前回の第四話でのお話しの流れ通り、川に遊びにいくことになった式守さん一行ですが、成績優秀組と赤点組の差が激しいですね(汗)
かたや学年でも上位の成績で(犬束くんの成績がわからんが、獣医を目指しているのだから良い成績のはず)、かたや赤点補習組……おぉ、この残酷な成績格差。まぁ、犬束くんが指摘している通り、猫崎さんに八満さんはテスト前でも勉強していない模様なので、自業自得な面はありますが(汗)
引用 真木蛍五 式守さん製作委員会/講談社
しかし、和泉くんがいると天候まで左右されることは原作でも描かれたことがあり(修学旅行で雪に降られている)、まぁそこは和泉属の御力というか、神通力と言うか(笑)
でも今回の川でも晴れたし、式守さんとのデートで雨が振っていた描写は無いし、運動会でも晴れていたよな?
そう考えると、天候にまで和泉属の力が作用したのは修学旅行のみなんですよね、12巻現在では。
あ、一応宣伝しておきましょう。
5月9日に可愛いだけじゃない式守さん13巻が発売されます。
リンクを掲載しておきましょうか
私は、もう13巻、予約済みだ(ドヤぁ)
可愛いだけじゃない式守さんの13巻のPRはこのくらいにしておきましょう。
川でキャンプ、となればバーベキューが定番ですが、一行もバーベキューをやるんですが、ここに飢えた獣が二匹(笑)
引用 真木蛍五 式守さん製作委員会/講談社
岡本信彦さんも松岡美里さんも、見ているだけで肉を食いたくなってくる演技をされていますなぁ。
あぁ、肉、野菜、肉、野菜、肉ぅぅぅ(肉ぅぅぅぅ!)
朝8時に書いていますので、朝食を食べていないことも手伝ってめっちゃ何か食べたくなってきました。
朝から飯テロか、犬束秀、猫崎享(オイ)
朝っぱらから私の空きっ腹を的確に攻撃してきやがるこの二人……(腹減った)
それにしても猫崎さんの演技をしている松岡美里さんはハマリ役なのか、元気いっぱいに振舞われていますなぁ。朝から飢えた演技に犬束の包丁ブッ刺しに悲鳴をあげ、大きな声で笑い、もっと(バーベキューの食材を)並べようぜ、と言う犬束くんに、グッドアイディーア! とノリノリで英語を喋っております。
声優の新人さんにとってこのコロナ禍は、各声優の収録活動が従来の集団収録から個別収録に移行したことで、声優ひとりひとりの拘束時間が短くなっているんですよね。
結果、業務が効率的に行われる→各声優の時間に空きが出来る→実力者・売れっ子の声優さんからバンバン仕事が入っていく→これまでは端役の仕事をやらなかったベテランさんにも、端役の仕事も向けられるようになる→新人の声優さんの出演機会がなくなっていく、という状況が形成され、人材の育成が危惧されているそうです。
このコロナ禍による、新人の声優事情もいずれ記事にしたいんですが、そういうこともあって、2019年以降にデビューした声優の新人さんは中々出演機会がないそうなんですよね。
そういう意味でも、2020年にデビューした松岡美里さんと、2018年に端役で一度しか出演できなかった、和泉くん役の梅田修一郎さんには頑張って欲しい。
さて、声優事情はこのくらいにして、話を本編に戻しますか。
料理を作ることになるのですが、包丁を握る先陣を切ったのは犬束秀。
引用 真木蛍五 式守さん製作委員会/講談社
ですが、彼、上記の画像の包丁の扱いからわかるように、料理は出来ませんっ!
