今回アニメ化されたのは、MISSION22、MISSION23の漫画原作2話分、という所は、後期のSPY×FAMILY スパイファミリーのアニメと同様。
開始早々、キースは退場となるんですが、ヨルさんが原作同様、蹴り一発で自動車ごとキースをノックアウトしてしまうので……
引用 遠藤達哉 SPY×FAMILY製作委員会/集英社
高橋広樹さんは、これでSPY×FAMILY スパイファミリーの作品にはもう登場しないのかね? それともチョイ役や東雲のような役で登場するのかな?
そして、父のクソ長いクソが、2週間か3週間ぶりに終わり、フォージャー家が再集結したところにシルヴィア女史こと、管理官(ンハンドラー)がアーニャ達の前にも登場を果たします。
で、ボンドもプロジェクトアップルが手掛けて実験体ですので、WISEが引き取る手筈を整えていたのですが、ボンドに情が移っていたアーニャ、『アーニャ このいぬさんがいい!』と交渉という名のダダをこねはじめます。
『アーニャこのいぬさんかう!』
ロイドがその犬は悪者の、と言いかけると。
『アーニャのことたすけてくれたもん!』
と抗弁し、さらには小さい犬が良いと言っていたと述べるロイドに、
『このいぬさんがいい! でっかいのがいい!』
と必死にボンドを引き取ろうとします。
我儘言うなと述べるロイドに、唸るアーニャは最後の切り札を切ります。
『このいぬさんかってくれなきゃ アーニャぐれてがっこうやめる!』
引用 遠藤達哉 SPY×FAMILY製作委員会/集英社
これに盛大に慌てたのが、ロイドとWISEの管理官(ハンドラー)であるシルヴィア・シャーウッド。
アーニャとシルヴィア女史のやり取り、
『この犬たちは恐らく辛い目に遭って生きてきた だから お嬢ちゃんもちゃんとこの子に優しくしてしっかり面倒見るんだぞ? 約束だ』
ここ、母親と娘のようで心が和むんですが、今回のいくつかある「ハイライトのうち、シルヴィア女史のハイライトは次の場面でしょうなぁ。
『私にもあれくらいの娘がいた 今日が平和で何よりだ』
引用 遠藤達哉 SPY×FAMILY製作委員会/集英社
シルヴィア女史のページでも書いていますが、シルヴィア女史は独身、とプロフィールにはありますが、『私にもあれくらいの娘がいた』という発言から、結婚はしたのでしょうが、夫と娘さんを戦争で亡くしたのだろうな、という想像はできます。
そうでなきゃ、前話の『大学では「戦争」を習わなかったようだな、ボウヤたち?』という恐ろしい発言の説得力が出てこないでしょうから。
ただ、今回一番辛かったのは、多分、ロイド。
顔が蒼褪め、視線がどこかに飛んでしまっている(汗)
引用 遠藤達哉 SPY×FAMILY製作委員会/集英社
お願いだからシルヴィア女史、ロイドを少し休ませてあげて、黄昏のHPはもう0よ(涙)
これでようやく、ボンドもフォージャー家に迎え入れられます。
ただ、まだ命名はされていません。
今回、ロイドの命も救い、戦争の発端も回避させたアーニャですが、星のGETは出来なかったため、プランBであるダミアン様こと、じなんと仲良くなることを画策し、ボンドを飼い始めたことを話題にすることを企みます。
『くくく アーニャ なんどでもせかいすくってみせる!』
引用 遠藤達哉 SPY×FAMILY製作委員会/集英社
ちょっと種崎さん、悪ノリし過ぎ!
巻き舌で発言するこの台詞、もう魔王でしょ、頼むからもっとやって!(オイ)
ABEMAのコメント欄では、ダイが闇堕ちした、という声もありましたね。
朝の挨拶をすると、アーニャからおはやいます、という返答があったことで、スターライトブームこと、スターライトアーニャごっこはもう終わってホッとしたベッキー。
アーニャが飼い始めた犬について話題を振りますが、犬種は『なんかしろいやつ』、何歳、という問いにも『しらん、でかい』との返答にも、自身が飼っているビーゼルとの会話を絡めるベッキーはええ子や。
ベッキーの反応を見て、飼い始めた犬の話題を出せばじなんことダミアン様と仲良くなれると考えたアーニャ、
『アーニャんち いぬいる』と自信満々と思しき顔で告げると、
『だからどうした』
とダミアン様、ごくごく当然な返答をされます。
この後のアーニャの顔が、ムンクの叫びになっています(笑)
引用 遠藤達哉 SPY×FAMILY製作委員会/集英社
もしくは、アーニャの瞳が驚きのあまり、テラフォーマーズの、じょうじじょうじ言う生物になっています(笑)
あるいは、驚嘆から声優さんの声が、アーニャのものから種崎さんの地声になっております(笑)
あまりにもアーニャが哀れだったのか(そんなヒドイこと言ったか?)と逆に動揺しながらも、名前何て言うんだ、と助け舟を出します。
が、『いぬ』というアーニャの返答……
『キサマに犬を飼う資格はない』というダミアン様の返答は、正当なものだと私は支持します(笑)
それにしても、ベッキーと会話して命名しようとするものの、出てきた候補は
『ぴーなつ』
『しらが』
なんですからネーミングセンスが絶望的というのは、アーニャ、自分をよく客観視出来ていると思います。
しかし、ドッグパークに向かう際の、子音の聞き分けが苦手、というロイドの発言を『死因の聞き分けがない』と誤解するヨルさん。
失血死がいいいですか、じゃあ圧死? 聞き分けのない子ですね
という早見沙織さんの声が冷酷極まりなくて怖いのに笑えた(笑)
引用 遠藤達哉 SPY×FAMILY製作委員会/集英社
あとは、アーニャパークですね! あったら私も行きたいぞアーニャパーク! 集英社はアーニャパークを作りなさい、絶対売れるから作りなさいアーニャパーク!
メインをアーニャに据え、アーニャの変顔に笑顔を集めておけば大体何とかなりそう、というゆるゆるコンセプトでも結構な来場者が見込めそうだぞ集英社!
話をアーニャパークから本編に戻しましょう。
ドックパークで、アーニャがボンドに名付けようとした名前の候補には、
『らっきーばにらぷりんせす3せい』
『あとみっくえんじぇるちゃーりーしょうぐん』などの候補もありましたが、そりゃボンド、反応するはずもないよなぁ(汗)
しかし、アーニャがドックパークで落とした手袋を咥えていたブルドックの声は誰が担当したんでしょうね?
引用 遠藤達哉 SPY×FAMILY製作委員会/集英社
個人的には若本規夫さんを彷彿とさせる巻き舌でした。
ここでようやく、自分の手袋を取り返してくれたボンドが、お姫様の、亡き母の形見である腹巻を取り返したアニメの主人公、ボンドマンみたいであること、ボンドの脚先が黒いことで、手袋をしているように見えることから、いぬさんの名前がボンドに正式決定します。
ここでボンドにドッグフードをあげて、アーニャ、自分でも食べてみますが、味見の結果は可もなく不可もなく、と言っています……
これにはいくつかの可能性がありますが、アーニャが味音痴である可能性は除外していいでしょう。
何故ならヨルの料理は美味しくない、とジャッジできているからです。
そして、可能性二としてあげられるのが、ヨルの料理を食べているからこそ、可もなく不可もなく、と言えるのかと(笑)
私は可能性二の方が強いと思いますね(オイ)
最後はボンドの身体を枕にして眠る可愛いアーニャの図。
よし、これで私は来週も戦えるぞぉ!(いやマジで職場で人員足りなくてね、HELP)