うん、第二巻で出てからその後あんまり出番がないから、すっかり考察・情報の収集を忘れていた近藤剛氏とその秘書さん。
引用 小川亮 四葉夕卜/講談社
月見英子さんが飛躍のきっかけをつかんだ、代々木アートフェスライブのオーガナイザー(主催者、の意味だと思って貰えれば)であり、国内外ので大型のフェスを多数手掛けるプロデューサー。
それがこの近藤剛氏……なんですが、どうして一緒に秘書の声優まで一緒くたにして考察記事を書いているのか。
あ、分かった。あんまりにも出番が少なくて、記事が書けないんでしょと思ったそこの貴方……なんでわかったんですか?(汗)
冗談はこのくらいにして……理由はですね、この人、最初に登場した時、自分の口はあまり開いていないんですよ。
引用 小川亮 四葉夕卜/講談社
常に隣にいる、この眼鏡をかけた、シニョンの髪形が特徴的な高身長の秘書さんが代筆ならぬ、代わりに喋るんですよ(笑)
『と申しております』と付け加えることで、白のスーツに目を引きそうなペンダントか首飾りらしきものをかけ、サングラスをしたどこか胡散臭そうなジェントルメンと思しき近藤剛氏の発言であることを示すんですが……うん、月見英子さんや諸葛亮(孔明)と話した時に、どうして自分から話さないのか……
喉がやられていて大きな声を出せないとか、そういう事情でもあるのだろうか。
バンドマンでボーカルを担当していた近藤剛氏は、数々のオーディションを突破した実力者であったものの、いくつものライブをこなすがために喉を酷使し過ぎたせいで声が掠れてしまい、ボーカルとしての生命が断たれてしまう。
荒れ、すさみ、自暴自棄になる近藤剛氏ですが、それを癒そうとしてくれたのが一人の女性。
彼女の献身によって、残されたバンドのメンバーのために、喉を壊してしまった自分に何が出来るか考えた彼は、音楽実業家としての一歩を踏み出し、今に至る……
そして秘書の女性は、彼女との間に出来た娘さんであり、二人の愛の結晶の成果。父が喉を傷めまともに喋れず、音楽関係の会話などをする際にも筆記をしたり、身振り手振りで何とか伝えようとしている様を何度も見ていたため、彼女は音楽関係の知識を吸収しながら秘書業として父の役に立とうと、勉強を続ける努力家だったのであった……
何て言うバックグラウンドでも持っているのかと当時の私は想像しながら読んでていたんですよマジで!
そしたらですよ! そしたらほんの数ページで
引用 小川亮 四葉夕卜/講談社
『Brave!! I have a crush on EIKO!!』
とかってこのオッサン、普通に喋り出しやがったんですよ!(笑)
I have a crush on めちゃくちゃ可愛い、というスラングらしいので、ブラボー、めっちゃ可愛いよエイコ、みたいな感じでしょうか。
もう全然苦労人という感じの発言じゃないし、むしろラテン系でイケイケみたいな空気まで醸し出している台詞じゃないですかこれ、私の想像なんだったのー?!
いや、まだだ、この人は英語で発言したのだ。まだ日本語は一切発言していない。
読みが外れたことには違いないが、英語圏で活動していた日本人であったがために、日本語が喋れず、それで秘書に通訳という形で喋って貰っていたのか、よくよく考えたらこちらの方が現実的に有り得るパターンじゃないか、と私は自身の読みの浅さに失望しつつさらに読み進めるのですが、
引用 小川亮 四葉夕卜/講談社
『じゃあ関係者には話を通しておくから サマーソニアの会場で会うのを楽しみにしているよ EIKO』
に、日本語も普通に喋りやがったぞこのアラフィフがぁぁー!!
BBラウンジのオーナー、小林さんの内心が、私の想いを完全に代弁してくれていましたね(遠い目)
本当、BBラウンジのオーナー、小林さん。見た目がどこかヤのつく職業のような人に見えますが、スティーブ・キドのプリンメンマ(メンマプリン?)のような悪食を見かねてちゃんとした料理を作ってあげているし、月見英子さんの母親である翔子さんがBBラウンジに乗り込んできて、パニックを起こした英子さんに対し、『いいから逃げるな ここを誰の店だと思っている? 出ていくなら……あっちの方だろ?』と全面的に英子さんを守る意志を出している小林さんは、本当に良い人!