玉ねぎをご覧のように、包丁で切るのではなく、キルするかのようにブッ刺しております(笑)
本当、猫崎さんではないですけど、どうしてこれで率先して包丁握ったのかわからん(笑)
そして犬束くん以上に料理をすることに危険視されたのが、和泉くん。
まぁ、母親の許子さんが、式守さんと料理教室に赴いた際に、包丁を運んでいる際につまずき、包丁の刃先が式守さん目掛けて飛翔する、というとんでもない事態が、4話の最後にオマケとして放送されていますからね、その血筋を考えれば、猫崎さんの危惧もわからなくもない。
引用 真木蛍五 式守さん製作委員会/講談社
しかし、和泉くん、不幸不幸と言われますが看板やボール、フリスビーや新聞紙が本人目掛けて飛んでくる、天候の悪化など対処し難い不幸も結構ありますが、自らの不注意の割合も結構ありますので、ちゃんと注意していれば、これこの通り、ちゃんと料理だって出来るのです(私にも何か作ってくれ、お腹すいた)
スモアというお菓子まで作るし、五人の中で一番料理が上手い可能性がありますからね。
式守さんは後述するとして、猫崎さんは大雑把な性格が災いし、菓子作りで失敗しているシーンがあります。この時は八満の指導でまともなお菓子が作れたので、和泉くんか八満さんのどちらかが、五人の中では一番料理が上手いのではないかと思われます。
あ、最下位は犬束くん(そもそも料理できないのだから確定)
そして原作では29話がこのお話しの下敷きになっていますが、漫画の29話では式守さんが和泉くんにアヒージョを作るシーンはありません。
引用 真木蛍五 式守さん製作委員会/講談社
これ、漫画では第1巻の第13話で式守さんがお弁当を和泉くんのために作ってくるんですが、ここで式守家のメシマズの遺伝が広く読者に知られるようになったんですよね。
アニメでは舌が吹き飛んだくらい壮絶な味、と表現されていますが漫画版では味蕾(味を感知する味細胞の集まり)が吹き飛んだ、と和泉くんは表現しています。
引用 真木蛍五 式守さん製作委員会/講談社
その場に崩れ落ちた和泉、式守に対し、犬束、猫崎、八満のリアクションが何とも言えませんね(苦笑)
漫画版もアニメ版も、和泉くんが男らしさを発揮し、この壮絶な料理を完食しております、やるな和泉。
しかし、式守家のメシマズ遺伝って相当だなと思うのが、周りの反応では匂いよし、見た目よし、である点。
なのに味が壮絶という壮大なトラップ(オイ)
なお、漫画版では式守さんのメシマズ弁当が第1巻の第13話で出てきて、和泉くんの母である和泉許子さんと料理教室に向かうのが第2巻のオマケ漫画になるんですよね。
なので、アニメ第四話は、漫画の時間系列上ではメシマズが発覚してから料理教室に通い、メシマズを式守さんは克服するのですが、アニメでは川でのバーベキューで和泉さんにアヒージョをご馳走したことで、式守さんのメシマズが発覚しているため、時系列がちょいとおかしなことになっているんですよね。
あるいは、第四話の許子さんとの料理教室は、EDテーマ放送後に流れたので、時系列がちょっと違うよ、と暗に示唆されているのかもしれませんね。
犬束くんがひたすらバーベキューを食べた後は、川に向かうのですが―和泉くん、ここで川に流される女の子を発見。
救助すべく奮闘するのですが、足をつってしまい、式守さんに救助されます。
引用 真木蛍五 式守さん製作委員会/講談社
相変わらず漢な式守さんですが、今回は料理をバッチリ作った上に、女の子を救助する和泉くんもカッコ良かったぞい。
あ、救助した女の子に額にお礼のキスをされますが、式守さんがそこで複雑そうな面持ちをしてヤキモチ焼いております(ニヤニヤ)
ちょっと前のシーンで和泉くんをおちょくるおちょくり守が出現していましたが、毎回毎回、からかってはヤキモチ焼いたり、男前なところを見せたり可愛い部分を見せたりとクルクルと表情が変わります。
ただ和泉くん、足つった後で川で泳ごうとするのはヤメレ(アンタ、精神的にタフ過ぎ)
川遊びが終わるとジェラートのアイスを食べることになるんですが、こちらのエピソードの元ネタは6巻に収録されている64話。
あの子どもじみたアイスのやり取り、和泉くんと式守さんが互いのアイスを食べ合うべく、和泉くんのアイスを式守さんが食べようとした瞬間に、己の欲望に忠実な犬束くんがごっそりと彼のアイスを食べ、報復にダメージを負うほどの多量に、犬束くんのアイスを食べ返す式守さんのシーン(笑)
引用 真木蛍五 式守さん製作委員会/講談社
本当、犬束くんが和泉くんと一緒にいると、式守さんは子どもじみた対応を取りますなぁ(ニヤニヤ)
次の話辺りで、式守さんが犬束くんを『兄さん』と呼んでしまう事件が勃発するのではないかと思うが、どうでしょうなぁ(ニヤニヤ)
それにしてもこの五人組、学力格差も運動能力格差もデカすぎる(苦笑)
今回は、漫画の29話~31話をベースに13話と64話を改変して挿入したような構成でしたが、次回はどうなるのか。
楽しみに待たせて頂きますm(_ _)m