『可愛いだけじゃない式守さん』犬束秀(いぬづかしゅう)の声優は誰?

可愛いだけじゃない式守さん

『可愛いだけじゃない式守さん』において、主人公である和泉くんが大好きなのはヒロインである式守さんなんですが、その式守さんが非常に警戒している競争相手がいます。

狼谷(かみや)さん? いえいえ、違いますよ。 8巻に登場した鯨(いさな)さん? 確かにちょっかい出してましたけど、あれはからかっただけではないかと。

猫崎さん、八満さん? まっさかー、有り得ない。じゃあ、誰だよ。

ヒロインである式守さんが和泉くんを巡って、対抗心を隠そうともしない相手。

その名は、犬束秀(いぬづかしゅう)、10巻時点で高校三年生になる、男性である(ここ重要)

引用 真木蛍五/講談社

ええと、冗談言うのはここら辺にしてね、と『可愛いだけじゃない式守さん』をあまり知らない方は思うかもしれませんが、読み込んでいるならば私の意見に賛同してくれるかと思います。

その辺りは、追々後述しましょう。

2年次から式守さん、和泉くんと同級生であるのは確定しており、豆まきの描写から考えても、恐らくは一年時も同じクラスに所属していたと思われます。これは先日考察した猫崎さん、八密と同じですね。

初登場も彼女達と同じ、1巻第12話。犬束くんと思しき人物が和泉くんの肩をつかんで、豆まき用の豆を持っております。

しかし、初登場から教室内で豆まきをするなど、ノリがかなり軽いように見えますが―巻を追うごとに、彼の味わい深いキャラクターが垣間見えてきます。

名前が出たのは、2巻第18話がはじめで、この辺りは猫崎さん、八密さんと一緒、本当に仲がよろしいことで……(羨ましい)

犬束くんは、和泉くんや式守さんからは犬束くんと呼んで貰えますが、猫崎さん、八密さんからは犬(いぬ)呼びされることもあり、そのたびに『束をつけろ』と言いますが、訂正する気がないのかもしれません(笑)

ちなみに、8巻に登場する鯨(いさな)さんからは『秀ちゃん』(シユウちゃん)と呼ばれております。

引用 真木蛍五/講談社

こんな美人から『秀ちゃん』呼びなんて、クッ、何て羨ましい(オイ)

『可愛いだけじゃない式守さん』は、これまでの考察でも明言していますが、女性陣が可愛いだけではなく、カッコいい方が多いんですよね。

が、野郎共も負けていないぜっ! 和泉くんは一見するとほんわかゆるキャラって感じだが、決める所は決める男だし、何より今回考察する犬束くんは、頼れる男友達、マジでリアルにこんな友達いたらなぁと思う代表格。

まず、運動系の能力が高い。基本的に、和泉くんの不幸体質は凄まじいもので、式守さんがガードしてくれているおかげで日常生活を送れている可能性が高いのですが(漫画内の描写見る限り、大怪我していないのが不思議なレベル)、しかし常に式守さんが一緒にいられる訳がありません。

そんな時に身を挺して守ってくれるのが彼、犬束くんです。

引用 真木蛍五/講談社

野球ボールが飛来したのを庇い、直撃を受けたり、家庭科で調理実習を行った際は、『じゃあ お前の不幸は俺がうけとめる 料理は任せたぜ!』という、何とも漢らしい台詞が出ています。

いや、まぁギャグなのはわかりますが、和泉くんの不幸を作中でずっと神様視点で知っている身からすれば、全然ギャグに思えなくてですね……どうすれば調理実習で頭にフォークが刺さってしまう事態が発生するんだ(謎)

絵はそこそこ得意らしく、美術の成績は4。手先が器用なのか、凧作りでもまともで綺麗な凧を作り上げていました。

ただ、彼に包丁を握らせてはいけません。ノリと勢いで出来ると思って、玉ねぎ相手に、ヤクザが人体にドスを突き刺すような感じで包丁を使っていましたからね(猫崎さんからしこたま怒られている)

引用 真木蛍五/講談社

10巻まではバレンタインのイベントがきていませんが、犬束くんに告白してくるような女子は出てくるのか否か。運動会の振る舞いを見る限り、モテる要素しか見当たらないんだが、彼自身が恋愛にあまり興味なさそうですからなー。

運動会ではリレーのアンカーを務めて1位でゴールテープを切り、ボウリングでは高校生としてはレベルが高いと言っていい217のスコア(式守さんは300だけど、あれはちょっとではなくかなりオカシイレベル)

