カッコウの許嫁 アニメ第二話 結婚ならしないわよ 視聴後の感想 ネタバレあり

アニメ化情報

本日はカッコウの許嫁第二羽(サブタイトルはまだABEMAで出ていないのですが、漫画だと『結婚ならしないわよ?』になっているので、多分これだと思います)の感想をまとめていきます。

結論から言うと、漫画の第二羽を忠実にアニメ化した、という印象でしょうか。

引用 吉川美希 カッコウの許嫁製作委員会/講談社

忠実に第二羽のストーリーをなぞりつつ、少しずつ付け足してアレンジを施した、という感じでしょうか。

しかし、オープニングの時の川のアニメーション、やたら綺麗じゃないですか? 第一羽の時も思ったんですが、スゲェ力の入れよう……入れよう、なんですが、これ、予算とか大丈夫なんですかね(汗)

余計なお世話なのは百も承知なんですが、ここまで力入れて川の流れを製作して、元が取れるのかちょいと心配……それともスゲェ力入れているように見えて、実はそんなもの凄く労力がかかるシーンではない、とかそんな感じなのかな? わからん。

あと、目ですね。かなり目に力を入れて作画をしているのかな、と。

引用 吉川美希 カッコウの許嫁製作委員会/講談社

目にまつわる作画の有名な話では、アニメではなく漫画にキングダムの原泰久先生がありますかね。

アニメ化もされ、累計で8700万部も売れている名作の一ですが、連載当初は当初は人気が出なかったんですよね。

アンケートでも最下位になったことで、連載打ち切りの候補にすらあげられる状態だったので、原先生が師と仰ぐ井上雄彦先生にアドバイスを求めたところ、目に力を入れて描きなさい、という内容のことを言われたそうなんですよね。

ウィキペディアで確認してみたら、黒目が小さい、とのことだったそうなんですが、ストーリーに重きを置いていた執筆から、しっかり絵を描く事に注力し、黒目を大きくすると、絵が全体的によくなり、人気が出た、との話。

なので、しっかり目を作画しているアニメーションなので、作画的には人気に火がついてもおかしくはないのでは、と個人的に思っています。

ただ……アニメ本編の方に話を戻しますが、漫画原作とほぼ同じ流れである、ということは、個人的には、アニメに関しては特にピックアップする流れがないんですよね……(オイ)

いや、スパイファミリーも同じ、原作を忠実になぞってアニメ化している作品なのに、どうしてこうも興味の引き付け具合いが違うのかと自分自身困惑しています(汗)

スパイファミリーでも、原作を知っているから先の流れはわかるのに、あっちは普通に楽しめるんだよなぁ……エレガント、という具合に(オイ)

カッコウの許嫁の第二羽は主人公のあまり裕福ではない、一般的な庶民の家庭で育った海野凪と、ホテル王とも言われる資産家の元で育った天野エリカの、経済格差によって発生する育ってきた環境の違いが明らかに。

引用 吉川美希 カッコウの許嫁製作委員会/講談社

いや、でもさぁ吉河美希先生、エリカが凪君の家の前で、チャイムに気付かなかったり、倉庫だと勘違いするのはわかるし、海外だと土足で生活するのも普通にあるので、その辺りもいいでしょう、この辺は確かに有り得そうだ。

でもさぁ、本や小物が入っているカラーボックスが椅子代わりになるとは、さすがに思わないでしょう―漫画だから全部リアリティ求めている訳じゃないんですが、何というかカッコウの許嫁って、こういう細部の所でも『それはちょっとないんじゃない?』という所が結構多くて、そのせいか、【あ、ここ作者笑いを露骨に取りにきている】と逆に冷めてしまうんですよね。

それが積み重なって受け付けないのかも……

だから逆に凪がエリカの家を見に行ったら、有り得そうだと頷ける場面は多かったですね。

別荘が日本に三つ、海外に三つとかってもう別世界や(唖然)

キッチンはだだっ広く、トイレは4つ、風呂は各階に、庭にゴルフ場にテニスコート、プールが存在する……

ペットの小屋が凪君の家と同じくらいのサイズなんだから、そりゃ凪君だってこんな顔してしまうよなぁ(同情)

しかし海野凪君演じる石川界人さんの『セレブだが?』はなんか笑った(笑)

そして、凪君のリアクションが笑える、背景が爆発してその場でうずくまり顔を覆うとか、こういうオーバーリアクションも漫画と同じなんですが、こっちは全然冷めないどころかもっとやれって思うんだよねぇ……我ながら不思議。

でも声優さんは想像以上に頑張ってくれているんですよね。天野エリカ演じる鬼頭明里さん、不良めいた台詞、頑張った。

『うるっせぇなぁぁ! 黙りやがれクソ親共が! 勝手に好き放題やりやがってぇぇぇ! 子どもに人権はねえのかよ! テメェら、ぶん殴ってでも反抗してやるぅ!』

そして、ベテランの貫禄を見せてくれたのが、海野洋平演じる木村良平さんの不良めいた台詞。

『今さら何言ってんだよ?』

『二ぃ度と反抗できねえように教えてやんぜぇぇ』

でもね、でもね……なんか、声優さんに、その筋の人が一人だけブレンドされているんですよね。

海野奈美恵演じる、日笠陽子さん。

引用 吉川美希 カッコウの許嫁製作委員会/講談社

殺し愛でミファ演じている時とは、180度どころか、キャラがもう次元が違い過ぎて、なんか怖い(ガクガクブルブル)

天野エリカが『私、結婚はしないわよ』と言ったあと、原作では『え?』と言っているのに、日笠陽子さんの返答は、

『アァァァン?』

チョットチョットチョットチョット(笑)

日笠さん、ちょいとアレンジが極悪過ぎませんか?(苦笑)

『上等だぁぁコラクソガキィィィ! 親のスネぇかじらなきゃ生きていけねえクセによぉおぉおおっ?!』

巻き舌が激し過ぎる(笑)

今日、カッコウの許嫁で一番笑ったシーン、ここでした(笑)

これは奈美恵さんの声優、日笠陽子さんをキャスティングしたのが大正解ですな。

比べるのが酷なのはわかるんですが、鬼頭さんの不良の演技と、日笠さんのドスの利いた構成員じみた演技では迫力が違う(ガクガクブルブル)

でもこれ、声優さんの収録現場ではどういう空気になっているんでしょうね? あまりの迫力にタジタジになっていたりするんでしょうか? それともプロですから平然と演技を続けるのでしょうか?(謎)

本編に話を戻しますが、凪君の想像力、実にたくましいわ(笑)

まぁ初対面で天野エリカに殴られているから、そう考えるのもわからんでもないんですがね。

こうして見返していくと、私、カッコウの許嫁をかなり特殊な見方をしているなぁと思いますね、あまりストーリーラインを追っていないし(汗)

ほぼ原作通りの展開になっているので、次は三羽のお互い一切関与しないこと単品をアニメ化するのか、四羽の絶対に負けないから、のミックスになるのか。

とりあえず、今日はこの辺りで。

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