初っ端から日差し耐性がほぼ皆無であることを曝け出す『いじゅみ』くんから始まる『可愛いだけじゃない式守さん』のアニメ第四話。
引用 真木蛍五 式守さん製作委員会/講談社
今回の第四話は二巻の第二十五話、第二十六話と三巻にある第二十七話、第二十八話、四巻のオマケ漫画が下敷きになっていますね。
ちなみにED後のオマケは、2巻のオマケ漫画がもとになっておりますな。
最初のシーンは二十五話からではなく、二十六話からのスタート。
アニメが原作でどこが元材料になっているかはこのくらいにしておいて。
なんだろう、八満のあの絶妙なヤル気無しボイスが、どうにも耳から離れない(謎)
『テンションたけぇなぁ』
『でも、川と和泉の組み合わせも危険そうだよな』
『なんでもいいんじゃねえか』
ボソッと呟かれる日高里奈のあの、ヤル気の感じられない声が何とも八満大明神という感じがする(笑)
引用 真木蛍五 式守さん製作委員会/講談社
犬束くんからの八満への、川でいいか、との問いにも
『誰かのウチでゴロゴロしたい。クーラーガンガンで』原作通りの答えなのに、本当に八満ならこんな感じで言うよなぁという具合に演技されて満足満足♪
あと出演している時間の八割くらいは常に元気全開な演技をされている、猫崎享役の松岡美里さん。
『ハイッ! わたし、海行きたいっ!』から、犬束くんの、川の方がよくね?発言に『んぁ~、川もアリぃぃ!』という元気な声から式守さんの、私がついている、発言からの『カッコイ~、みっちょ~ん』まで、五人のムードメーカーになっております。
これは松岡美里さん、今後もチェックしておかなければならない声優さんになるでしょうなぁ。
コロナ過で声優さんの2019年以降のデビューした新人世代が絶滅に瀕しているという話も出てきているので、松岡さんには是非是非頑張って貰いたいところ。
そういう意味では、和泉くんを演じている梅田修一郎さんもデビューは2018年ですが、名前のある役柄を演じたのが2022年からなので、和泉くんの役をステップにして飛躍して欲しいところです。
そのうち、声優さんの業界についてもブログ記事書いてまとめたいもんですなぁ。
そして、作中(12巻までで)でまだ異性と付き合っている表現が皆無の犬束くん。
引用 真木蛍五 式守さん製作委員会/講談社
『気なんか遣うかよ、皆で楽しめるトコ行った方が楽しいから話しあってんだろ』
式守さんに隠れているけど、この男がモテないのが逆に不思議。
男前に過ぎるぞ、犬束秀は(イチオシです)
式守さんと和泉くんはメインですからね、今さら語ることもないでしょう。
川に行くための水着の調達にやってきたのが、漫画の第二十七話に該当する回ですね。
ただ、この買い物をしている最中に、式守さんと猫崎さんがバスケットの試合をしていた時の回想が出てきますが、四巻のオマケ漫画が原作のお話しなんですが―
式守さんと廊下で擦れ違った際に猫崎さん、式守さん愛を八満に語ります。
『ちっちゃい頭、サラサラの髪、細いし、頭いいし、目も大きくてまつ毛長くて、その上性格もちょー優しいときた! お嫁さんにしたいランキング一位だよ、大和撫子だよ奥ゆかし過ぎるよぉぉぉ!』
『つまり式守は、アタシの理想の女の子なの!』
しかし、周囲をよく見ていると設定されている八満はこの猫崎評に『そうかぁ?』と疑問を呈しているのですが、こうしてコミックスやアニメを見返すと、八満、ちゃんと周囲の人間をしっかり観察しているんだなと感心してしまいます。
式守さんのカッコ良さにハートを奪われてしまった猫崎さん、バスケの試合中は眼がイってしまっています。
引用 真木蛍五 式守さん製作委員会/講談社
この一件をもとに、清楚な女性が好きだった猫崎さん、カッコいい女性が好みに変わっておりますが、式守さんのお母さんに会った際、友人たちがその眼光にビビりまくる中、ただ一人、ほれぼれとした視線を向けているくらいに好みが変わってしまっているので、式守さんとのバスケットボールの試合での邂逅は衝撃的だったのでしょう(笑)
ちなみにこのバスケで式守さんがハッスルした理由は言わずもがな和泉くんが見ていたから(笑)
あ、あとこのバスケットの試合、アニメ版ではちゃんとしたデジタル式の得点版を使用していますが、漫画では手で動かすアナログチックなものを使用しています。
ただ、アニメを見ていてふと疑問に思ったのが、犬束くんと和泉くん、どっちが成績いいのか、と。
漫画ではクラスでの順位は和泉くんが2番、式守さんが3番なんですよね。
で、これだけ締めるべきところはしっかり勉強している犬束君は獣医を目指していることもあるので、ひょっとしたらクラスで1番出来る? とか思っていたのですが、この話で勉強をしている際に、犬束君と和泉君でこんなやり取りがありました。
テスト問題を見ながら、二人の会話。
和泉くん『これは、当てはまる樹系図だけ書いていけばいいよ、そうそう、さすが犬束くん』
犬束くん『和泉に言われてもなぁ』
―ということは、テストの成績的にはやっぱり犬束くんより和泉くんの方が上、ということでいいのかな?
まぁ、運動も出来て性格も良くてクラスで一番勉強出来るとなると、式守さん以上の完璧超人になっちまうしなぁ、犬束くん(汗)
で、テスト中に筆記用具が全部壊れた、というところから第二十八話になるんですが、途中から第二十五話のエピソードが挿入されているんですよね。
式守さんが『私が 声聞きたかっただけ』から和泉くんが『じゃあ、何かお話しする?』というところから星座のお話しになるんですが、ここからですね、第二十五話。
漫画版ではプラネタリウムでの会話になっているんですが、電話での会話になっている、という変更点はありますが、そこ以外はほぼほぼ第二十五話の内容になっていますね。
まぁ、漫画版では『いじゅみくん』がイケメンな式守さんの言葉に昇天してしまい、星になっておりますが(汗)
あ、あと下野紘さんのファンの方には朗報。
式守藤がまた最後の方にチョイと顔を出しております。
引用 真木蛍五 式守さん製作委員会/講談社
殺し愛コンビなんですが、どっちかって言うと、ああいうサスペンスよりも、式守さんのようなラブコメディの方がお二人には合っている気がする。
演技力の観点からではなく、一重に大西沙織さんの愉快さを脳裏に思い浮かべるだけで、サスペンスにはちょっと似合わないだろうという、個人的な理由で(汗)
最後の和泉母こと、和泉許子さんとの調理の教室の一幕で終わるんですが―うん、さすが和泉属。血は争えない(ガクガクブルブル)
引用 真木蛍五 式守さん製作委員会/講談社
みなさん、調理中は刃物の扱いには注意しましょう、マジで怪我しますよ。
しかし、このお話がもう出てきたということは、式守さんのメシマズの遺伝子が存分に発揮された第十三話は飛ばすんですかね?
それとも、今回のバスケットの話みたく、回想と言う形で挿入されるのか?
では、アニメ版の可愛いだけじゃない式守さん第四話の感想は、この辺りでお開きにしたいと思いますm(_ _)m
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