今回ご紹介するのは、登坂不動産で部長職にある大河真澄を演じるお笑いコンビ、シソンヌの長谷川忍さん。
こちらの方も、社長である登坂寿郎役を担当する草刈正雄さん同様、予想を全然していなかった人です。
引用 大谷アキラ 夏原武 水野光博/小学館
草刈正雄さんの場合は、長身、髪の毛がフサフサ、かつ直近で出ている『おじさまと猫』の神田冬樹役が、登坂寿郎の性格とは対極に近い位置にする人物、ということもあって全然考慮に入っていなかったんですよね。
かたやこちらの長谷川忍さんの場合、そもそも俳優さんではありません、お笑いをメインとする芸人さんであります。
なので、まぁ、私が全然予想出来なかったのも、仕方ない面があるとは言えなくもないんですが……
ちなみに、私は大河真澄部長の役には、香川照之さんが良いのではないかと予想していました。
理由は、大河部長は基本的に瞬間湯沸かし器のイボイノシシである、登坂不動産が誇るマスコットキャラクターだからです(激しく違う)
引用 大谷アキラ 夏原武 水野光博/小学館
大河部長は、原作で永瀬がウソをつけないが故に、会社の損失になるようなことを正直に言う度に、コミカルに噴火し、あるいは登坂社長をたてるような発言を永瀬が言うと、コロッと機嫌がよくなります……あおの変わり身の早さ、山の天気のごとし(オイ)
香川照之さんなら、大河部長をコミカルに演じてくれるだろう、と。
そう、コミカルに演じる、という部分に焦点を当てるならば、どうして私は芸人さんを大河部長のキャストに推しても何ら不自然ではないのに、まったく考えていなかったのですから……我ながら考えが浅かったです(反省)
引用 大谷アキラ 夏原武 水野光博/小学館
テレビ持っていない人間ですので、シソンヌの長谷川さんを知らなかったから推せるはずもないんですが、着眼点が正しければ、キレ芸で有名なカンニング竹山(本名および旧芸名は竹山隆範)さんを予想していても良かったと思っております……
だって、大河部長初登場の頃こそ、ヤヴァイ目付きをしていらっしゃいましたけど、巻を追うごとに同一人物は思えぬほどに人情味を帯びたエピソードを出されていますからね。
『イボイノシシだってたまには役立つだろう?』と笑いながら言っている時は……うん、逆に月下も永瀬も怖かったと思うな(汗)
服装や髪形は、眼鏡にリーゼントヘアと、登坂社長のマフィア・スタイルと言って良い私服に合わせているのか、結構怖いイメージで固めています。
引用 大谷アキラ 夏原武 水野光博/小学館
何より、普段から怒鳴り散らしている大河部長は、机ブッ叩いたり叫んだりせずに、傍目には怒りを見せていない時が最も怒っている時です。
この時は永瀬も冷や汗を浮かべるくらいに焦っていますし、大河部長も『もし繰り返したら、最後のクイズで東京湾の水温を当てて貰うからな』とパワハラなんて問題じゃない発言をするほどに怒っていましたからね。
引用 大谷アキラ 夏原武 水野光博/小学館
ただし、大河部長はすぐに湯沸かし器になるだけのキャラクターではありません。
一巻では、登坂社長が月下の営業成績が伸びてこないことを確認して、向いていないのではないかと言うのですが、大河部長、月下は頑張り屋ですし在学中に宅建も取っているので、と庇う発言もしているんですよね。
前回の考察も、朝礼時に中々ウィットかつ蘊蓄に富んだ発言もしていますしね。
さて、大河部長については、そのキャスト予想の時にしっかり分析、考察させて頂いておりますので、ここからは基本的にシソンヌの長谷川忍さんにスポットを当てて記事を書いていきましょう。
ウィキぺディアで調べてみると、以下のように書いておりました。
シソンヌは、吉本興業東京本社(東京吉本)に所属する日本のお笑いコンビ。2006年4月結成、キングオブコント2014王者。
キングオブコントで王者とか、かなり面白い芸人さんのはず……それなのに知らないとかって、本当にテレビ持っていないのかコイツ、と思われるかもしれません。