引用 小川亮 四葉夕卜/講談社
どこかのアラフィフに爪の垢を煎じて飲ませたい……ってモリアーティーっていうどこぞのFGOに出現するアラフィフは悪人だけど、近藤剛氏はそれっぽく見えるだけで悪人ではなかったですね(汗)
でもなんでこの人、秘書に喋らせていたの? 色々と想像巡らせて読んでいた私の消費カロリーと時間を返して欲しいんだけど、ねえ(笑う)
この近藤剛氏、これまで前述してきた経緯も手伝って、どことなく怪しげなファッションをしていることから、FGOに出てくる新宿のアーチャーことアラフィフ、ジェームス・モリアーティーに通じるうさん臭さを感じます(汗)
そういう理由で、私の近藤剛氏の声優予想は土師孝也さんです。
いや、もうファーストインプレッションで大事で、このやりとりだけで、私はこの近藤剛氏が、コイツは『パリピ孔明』のモリアーティーだ、と認識してしまいました。
多分、ユーモアたっぷりに言うんでじゃないでしょうか。
『Brave!! I have a crush on EIKO!!』
と英語で言った後に、普段の調子で告げる訳ですよ。
『じゃあ関係者には話を通しておくから サマーソニアの会場で会うのを楽しみにしているよ EIKO』
日本語で。
多分、そこが近藤剛氏、最大の見せ場と私は見た(オイ)
ついでに言うと、あのアラフィフから、悪どさ成分をかなりマイルドにしたアラフィフになるのではないでしょうか……多分、モリアーティーのように、邪智のカリスマなんて使えないだろうし(大分FGOに毒されているな、私)
2巻で初登場をしてから、KABE太人を引き込んだり、AZALEA(アザリエ)と10万イイネ企画で戦ったりした後の4巻第29話 若月三兄妹で、テレビ電話みたいな形での通信で登場。
サマーソニアまでの間に、スティーブ・キドがアレンジしてくれた『DREAMER』クラスの曲をあと4曲用意せよ、という指示。
ちなみに、サマーソニアまでは残り半年という期間。中々に難題を出しやがるな、このアラフィフ(違う)
で、そこから八巻までは再登場ナッシングよ近藤さん(汗)
まぁ、プロモーターみたいな立場ですからそう何度も再登場していては話の腰が折れちゃうし、確かに若月三兄妹の話や、地元に帰っての商店街演芸合戦に登場する余地は無い。
でも、大手レーベルとの契約のお話しにはどこかで絡みそうな気がするので、9巻では出番があるのかな? しかしこのアラフィフ(だから違う)絡ませる状況が想像出来ないし、何よりどうにも近藤剛さん、うさん臭くてうさん臭くて(汗)
しかし、この近藤剛氏の影には、大体眼鏡をかけた、高身長のシニョン美人秘書が間に入っているイメージでして……そりゃそうだ、近藤剛氏が本来なら喋るであろう発言を大体この秘書さんが告げているのだから、間に入っているも何もない(笑)
でも、この秘書さんは外見的な特徴しかわかっていることがないんですよね。
眼鏡をかけた、高身長の、シニョンの髪形をした美人秘書、という容姿の情報だけしか無い訳です……
うん、考察、これ以上出来ねえわ(汗) 考察する材料が無いんだもの(汗)
そもそもこの秘書さんもチョイ役なんで、声優さんも、こういう特性があるのが望ましい、という情報があんまり無い訳ですね、この美人秘書さんは。
クールビューティー、というイメージだけでは、落ち着きのある女性の声、というくらいしか着想されず……うん、つまりなんですな、声優の誰々さんでないといけない、ということも起こり得ない訳ですな、うん、草、という表現はこういう時に用いるべきなのかもしれない。
それでもあえて述べるなら……早見沙織さん? でもこんなちょい役で早見さん使うの、凄いもったいない気もするし、4月から始まるスパイファミリーのヨル・フォージャー(旧姓ブライア)の声優を担当することを考えれば、日程の余裕がないよなぁ……
あとは、近藤玲奈さん? くらいしか思い浮かばない……ウーム。
とりあえず、これで『パリピ孔明』に登場するキャラクターの考察と声優予想はこれで終わろうと思います。
若月三兄妹や月見家の面々、SSSミュージックの城之内、東海林ハジメ、KEY TIMEの鈴木エイヴィル、『わがものがおり』かおり、など5巻以降もアニメ化するなら考察、予想すべき人物は多いのですが、公式HPのアニメの絵を見る限り、多分AZALEAとのエピソードで一期が終わると思うので……
二期が始まる、あるいは私の予想がハズレてもう少し先の話までアニメ化した場合には、再度他のキャラの考察をしたいと思います。
追伸
パリピ孔明の第四話が放送されたことで、近藤剛とその秘書の声優が判明しました。
近藤剛の声優は大塚芳忠さん。
秘書さんの声優は佐藤利奈さんでした。
『貴女のために我々は、特別なステェィジィを用意したい』……うん、朝から笑わせて頂きましたよ、佐藤利奈さん(笑)