓也さんの口調、ここだけ何故か通常のロイドの声じゃなくて、棒読み口調になってるんですよね(ウケる)
引用 遠藤達哉 SPY×FAMILY製作委員会/集英社
国語の授業では、ジョンが仲間外れにされようと自らの信念を貫き通す話をされているのに、アーニャが読んでいるものだけ細工され、『しかしジョンは思い返しました。時には頭を下げて馴れ合うことも大切だよね』と(笑)
いや、もうロイドさんや、それって大人の処世術や(笑) 子どもに言うべき事なのか?(笑)
昼休みでは庭の木の刈り込みで『SORRY』と書き、前を歩く生徒の背中にも『SORRY』の書き込みをされた紙切れが張られており、昼食時のオムライスには、オムライスだけではなく、皿にも『SORRY』の文字がケチャップでこれでもかと書かれています(笑)
ソーリーオムライス、とでも名付けましょうか(笑)
引用 遠藤達哉 SPY×FAMILY製作委員会/集英社
まぁ、こういうのがなくても、アーニャはダミアン君に謝ろうとするのですが、そのたびにベッキーが謝る必要性は無いとアーニャの行動を阻止するので、
『あのガキャァァァッ!!』と江口拓也さん、本日に二度目の口調を変えての発声(笑)
そしてやってきたぞぉぉぉぉ、本日のハイライト、ダミアン様によるアーニャ直々の謝罪拒否(笑)
の前に、前菜があります。
アーニャを前にすると言葉に詰まるダミアン様を見て、エミールとユーインの取り巻き二人は中々に素晴らしい悪口のレパートリーをテレパシーで披露してくれるのです(笑)
おかげでタヌキにデフォルメされたアーニャという、アニメオリジナルの実にかわいらしい生物が誕生しました(マジで似合ってる)
引用 遠藤達哉 SPY×FAMILY製作委員会/集英社
狸アーニャ、ぬいぐるみとかで販売されたりしませんか?(売れそう)
この後にアーニャの『アーニャほんとはおまえとなかよくしたいです』と言う、アーニャの泣き顔がバラのアニメーションと共に開花します(オイ)
引用 遠藤達哉 SPY×FAMILY製作委員会/集英社
この後に、藤原夏海さん演じるダミアン様による『くそが―――! 死んでも認めてたまるか―――!』という、顔どころか手まで真っ赤にする絶叫を披露してくれました、私は大変満足です、ご馳走様でした(オイ)
引用 遠藤達哉 SPY×FAMILY製作委員会/集英社
これを聞いていたロイドの、『謝罪の受け入れ 完全拒否だと?! プランB 詰んだ……ッ!』という江口拓也さんの声が実に哀愁を誘う(笑)
ダミアン様に謝罪拒否をされたことでプランB【ナカヨシ作戦】の成否は絶望的になったと考えるロイドは、アーニャに正攻法によるプランA、優良な成績をとることでステラをゲットして特待生になる可能性を高めようとする訳ですが……
勉強は苦手なアーニャ、好きなスパイアニメを見るために、ロイドの心を読んで勉強を終わらせようとしますが、ロイドはアーニャとの勉強と並行して今後のアーニャのステラ獲得のためにどうすべきかを、書類改竄の可能性までリスクを含めた上で怒涛の如く思考し、他にもWISEのことやドノバン・デズモンドのことまで考えているので、アーニャは頭をクラクラさせて目を回してしまいます(笑)
引用 遠藤達哉 SPY×FAMILY製作委員会/集英社
クラクラしたアーニャは声をかけてきたヨルの心を読むべく『はは、ここのもんだい』と言って助けを求めますが、
『えっと、分母が5だから1の5等分ってことで、えっと、わかりやすくすると四肢と胴体をまずバラバラにして、あ、でもそれだと首が邪魔になるから、アレ? えっと、5、5……5ってSと似てますよね?』
引用 遠藤達哉 SPY×FAMILY製作委員会/集英社
…………………………そりゃねえよヨルさん(爆笑)
アーニャがガックリと項垂れてしまい、『べんきょーやぁーーっ!』と逃げ出してしまうのも道理と言うか(汗)
でもロイドからすれば、確かにアーニャが何を理解出来ないのか理解出来ないでしょうから……まさかアーニャがロイドの心をテレパスで覗いて、とんでもない思考の奔流で頭をクラクラさせているとは夢にも思わないでしょうし。
ただ、自分の都合や考えを押し付けるのがよろしくない(私も我が身を顧みて反省)
でもここで反省するのがロイドの良いとこですよね。
『そうだ、まず俺が理想の父たるべきであった。そう演じなければいけなかった』
そうなんですよね。
今週は、自分にとって耳に痛い台詞が多い回だったかなぁと個人的には思っていますが、貴方はどうだったでしょうか?
過ぎたことはしかたない、と子どもや部下を過剰に叱らないようにしていますか?
表面的な情報でしか物を見ていませんか?
素直に自分の好意を相手に伝え、相手の長所を認めていますか?
友達や大事な人に何かあったら、守ってあげてますか?
悪いことをしたら、ちゃんと相手に謝っていますか?
自分の考えを、都合を相手に押し付けていませんか
文字にするのは簡単なんですけど、実行出来ているか常に自戒しながら日々を過ごしていこうかと思います。