今週のパリピ孔明での故事は、錦嚢の計―錦嚢の計、という名称だとは知らなかったんですが、劉備が色々な事情から、同盟国であった(同盟国、と言っていいのかはちょいと迷いますが、当時は同盟国で違いないはず)呉へ赴くことになるのですが、孔明は劉備不在の蜀を守るために留守を預かるんですが、劉備の護衛として趙雲が随行するんですよね。
引用 小川亮 四葉夕卜 パリピ孔明製作委員会/講談社
で、孔明がこの趙雲に授けたのが三つの袋。この袋に、事態を打開するアドバイスがあった訳なんですが―これをなぞらえたかのように、前回の七話天下泰平の計vol.1でも、月見英子は三つの袋を孔明から手渡されていました。
一つ、極大お得プリプリンを2つ買うべし、というメモ、路上使用許可証と二つはこれまでに出てきていますが、残る一つは渋谷スカイスクエア展望チケットで、最後の一つがまだ使用されていませんね……
引用 小川亮 四葉夕卜 パリピ孔明製作委員会/講談社
久遠七海と路上ライブを演奏するところは原作通りなんですが、この第八話の『自分を探す』はアニメオリジナルのエピソードの比率がこれまでの話よりも多い話なんですよね。
まず、AZALEA(アザリエ)の宣伝用のトレーラーが通りかかり、
『アン、ダー、ワールド(Underworld) 謎は謎の方が ミステリアスだけ~♪』という歌詞がメロディーに乗せて聞こえてきましたね。
エイベックスらしからぬ、ドラムがやたらとハードな楽曲だったなぁ。
引用 小川亮 四葉夕卜 パリピ孔明製作委員会/講談社
先日書いたボーカルフルアルバムについての記事で、私、こんなこと書いているんですよね。
【アニメージュの記事で、このような文がありました、以下引用になります。
収録曲には、Youtube再生回数345万再生(※リリース配信時の数字)を突破している『Be Crazy For Me』を始め、『Shooting Star』、『UNDERWORLD』など人気曲を収録】
あー、UNDERWORLDってAZALEA(アザリエ)の曲なのね、なるほどなるほど♪
これでボーカルフルアルバムに収録される曲名が一つ明らかになりましたな。
Be Crazy For Me
I’m still alive today acoustic ver.
Shooting Star
Make it real
六本木うどん屋(仮)
Find the way
I’m still alive today
これにAZALEA(アザリエ)の曲としてUNDERWORLDが加わる、と。
後は、I’m still alive todayが英子とななみんのデュオで歌うバージョンが収録されるか否か、でしょうかね。
さて、ななみんと英子が路上ライブを行ってから場面が切り替わると、スティーブ・キドと孔明がゲームやっているシーンに切り替わりますが、これは原作には無いシーンですね。
引用 小川亮 四葉夕卜 パリピ孔明製作委員会/講談社
って言うか、孔明マジで1800年も前の人なんですか、ってくらいに現代に溶け込み過ぎじゃない(汗)
自身に何が足りないのか悩む月見英子ですが、アニメのオリジナル要素としては、同時期にKABE太人も赤兎馬カンフーとの決戦に備え、自分に何が足りないのかを悩んでいます。
原作では月見英子のシーンしか描かれていなかったので、このエピソードは個人的にとっても嬉しい。
月見英子の思いつきとも言うべき、原点回帰の言葉に、KABE太人は地元へ自分探しの旅に出ることに。
そしてKABE君、高校のレジェンドとして女子の後輩から崇められていた模様、もっとも微妙にディスられていましたが(汗)
また悩んでいるのはKABE太人だけではありません。そんな英子が悩んでいることを察知したからか、ななみんが英子を銭湯に誘うシーンもありますね。
それにしても、月見英子と久遠七海二人の『I’m still alive today』いいなぁ。