ユーチューブでもシソンヌのこんとがアップされているので、興味がある方は是非。
こうしてコントに出ている長谷川さんの演技を見ていると、大河部長でのリアクションもコントのように振舞っていただければ、かなり笑いが取れそうな……違った、正直不動産はコントでも漫才でもない(笑)
マジです、私、本当にテレビ持っていません(マジ)
アニメの錆喰いビスコも殺し愛もABEMA TVで見ていますし、だからこそNHKで放送される正直不動産をどうやって見ようかと思っている訳ですが(汗)
NHKオンデマンドで配信されると助かるんですが、アレ、配信されないパターンもあるんで、NHKオンデマンドで配信されない場合は、リアルタイムで見られない、という(汗)
そういう私の事情は置いておくとして、シソンヌの長谷川忍さんに話を戻しましょう。長谷川忍さんは1978年8月6日生まれの43歳。
身長は185cm、体重87kgとかなり体格がよろしいんですよね。大河部長も恰幅が良いんで、体格的にがイメージに合致するんですよね~。
長谷川さんは基本的に突っ込み役ですので、大河部長のコミカルな動きを考えると、ボケと突っ込み、どちらが適役かと問われたら、私は突っ込みの方が適切な気がするので、良いのではないかと思っています。
それに、先程のシソンヌのコントを見ていると、たまにボケ役に転じている時もあるんで、そこは芸人さんらしく臨機応変に振舞ってくれるでしょう。
ちなみに、長谷川忍さんのコンビ名であるシソンヌ……確かに、私はテレビを持っていない人間なので、聞き覚えのない呼び名なんですが、しかしダウンタウンをはじめとして、アンタッチャブルとか、カンニングとか、英語で聞き覚えのある単語であったり、ウッチャンナンチャンやとんねるず、といった日本語、もしくは人名をもじったコンビ名ならばまだわかるんですが、シソンヌ? という感じなんですよね。
英語っぽい響きでもありませんし。
こちらもウィキペディアからの引用になりますが、
コンビ名の由来はバレエの技名のシソンヌから。フランス語のコンビ名が他にないという理由で、バレエ用語辞典をめくった中から決めた
とのこと。フランス語でしたか、どうりで全然聞き覚えのない単語だったわけですね。
そんなにドラマには出ていないだろう、と勝手に思っていたのですが、シソンヌの相棒であるじろうさんも、今回正直不動産で大河真澄部長役で出演される長谷川忍さんも、ドラマでの出演経験が結構あります。
長谷川忍さんは直近でも和田家の男たちの第四話で安西役として出演されているみたいですが、第四話のゲストキャラとしてなので、ほぼ全話に出演される可能性が高い今回の配役で、どのような演技をされるのか期待したいところです。
ひょっとしたら友情出演みたいな形で、相方のじろうさんも、どこぞのサラリーマンとか、あるいはミネルヴァ不動産の西岡、は多分ないと思うんですけど、元・天鳳不動産の社員で、あんこ業者としても出てくる鵜沢恒彦辺りなら、チョイ役で友情出演、という可能性も有り得るんじゃないかなあと思うんですよね。
まぁ、鵜沢恒彦は結構年をくったオッサンとして描かれているので、43歳のじろうさんはどうなの、という意見もありますが、それを言ったら、メインキャストの一人と言っても良い、登坂寿郎役の草刈正雄さんの年齢も、ちょっとどうなのという話になってきてしまいますので、その辺りは大丈夫なんじゃないかと。
あるいは、登坂不動産の菅沼役、という線も無い訳では無いんでしょうが……その辺りはどうなるのか。
まぁ、そもそも友情出演があるかどうかもわかりませんし、天下のNHKですからね、普通に俳優さんを起用する可能性も高いのかなぁ?
とりあえず、個人的には大河部長の瞬間湯沸かし器のような怒りをコミカルに演じてくれれば私としては満足できますので、シソンヌの長谷川忍さん、よろしくお願い致しますm(_ _)m