パリピ孔明9巻読後の感想とネタバレ

パリピ孔明

……やっちまった(汗) パリピ孔明の9巻の感想、まだ書いていなかった(汗)

そう言えば殺し愛の12巻の感想も書いていなかったな(滝汗)

という訳で、急遽パリピ孔明の9巻の感想を書いていきます。

引用 小川亮 四葉夕卜/講談社

8巻の最後では三大レーベルの一角であるKEY TIMEの音楽事業部を統括する鈴木エイヴィル部長との面会で、諸葛亮は詭道(ひらたく言うとウソ)を用い、こちらも三大レーベルの一角であるV-EXに所属する演歌歌手の【丘さつき】、同じく三大レーベルの一角のSSSミュージックに所属する【プロミネンス】を、孔明がフォース・キングダムという自社レーベルに引き抜いたから、KEY TIMEの【オシカル】とコラボをさせて欲しい、と大嘘をつき通すことに成功したのです。

9巻では、そんな鈴木エイヴィル部長に東海林はじめが自己紹介をするところからスタート。

鈴木エイヴィル部長の孔明評は【ガチガチの詐欺師】。

いやぁ、よくわかっていらっしゃる(笑) 下手すりゃ詐欺師という呼称はまだ良心的かもしれませんよ(汗)

同じように、三大レーベルのV-EX統括プロデューサーの浩瀬氏にも、鈴木エイヴィル部長についたウソと同様のウソをここでも告げています。

同じ要領で、東海林はじめが所属していたSSSミュージックにも赴くことになるのですが、城之内きすくから嗜められてしまいます。

引用 小川亮 四葉夕卜/講談社

と言うのも、KEY TIMEのオシカルは元々SSSミュージックに所属していた【わがものがおり】のキーボード、白馬良奈だったのですが、彼女をKEY TIMEに手引きしたのは、東海林はじめだったのです。

城之内から【獅子身中の虫】と称されますが、組織よりアーティスト優先させる考えを最も信頼している、と孔明は答えています。

んー、しかし、コレ、実社会では城之内きすくさんの意見【結局お前がやったことは会社に対する裏切り行為だ】という風に感じる方が多いのではないかなぁとは思いましたね。

正直不動産でもカスタマーサポートをモットーとする月下咲良という人物がいますが、同僚や上司に、売り主(アパートや土地を貸す側)を優先しろ、買い主は二の次、という主張を散々されるんですよね。

不動産会社の利益を考えたら、それは土地やアパートを持っている売り主が存在しなければ、その仲介手数料で不動産会社が稼ぐことは出来ませんので、売り主を優先する、というのも当然と言えば当然なんですが……

なーんか、改めてパリピ孔明の9巻を読んでいたら、そんなことを考えてしまいましたね。

話をパリピ孔明の9巻に戻しますが、城之内きすくさん、孔明が言っている引き抜きの話が事実であるか、KEY TIMEの鈴木エイヴィル部長に電話し、裏を取ろうとします。

……普通に考えるなら、ここでTHE ENDなんですが……出たよ有能過ぎる男、月見英子のファン一号(笑)

引用 小川亮 四葉夕卜/講談社

彼が裏でどのような暗躍を行うことで、この詭道が成立したかは9巻を実際にお読みくださいませ(広告広告♪)

しかしここで問題が発生。鈴木エイヴィルさんからの電話で、コラボ相手である白馬良奈こと【オシカル】が、東海林はじめとは仕事をしたくない、と拒絶しているというのです。

東海林はじめは孔明と共に、【オシカル】こと白馬良奈とコンタクトをとるべく、かつて同じバンドに所属していた【わがものがおり】とのメンバーと接触しますが、男性メンバー二人はいずれも現在の白馬良奈との連絡先は知らない、とのこと。

同性であるかおり(名字は出ていないんだよなぁ)が焼肉屋で一人焼肉を焼いている所に押しかけ、どうにか連絡先を知る事が出来たのですが、孔明の『よく『焼かれる』のは、お肉だけではないようでずね』という台詞からもわかる通り、めっちゃツンケンしていて、デレることはない節介焼き、という感じでしょうか、わがものがおりのかおりさんは(笑)