引用 小川亮 四葉夕卜 パリピ孔明製作委員会/講談社
是非是非フルで聞きたいが、7月27日には聞けるんだろうな、グフフフフ、すでにボーカルフルアルバムを予約した私に死角は無い!(オイ)
でも風呂でのぼせたせいで、英子の夢というか、悪夢に出てくる孔明が、なんか普段の言動の怪しさに拍車がかかることで、詐欺師にしか見えず、山の向こうでニコニコしながら手を振り『英子さん、共に高みを目指しましょう』『頂上までもう少しです』とか言っているの、傍から見ていると悪魔の囁き、にしては声が大きすぎるか、悪魔の誘いにしか見えない(笑)
引用 小川亮 四葉夕卜 パリピ孔明製作委員会/講談社
月見英子、いや、本渡楓さんの『うぎぃ、うぎぃ、のぼってものぼっても頂上につかないよ~』『もう無理ぃ~』とかって、本当に登山でもしてそうな荒い息遣いで聞いてて気の毒になった……
地元に返ったKABE太人は、高校時代の友人である佐々木くんこと『ささっちょ』と再会を果たすのですが、こちらも原作には無い展開。
漫画では、KABE太人の回想の中では色々とラップを通して親交があったようですが、現実の時間では交流がある描写は無いんですよね。
しかし、ささっちょ良い人や、韻は一つも踏んでいないけど(笑)
引用 小川亮 四葉夕卜 パリピ孔明製作委員会/講談社
お風呂でのぼせた後の英子が、ななみんを連れてもんじゃ焼きを食べに行くのもオリジナルのエピソード、というか漫画9巻までは英子が料理をする描写はこれまた無いんですよね。
と言うか、イメージ的にあまり料理が出来る気がしないんだよなぁ、英子(汗)
『千里の道も五十歩百歩』と言うような娘さんなので、歌に人生の全てを注力しているかのようなイメージがあるんですよ(汗)
この回でも英子、ななみんに『ねえ、ななみんはどうしてそんなに歌上手いの?』と問うた際に『場数踏んできたからね』とななみんは答えるんですが、これに英子が『そっか、もっとたくさん歌えば上手くなるってことだよね』と答えているんですが……うーん、いや、確かに真理ではあるのかもしれないんだけど、それはちょっと違うんではないのかな、英子さん(笑)
話は変わりますが、夜にもんじゃ焼くシーンを放送するとかってパリピ孔明製作委員会は私達の体重を増やしたいのかと抗議したい(わりとマジで食いたくなってきた)
引用 小川亮 四葉夕卜 パリピ孔明製作委員会/講談社
英子が鉄板奉行をするもんじゃ、食いたいないぁ。
『鬼に金棒、ビールにもんじゃ! いざぁぁ!』
いや、こんなカワイイ娘さんにもんじゃ焼いて貰えるなら喜んで食べる人続出だろうよ(笑)
しかし、本渡楓さんも山村響さんも美味しそうな声だすなぁ(マジで食いたくなってきた)
『こうやって誰かと笑ってご飯食べるの、久しぶりだなぁ』『友達かぁ。ほら、いくら仲良くても環境が変わったりするとさぁ』というななみんの発言を考え、自分のこれまでの歩みと照らし合わせると、職場が変わったり、居住地が変わったりすると疎遠になる人が多い私としては、何とも耳に痛い台詞でした……
そして英子の『ああ、それ寂しいよね。ななみんとはずっと笑ってたいなぁ』という素直な想いを聞くと、今頃大学の友人たちはどうしているのかなぁと感傷的な気分になってしまいました。
コロナのせいでここ二年、全然会えなかったからなぁ……
第八話の最後の方では『英子らしいアレンジだった』とななみんに褒められた英子は、好感触をつかみ、プリンジジイことスティーブ・キドの元に向かいます。
引用 小川亮 四葉夕卜 パリピ孔明製作委員会/講談社
んでもって、残されたななみんの元にかかってくる唐澤からの電話。
AZALEA(アザリエ)の宣伝用のトレーラーが通り過ぎると、そこにはななみんこと、久遠七海の姿は消えていた、という演出が今後の展開を暗示しておりますなぁ……
来週こそ、KABE太人VS赤兎馬カンフーのラップバトルが見れるのか? そろそろブチこんじゃいなよユー、という感じで第九話を待っています。