ドラマ化する正直不動産の花澤涼子のキャスト(女優)は倉科カナ

うーむ……それにしても、正直不動産の女優さん、皆、美人な人を揃えたものだなぁとため息が出てきそう……

これじゃ永瀬の鼻の下が伸びっぱなしになるじゃない……月下にお弁当持ってきて貰えなくなりますよ(笑)

本日ご紹介するキャラクターは、正直不動産の作品内で、登坂不動産とはライバル関係にある不動産会社、ミネルヴァ不動産に所属する花澤涼子について。

引用 大谷アキラ 夏原武 水野光博/小学館

初登場は第10巻の第73直眺望悪化マンションで初登場。

富士山が見えるマンションを購入したいというお客さんを、月下が営業していた際に、この花澤涼子は登場します。

眺望(ちょうぼう)の意味は、見晴らし、眺め、広く、遠くまで見晴らすこと、とあります。

第73直のタイトルが眺望悪化マンションであるのは、富士山が見えるマンションを購入したいというお客さんを、月下が営業していたのですが、このお客様……ちょっと短気な上に短慮なんですよね(汗)

なので、月下の物件を探すのが遅い、ということでミネルヴァ不動産にも探してもらい、花澤涼子が営業したマンションを購入する契約を結んだのです。

ただ、このマンション、実は月下も事前に下見をしていまして……にも関わらず、このマンションをお客さんにお勧めしなかった理由は、一年後に高層マンションが経つせいで、富士山が見えなくなってしまうからです。

眺望悪化マンション、のタイトル回収ですね(汗)

引用 大谷アキラ 夏原武 水野光博/小学館

で、ここから花澤涼子が強かな点でして……お客さんは花澤に話が違う、と言うのですが、花澤さんはマンションが経つとは知らなかった、とご回答。

契約の解除を申し出るお客さんですが、もうすでに手付金350万を支払っており、さらに花澤さんはこのようにお客さんに告げます。

そして、花澤さんの言い分は、こうです。

引用 大谷アキラ 夏原武 水野光博/小学館

『私は眺望がいいとはいいましたが、『富士山がよく見える』とは、一度も言っていません。なので、説明義務違反ではありません』

さらには、日照権と異なり、裁判で眺望権が認められることはほぼない、とも告げます。

裁判になれば争点になるのは、マンションが建設されることは事前に花澤さんが知っていたか否か、とも告げ……夫婦でケンカを始めるお客さんを尻目に、花澤さんはこのように告げるのです。

それにしても、正直不動産に登場するキャラは、大抵初登場の時は印象が悪くなるような登場をさせるのはセオリー化しているんですかね?(苦笑)

この花澤さん、ミネルヴァ不動産には入社して間もない新人さんなんですが、前職は準ゼネコンで現場監督をしていましたが、女性であるために現場で軽んじられたり、セクハラされたりしたことで嫌気がさし、転職してきた社員です。

引用 大谷アキラ 夏原武 水野光博/小学館

花澤涼子は、前職が建築の現場監督であったので、営業経験はゼロ。にもかかわらず、入社一週間でマンションを売っています。

鵤聖人は、場にいた西岡に、このように告げています。

『多くのPCメーカーが優秀な営業マンを雇う中、初期のアップルは熱狂的なアップル製品のファンを雇ったことを知っているか?

営業で最高の武器になるのは、話術でも心理テクニックでもない。

使命感だ。

その商品を売る事で世の中がよくなると盲信できる営業マンが一番強い。

花澤は、自分がナンバー1になり、支店長になることが、ひいては女性の社会的地位向上に繋がると使命感に燃えている』

引用 大谷アキラ 夏原武 水野光博/小学館

こういう事情があって、花澤さんは手段を選ばずに売り上げをあげようとしている訳ですね。

まぁ、自分も教材の営業した経験がありますが、確かに自分の売る商品が素晴らしいものだと確信出来れば、たとえ訪問販売であろうとグイグイいけますからね(実話)