獣医を目指すくらいには頭も良い。容姿も見た限り悪くなく、人付き合いが悪い訳でも無い。目標をしっかり見据え、下の妹さんか、弟さんかは不明ですが、彼等彼女等のために、獣医になるための学費をアルバイトをして自分で稼ぐという精神性に、和泉くんを不幸から身を張って守る慈愛の精神(笑)

引用 真木蛍五/講談社

これだけ揃えばモテない方がおかしいでしょう奥さん(オイ)

でも鯨(いさな)さんのような美人がそばにいても、対抗心しか感じていないところが、彼らしいと言えば彼らしい。

身長はおそらく、170センチ以上はあるかと思われます。と言うのも、猫崎さんの身長が166センチなのですが、この五人が横に並んだシーンがあります。多少奥行きのずれこそありますが、頭半分以上は猫崎さんより高いことを考えれば、犬束くんの身長は170センチ以上はあるように思えます。

2巻の紹介ページでは、自分に素直、遊ぶのは好きだがサボるのは嫌い、という中々ユニークな個性をもっております。

確かに、欲望と言うか、自分に素直なシーンが多い気がします。

お腹がすいたのか、獣の如く食料を求めたり(3巻第29話)

引用 真木蛍五/講談社

和泉くんが女子だったらモテただろうな、と感じたことをそのまま口にしたり(3巻29話)

和泉許子さん(和泉くんの母親)が和泉くんの前髪を切り過ぎてしまい、それに揃える形で式守さんも髪を切ったが、『あとは犬だけだね』と猫崎さんが犬束くんに前髪を切るよう要求するも断る(4巻第45.5話)

和泉くんのお見舞いに向かう際、式守さんがのど飴を購入しようとするも、めちゃくちゃ悩んでいるのを見て(そんな悩むことか……?)と思っていた時に、どちらが良いと思うか聞かれた際、すごい雑に『あー 右右』とどうでもよさそうに答えている(笑)

引用 真木蛍五/講談社

『だって お前らとリレーって楽しそうじゃん』と笑顔でリレーに立候補(5巻第50話)

リレーの直前なのに食い過ぎる(5巻第53話)

引用 真木蛍五/講談社

テスト直前で、式守さんと和泉くんが間接キスみたいな感じで互いのアイスを食べているところ、美味そうに思ったのか和泉くんのアイスを横からバクと食べてかっさらう(6巻64話)

引用 真木蛍五/講談社

皆で何をやりたいか次々とあげて収拾がつかない中、『卒業したって社会人になったって 予定合わせて集まればいいだけだろ そんなに難しいことかよ』とサラリと言ってのける(7巻第70話)

式守さんが手先の不器用さからボロボロの凧を作り上げてしまった際に、和泉くんが『式守さんの分 ぼくが作るよと言ったのに対し、『いや 時間もったいねーし交代でやろうぜ』と提案。ちなみに式守さんは血の涙を流していた(笑)

と、こんな感じで自身の欲望や感情にひたすら素直な人物なのです。だから和泉くんとウマが合うんだろうねー。

このように、リアルにこんな友達いたらなーと思うような犬束秀くんの声優に誰がふさわしいのか。

まず、元気の良さは必要、かつとにかく自身の欲望や感情に素直―豊永利行さんはいかがでしょうか。

最近ではダイの大冒険が人気なので、ポップの声優さんかと思われるでしょう。まぁ、自分もダイの大冒険見ていたし―と言いたいところなんですが、この声に聞き覚えがあるなと思ってチェックしてみたら、FGOのオベロンも豊永さんだったことに気付きました。

 あのどこから声出しているかわからない、オベロンのスキルの『ヴァァァァァッ』って声とポップの声が同じとは思えない……いや、でもポップの声なら犬束くんにピッタリだと思うんですよね。

追伸

4月2日とアニメの放送日が決定したことに伴い、犬束秀くんの声優さんも正式に決定しました!

犬束秀の声優は、岡本信彦さん……全然予想が掠りもしてねえぜort

有名どころでは、バクマンで新妻エイジ役を担当していますし、最近の作品で私の見ている漫画やアニメの範囲だと、灼熱カバディに登場する魔王……じゃなかった、王城正人キャプテンでしょうか。

灼熱カバディ知らない人は、キャプテンなのに魔王なの、と首を傾げるでしょうが……あれは一見の価値あると思いますよ。

王城正人で画像検索でググると、私の言いたいことがわかると思います(汗)

あの不気味な『カバディ……』が犬束くんの声になるのか……うーん、どう変化するのか楽しみでもあり、少々不安でもあるなぁ。

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