本人も『たしかにちょっと、焼きすぎたかもね』と返答していますしね。

引用 小川亮 四葉夕卜/講談社

白馬良奈がどうして東海林はじめを拒絶したのか―そこは実際に9巻を読んでもらいましょう(笑)

まぁ、これは、ウン、東海林、頑張れ(笑) 

月見英子売り出すためのレーベルなんだからしょうがないけど、でも、ウソついたのは君なんだもの(笑) ちゃんと責任取りなさい(笑)

白馬良奈【オシカル】の問題に決着がついたことで、KEY TIME所属の白馬良奈【オシカル】が作った楽曲を、V-EXの【丘さつき】が歌唱しレコーディング。その音源を用いて映像編集を行うのはSSSに所属する【プロミネンス】

こうして書くと漫画読んでいないとわかりづらいですが、国内レーベルで例えるなら、AV機器・楽器メーカー系のソニー・ミュージックエンタテイメントと、制作から販売網まですべてのラインを自社で行うプロダクション系のビーイング、独立系のエイベックスが互いのレーベルの垣根を越えてコラボしたようなイメージでしょうか。

……そうやって考えると、色々と有り得ないな(汗)

FGOに小室ファミリーとB’z(ビーズ)がタッグを組んでいるようなものですから(汗)

FGOだけ異分子のような気がしますが、売り上げで考えていくと、ソニー・ミュージックエンタテイメントの売り上げの半分を叩き出しているのはFGOだからしょうがない……

FGOはシナリオメインのノベルゲームだけど、700億も稼がれたら、ソニー・ミュージックエンタテイメントを代表するアーティストは誰? と聞かれたら、売り上げ面ではFGOとしか答えようがない(注 個人の感想です)

まぁ、そのくらい、有り得ないコラボを実現させてしまった孔明なんですが、各レーベルの責任者いは、ウソをつくことでて、誤魔化していたんですが―

汚い、孔明汚い(笑) さすが孔明の罠(違う)

詭道、というくらいですから、まんまと各レーベルのトップを、コラボすることで得られる経済的な利益によって結びつけてしまいます。

あと、東海林はじめと縁がある【わがものがおり】、白馬良奈こと【オシカル】の関係がどうなるか、というのもこの9巻の山場の一つですので、是非その目で、彼等彼女達がどうなったのかをご確認頂ければ。

9巻ではさらに、先述のコラボ成功の影響によって、東海林はじめ一人では、全く捌き切れない物量の案件が舞い込んでしまい、新たな人材を獲得するお話しが展開されます。

櫻井詩乃という女性なんですが―一日で大量の仕事を片付けるその事務能力は【Sランク能力】……いや、何でこんな人が埋もれてんねん、と思わず突っ込みたくなるんですが、まぁそこは漫画ですので(汗)

引用 小川亮 四葉夕卜/講談社

しかし彼女、と結城 超主萌(ゆうき こすも)に言葉巧みに騙されてまして、カフェの開店資金を300万も貢いでしまっています。

これに気付いた孔明は、結城 超主萌(ゆうき こすも)がホストとして勤めている店に体験入店し、彼の悪事を暴き、アラビアン1・2・3(互いにサイコロを振って、出た目の数だけお酒を飲むというゲーム)での勝負を挑みます。

孔明が勝った場合は、結城 超主萌が数多の女性を騙して集めたお金をすぐに返済し、櫻井詩乃へ謝罪すること。

結城 超主萌が勝った場合は、借金2千万を肩代わりする、という内容。

しかしこの勝負、どちらもイカサマをしております(汗)

結城 超主萌は特殊なサイコロを用意し、自分は一しか出ないのに孔明は常に三が出る、という極悪なイカサマをしているのです。

が、孔明も中々にひどく、こんなモノを装着してアラビアン1・2・3に挑んでいました(笑)

引用 小川亮 四葉夕卜/講談社

二人のイカサマが発覚し、勝負を仕切り直したところで9巻は終わっていますので、10巻の発売が待ち遠しいですね。

結城 超主萌というキャラがパリピ孔明では珍しい下種なキャラなので、孔明の罠によってはめられてしまうことを希望しております(笑)

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