リコリス・リコイル 第十三話(最終話)Recoil of Lycorisの最終話はどう終わる?
真島との決着は? 千束の人工心臓は? 吉松等のアラン機関の動向は?
色々と知りたいから見たいんですが、千束が死んでしまうかもしれないとビクビクしながら見るのは気分がよろしくない……
どうか、ハッピーエンドで終わってくれよぉ……
それにしても、最終話のサブタイトルがRecoil of Lycoris、リコリスの反動って……うーむ、どう話が展開するんだ?
乙女サクラ、負傷してたんか……出血量からすると、ちょいとヤバい感じなのに、そこに加えて停電でエレベーター止まるとか、マズイねえ。
フキが機転利かせて防御したと思ってたんだけど、全弾は防げていなかったとは。
引用 A-1 Pictures/アニプレックス
緊急の予備電源を使って降下せよ、と楠木司令の命令に対し、停電が真島の手によるもと伝えられると、フキは逆に上昇を提案。
心臓に欠陥を持つ千束に全てを委ねるのは、苦しかったんだろうな、フキ……
『現場リーダーは私だ!』という言葉と『千束を頼む』とたきなに千束を託したのは、どんな心境だったんだろうなぁ……
視点を上階、真島と千束のもとに移しましょう。
真島と千束との勝負の最中に、千束の人工心臓にリミットが迫り、ほとんど動けなくなってしまいます。
なのに真島さん、ここでジュースを差し出し『休憩だ』と言うのが、千束じゃなくても、何がしたい、と言いたくなりますな。
本当、フリーダムに、自分のやりたいようにやる、という点では真島と千束はよく似ている。
それにしても千束との会話で、真島はとにかくバランスを取ることに腐心しているようで、
『俺はいつも弱い者の味方だ』
『現実は正義の味方だらけだ。いい人同士が殴り合う。それがこのクソッタレな世界の真実だ』
なるほどねえ……そう言って、同じ延空木内で『いい人同士が殴り合う』展開がされる、というのは実に皮肉が利いています。
引用 A-1 Pictures/アニプレックス
千束の親同士の、対決です。
ミカ、足が動かせない、というのは偽装で、実はしっかり動かせていました。
姫蒲さんもたきなを一蹴できるくらいの戦闘力はあったのに、そんな彼女をあっさりと撃退。
詐術とか話術とか、そういう技術を含めると千束よりも強いんじゃないのか、ミカ?
『シンジはウソを言わない』と涙を流しながら、シンジに銃口を向けるミカ。
ミカの考察でまとめていますが、ミカとシンジは男色家であり、お互いに愛し合った相手。
ですが、実の娘のように愛した千束を救うために、吉松シンジを殺す『悪』を担う覚悟を、涙を流しながら見せました。
引用 A-1 Pictures/アニプレックス
第七話のTime Will Tellでは、千束に『殺しの才能』を発揮させたがる吉松シンジに対し、ミカは拳銃を突き付け『千束を自由にしろ!私には、この引き金を引く覚悟がある』と言いながら、引き金を引くことは出来ず、吉松シンジが去った後に『覚悟なんか、ある訳ないだろう』とその場に崩れ落ちていたんです……
娘である千束を救うため、ミカは覚悟を持った。
音もなく、ただ銃が撃たれたシーンが遠目に映し出され、どのような結果に終わったのか示唆されています……が、描写はされていません。
アラン機関とか、その辺りの謎はほぼ解決出来ないままでしたね。
姫蒲が実はラスボスと関係あり、とか勘ぐっていたのに、姫蒲さんはその名字が表す通り、忠実に吉松シンジに仕えましたし、その辺りの私の予想は掠りもしませんでしたな(汗)
そして、真島との戦闘を再開する千束ですが、延空木に設置された爆弾を解除することを優先する千束は終始不利な状況なんですが、たきなが応援に駆け付けたことで、真島の意識が千束から一瞬逸れたことで逆転に成功。
しかし、たきな、延空木から落下しようとする千束をワイヤーを使って救出とか、今日は狂犬じゃなくて忠犬たきなでした。
でも爆弾どうすんの、と思っていたらタイムリミット……花火が上がる、とかって……真島さんは何を考えてこんな事をしていたんだ?
人々の間でリコリスのような存在に対する疑心を根付かせる事が出来れば、後はオマケ、みたいな考え方なのかなぁ?
あるいは、目的が達成出来れば、後は千束と戦えればOK、という感じだったのか。
これは千束じゃなくても、ふざけやがって、と言いたくなります(汗)
全部終わった後は、まず乙女サクラが無事に回復。
リコリスクライシスとかいう映画が作成されていますが、何か絶妙にフキとサクラに似ている感じが笑えます。
引用 A-1 Pictures/アニプレックス
それにしても、何故フキはバズーカ持っているんだよ(汗)
あと、真島が持ち込んだ銃は、リリベルとリコリスの間で半分は処分出来ましたが、半分は行方不明。
そして真島はやっぱり生き残っていた(汗)
引用 A-1 Pictures/アニプレックス
あんな高所から落下してどうして生きてんだ、よしんぼ生きていてもあの場から落下した衝撃を身体に受けて、どうして逃げられるんだよ、と突っ込みたくはなるんですが……うーん、吉松シンジ以外のアラン機関の奴が何かしらのサポートをした、あるいは真島が部下を、延空木内部ではなく、下の方にも何名か待機させていた、と解釈すれば不可能ではないのか、と思って見ることにしました(汗)
第二期考えれば、真島はここで殺せないからなぁ(汗)
でも、千束が死ななくて良かったよ……手術した後がある、ということはやはり、ミカは覚悟を示したのか、それとも元々鞄の中に人工心臓があったのか、どっちでしょうね?
この最終話で退場した可能性があるキャラは吉松シンジと、ひょっとすると姫蒲さんの一名、もしくは二名ですが、二人共退場していない可能性もあるんですよね(汗)
発砲はしても、それが吉松シンジの命を絶った、という描写まではされていませんので……
私は、退場だと思いますが、どうなんでしょうね?
あとは、喫茶リコリコに来ていた面々は常連客は皆、千束を懐かしがっており、やってきたフキも千束のことを心配していましたが、無事だとわかると、照れを隠すために『帰っぞっ!』と大声をあげ、サクラを連れて帰っていきました(笑)
千束が無事でよかったなぁ、フキ(笑)
でも、阿部刑事だけはなんか察してそうなんだよなぁ……フキの画像データを録画したスマホと、来店したフキを見比べていたし……
引用 A-1 Pictures/アニプレックス
千束は『私は何で生きてる?』と聞いているので諸々の事情はわかっていなかったようで……『手術されててめっちゃ痛いし』という言葉から、人工心臓が移植されたことは確かなようですので、千束の死が回避されたことは確定ですね♪
引用 A-1 Pictures/アニプレックス
いやよかったよかった。
しかし、最後は何故かハワイで喫茶リコリコを運営しているのがどうして? と思いますが、まぁパスポートはくるみの力があれば、どうとでも偽造出来そうですからなぁ……
これは二期もやるんでしょうが、アラン機関やDAの上層部とか色々な設定上の謎もありますし、真島も生き残っていますから……でもどういうふうに作品を作るんでしょうね?
期待して第二期待ってましょう。