私も当初、商品そのものは良いものだと思えたので、最初はそこそこ売る事が出来たんですよ。

しかし……私が勤務したのは、悪名高い中央出版系列。

行く先々の家で罵声を浴びせられたりすると、前にここに来た営業は何をやったんだ、と疑問に思って色々調べてみる訳ですよ……

実態を知ってしまうと、売る意欲が途端に失せてしまいましたし、そういうのが相手にも伝わるんでしょうね、パッタリ売れなくなった経験が過去にあります(実話です)

なので、鵤聖人の話は、読んでいて実に説得力が感じられましたね。

このように、使命感に燃える花澤涼子さんですが、第77直の未公開物件で再登場。

そこで、未公開物件であるにもかかわらず、月下が担当している万マンションが売りに出されていることを把握していたのです。

その理由は……うーむ、ここを書いちゃうと盛大にネタバレになってしまうので、ここはパスしておきましょう。正直不動産の10巻をお読みになるか、あるいはドラマ化をお待ちいただければ。

なお、第79直の狭小住宅でも花澤さんはメインの一人として出ているんですが……

眺望悪化マンション、未公開物件、狭小住宅、どの話でも花澤涼子の競争相手は月下咲良になっているんですよね、原作では。

ちなみに、この花澤涼子を演じる倉科カナさんは、コメントで以下のように述べているんです。

男性社会でどうしたら女性が認められて生きていけるのか、模索しながら努力を積み重ねている芯のある女性です。そして山下智久さん演じる長瀬のライバルにあたり、少し謎めいた役ですので作品の中でもいいアクセントとなれるよう頑張っていきたいと思います!

これが倉科カナさんのコメントの一部になるんですが……男性社会でどうしたら女性が認められて生きていけるのか、という部分は間違いなく原作通りの花澤涼子ですね。

問題は次です。

そして山下智久さん演じる長瀬のライバルにあたり、少し謎めいた役ですので作品の中でもいいアクセントとなれるよう頑張っていきたいと思います!

?? アレ? 永瀬のライバルになるの? 永瀬の好敵手と言うべきは桐山貴久だろうし、競争相手ならばミネルヴァ不動産の西岡、戦友ならば黒須圭介だと個人的には思っていますが……

ミネルヴァ不動産の中でのライバル、越えなければならない壁とも言うべき存在は、神木涼真だと私は思うんですよ。

……ついでに言うと、まだ神木涼真のキャストは発表されていないんですよね……

いや、とりあえずは続報を待つべきなんですが、個人的に神木は好きなキャラなんで、永瀬のライバルが花澤になると、ちょっと……

やっぱり月下とバチバチにやりあってくれる方が私としては好みの展開。

さて、本当に花澤涼子が、永瀬のライバルとしてテレビドラマ化されるならば、色々と原作をいじる可能性も出てくるのですが……そこはもう少し、キャストの追加発表を待つとして、花澤涼子を演じる倉科カナさんについての情報をここからはまとめていこうかと思います。

倉科カナ、34歳。2006年の6月に『ミスマガジン2006』でグランプリに選ばれたことで、講談社のマガジンシリーズを中心にグラビア活動をしております。

昨日ご紹介した泉里香さんも、グラビアで活動していた時期があるんですよね。

ちなみに、月下咲良役の福原遥さんも、ファッションモデルとして活動しており……みんな、モデルさんも兼務しているんですよねぇ、皆、美人でスタイル良いからなぁ(羨)

最近では、寂しい丘で狩りをする、という4月に放送するドラマの主役も担当されており―え? 4月? 正直不動産と放送スケジュール的にバッティングしているけど、大丈夫なのかな? まぁ私が心配することではないんでしょうが……

特技はバスケット、テニスといったスポーツ全般。実家がブリーダーであることも手伝ってか動物好きであり、実家では犬を12匹も飼っていたとか……

ワンちゃんの散歩12匹……どうするんやろ? 家族でローテーション組んでたのかな?

花澤涼子は、ミステリアス、というよりも個人的には煮えたがる使命感を胸に秘めて微笑むクールビューティー、という感じなので、家族との関りなども放送するのかはわかりませんが、その辺りも放送するのであれば、ミネルヴァ不動産で働く時の彼女との違いをしっかり演じて頂ければと思います。

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