重度のシスコンであるユーリ・ブライアがその凄まじいシスコンぶりとタフネスぶりを発揮する『SPY×FAMILY』スパイファミリーアニメ第九話―ってサブタイトルがラブラブを見せつけよって、これって非モテの私達に対する挑戦状と受け取ってよろしいか(オイ)
本当に夫婦ならここでキスしてみせろという、小野賢章さんの無茶振り―違った、ヨルの実弟であるユーリ・ブライア。
素面ではとても出来ないとお酒の力を借りてロッティーことロイドとキスすることを試みるヨルですが―その前の、ユーリに向けてフォークを投擲する流れは実に恐ろしい(ガクガクブルブル)
引用 遠藤達哉 SPY×FAMILY製作委員会/集英社
早見沙織さんがいかにお酒によって色っぽい演技をしていても、ここまで色っぽさが見事に失われる描写というのはそうそう無いのでは(汗)
しかし、そもそも重度のシスコンを患っている小野賢章さん―違った、ユーリ・ブライアが、姉が眼前で他の男とキスするなんて耐えられる訳がないのです(哀)
『っ、ダメだ姉さぁぁぁぁぁんっっ、やっぱり僕の目の前で他の男とキスなど断じてぇぇぇぇぇぇ―ぶぉぉぉぉぉぉぉぉっ』
あ、ぶぉぉぉぉぉぉ、部分は小野賢章さんが―違う、ユーリが恥ずかしさのあまり反射的に振ってしまった平手が頬に命中してしまい、トリプルアクセルじみた回転運動を開始した際の悲鳴です(汗)
引用 遠藤達哉 SPY×FAMILY製作委員会/集英社
なお、この時は部屋にいなかったアーニャは寝ぼけ眼で
『はっ、ちきゅうのおわり』とか言ってますが、漫画では『かくせんそう?』と呟いています。
お酒を飲んでかつ恥ずかしさもあわさってユラユラのヨル、ヨルの二度の愛のビンタをくらってフラフラのユーリ。
そして、血まみれのユーリを見て大丈夫かと思いつつ、これがブライア家の通常運転なのだろうかと頓珍漢なことを考えるロイドは、多分ですけど、色々と有り得ない光景を眼前で展開されたかもしれません。
それにしてもユーリ、姉さん泣かしたら、しょ、と言いかけていますが、これはロイドの指摘通り、処刑と言いかけております(笑)
姉を泣かせたら処刑とか、実に恐ろしいシスコン。
そしてこの姉さん姉さん姉さん姉さん姉さん姉さん姉さん姉さん姉さん姉さん姉さん姉さん姉さん姉さん姉さん姉さん、とDIO様の無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄、と無駄無駄ラッシュばりに姉さんラブを叫ぶ日がくるのでしょう……このファーストシーズンではないかと思いますが、セカンドシーズンでは普通にありそう。
それにしてもこれだけ血だらけになっても意識を保ち、歩行することが出来るユーリのタフネスぶりは相当だと思う。
引用 遠藤達哉 SPY×FAMILY製作委員会/集英社
ちなみにリアルで話しますと、私、過去に脚立から落下して頭蓋骨を骨折したことがありまして(実話です)
で、辺り一面血の海、阿鼻叫喚の地獄絵図が現出された、と当時職場に勤めていたパートさんが言っていましたが、私、その時の記憶が全くありません(実話)
気付いたら病院のベッドに担ぎ込まれていた、という感じなのですが、パートさんの話では血だらけで歩行し、救急車が到着するのをその場で待っていた、とか言いますが……この実話を踏まえると、あれだけ流血して記憶を保持し、なおかつ家まで歩いて帰れるユーリの耐久力は『SPY×FAMILY』スパイファミリーでナンバーワンだと思っています(マジで)
そして、あんまり記憶がない、と職場で喋っていますが、ある程度の記憶は持っていますので、どちらかと言えばこれはヨルに殴られた衝撃ではなく、お酒のせいかもしれない。
何せ、ヨルの酒癖の悪さを考えれば、実弟であるユーリもアルコールに対する耐性が無いと考える方が妥当でしょうから。
でも一番のビックリは、ユーリの職場のロッカー。
ヨルの写真がロッカー中に貼られていますが、今、『SPY×FAMILY』スパイファミリーの三巻で該当のコマを見ていましたが―原作でも同じようなロッカーだったわ、今気付いた(汗)
『はは は、りょうり へた』とアーニャが言ってますが、ヨルの料理を食していて、誰一人犠牲者がでることもない、というのはかなり幸運(通常は犠牲者がでる)
さらには悪魔召喚のように、料理なのに召還魔法めいた『オ゛ァ゛ァ゛ァ゛…』という、冥府からの呼び声めいた音声が出てしまいますからね。
ちなみに、こちらはミートボールを作ろうとして出来た物体A。
引用 遠藤直哉/集英社
アーニャに言われた一言がダメージになって同僚にも相談しているのですが、この時の会話を盗聴器で盗み聞いていたロイドは、会話からヨルと同僚の関係について、色々と察してしまいますが―うーん、こういうのを聞いていたら、まさかヨルさんが殺し屋であるなんて思わんよなぁ(汗)
まぁ、ユーリを平手で引っ叩いてトリプルアクセルじみた運動をさせた腕力を考えたら、常人とはとても思えないんですが―まぁ、そこはコメディだからスルーしているんでしょうねえ(汗)
人妻のオーラとかのたまっているヨルさんの天然ぶりもコメディ要素なんですが(汗)
第四話では、イーデン校の飼育舎から動物が逃げ出したハプニングでは、ヨルさんが、殺し屋たる本分をついつい発揮してしまい、秘孔を突いたことを考えると、隠し切れているとはとても言えないのですが、スルーしているし(でもロイドもアーニャもドン引いていますが)
ロイドがフランキーと共に秘密警察に扮してヨルに色々と探りを入れますが―この辺りの格闘術を見ても、疑惑を深める要素になり得るんですが、ロイド的には、秘密警察相手でもロイドやユーリ、アーニャを守るという、ヨルの覚悟を信用したんでしょうね。
この第九話はほぼ原作通りの内容でしたが、今回も楽しめました。
でもタヌキ暗号とか毛虫暗号とか、内容が良い意味でユルユル(笑)
ノリノリだったフランキー(吉野裕行)さんの演技、私は大好きです(爆)
そして第十話では奴が出てくる……!
第十話のサブタイトルはドッヂボール大作戦。
セシル寮(三組)VSウォルド寮(四組)のドッヂボールクラス対抗戦では、そう、彼が登場する……!
人民軍陸軍司令部少佐の息子 ビル・ワトキンス(6)
引用 遠藤直哉/集英社
その恵まれた体格と頭脳で幼稚園時代から数々の球技大会を総なめにしてきた、と漫画原作では紹介されているポーダムの怪童。
あ、ちなみにベッキーが幼稚園から大会があるのかと突っ込みをいれていますし、その前では初登場のビル君に向けて『なによあのバケモノはー?!』と絶叫しています(笑)
……記事にリンクしようとして、私、今、気付いた。
私、魔弾のビルの声優予想、していなかった(汗)