あぁ、『いじゅみ』くん、君、ホラー耐性が無いのは原作で知っているけど、いや、このホラー映画全然怖くないやん(汗)
もうあのシーンは完全に『いじゅみ』くんでしたね(笑)
エピソードそのもの1巻の第4話が下敷きになっていると思われるのですが、犬束くんから映画チケットを貰う件とかは漫画にはありません。
引用 真木蛍五 式守さん製作委員会/講談社
それにしても式守さん、和泉くんからの映画のお誘いにめっちゃ積極的やな(笑)
まあ、OP曲でも『なんか僕よりも彼氏みたい』と歌われているくらい、男前な女の子だしね(笑)
なすお☆さんが歌っているハニージェットコースターについての記事はこちら。
しかし和泉くん、式守さんとのデートではりきるのはわかるんですが、装備と言うか準備と言うか、不幸体質のせいで、完璧な備えをしたいのでしょうが……残念ながら君の不幸パワーの前では、完璧な備えをするのはほぼ不可能に思えます(汗)
一方の式守さんも、準備を―め、メガネ! メガネ式守さんではないですか!
引用 真木蛍五 式守さん製作委員会/講談社
漫画1巻の第9話でもメガネ式守さんは登場しているんですが、アニメでも見れるとは(感涙)
ただ、私個人としては漫画の9話でやっていたようなシチュエーションが好ましい(オイ)
大人っぽい式守さんが好みの私です(そんなことは誰も聞いとらん)
『デート服は、戦闘服ぅ?!』という感じでかなり準備に余念が無い模様の式守さんですが―そこに登場するのが式守兄こと式守藤!
引用 真木蛍五 式守さん製作委員会/講談社
いや、まさかアニメの第三話でお兄ちゃん出てくるとは思わなかった(感激)
式守藤のページ書いておいて良かったぁ。
でも式守藤の声優さんが下野紘さんだったのは意外だった。
しかし、式守さんの声優が大西沙織さんであることを考えると、アイムエンタープライズの先輩後輩の関係になるわけですが―殺し愛のソン・リャンハとシャトーダンクワースの関係性よりは、式守兄妹の関係性の方がよりリアルに近いですな。
下野紘さんと大西沙織さんをコンビで組ませると、下野紘さんが先輩であるためか、はたまた大西沙織さんが愉快なお方であるせいか、式守兄妹のような関係性に近いのではないかなぁと空想してみたりもします(笑)
デートで映画を見る二人ですが、式守さんが見たい映画を見ることになるんですが、その口説き文句が凄い。
『今日は式守さんが見たい映画を観よう』
『えっ、な、なんでですか?!』
『なんで? 式守さんのことがもっと知りたいからだよ!』
引用 真木蛍五 式守さん製作委員会/講談社
和泉くん、天然の人たらしだわ~(ニヤニヤ) こんなに素直に好意を全開で告げられたら大概の人はなびいてしまうわ~
式守さんの好きなホラー映画を観ることになったんですが……
『いじゅみ』くんよ、ジェイソンのようなスプラッタなものは大丈夫なのに、何であんな意味不明なホラー映画で気絶しそうになるんだ(ほんとうにわからない)
子どもが宙を漂う風船を追っていった先には、サーカス用の不気味なテントが張っており、その中に待ち構えているピエロが不気味な笑い声をあげる―というシーンでホラー映画はフェードアウトするんですが―式守さんが『ここまで怖がるとは』と言うくらいにはめっちゃ怖がってます。
いや、私もホラー映画苦手だし、リングとか呪怨とか明らかに怖そうなものは観ませんし、観たとしてもすぐに悲鳴あげてピーピー泣きそうになるんですが―和泉くんが観たあの内容だけでは、そもそもが意味不明過ぎてどう怖がればいいのかがわからない……個人的にはジェイソンもどきの方が怖いように思えるんだけど(汗)
まぁ尺の関係もあるんでしょう。
もっとも、『いじゅみ』くんがどのくらいホラーが苦手であるのかをわかりやすくするために、あんな意味不明なホラーを、めちゃくちゃ短い尺で作ったのではないか、という考えもあるんですが……総作画監督の武藤さんはどういう意図でああいうホラーにしたのか、機会があれば質問してみたいところですな。
ただ、ここで漫画でも見られたイケメン式守さんがご降臨……
引用 真木蛍五 式守さん製作委員会/講談社
……ご降臨される訳なんですが、なんでだろう?
アニメの方だってよく出来ているのに、イケメン度を一枚の絵だけで比較すると、ホラー映画見た時のケースだと、漫画版の方がイケメンに見えるのは私の趣向なんだろうか?
引用 真木蛍五/講談社
漫画のおまけページでは、ホラーとサスペンスが好みと話している式守さん。
苦手なジャンルは意外にもアクション。理由は、画面酔いするからとのこと。
さて、アニメ版の式守さんに話を戻しましょう。
和泉くんの不幸が今回のデートでも発動しまして、ヒモでくくりつけていた財布が落ちるという、普通に考えると発生しないアクシデントが。
ちなみに人生で貴方は何回財布を落としたことがあります? 私は一回、小学生の頃に(泣)
和泉くんのお父さん、お母さんの台詞から判断するに、これまで和泉くんが財布を落としたことは何度もある模様(汗)
これでもかというくらいに不幸なアニメオリジナルエピソードを投下してきますな、式守さん製作委員会(ニヤリ)
まぁ、結構な割合で不注意なところも見受けられるんですが、財布を落とすというアクシデントのおかげで、和泉くんのご両親から和泉家でのお食事のお誘いが。
……どうしようか、式守さんの苦手分野について書いてしまうと、まだ漫画を読んでいない人にとっては、この先にアニメ化された際に出てくるだろうエピソードの一つを事前にばらしてしまうことになるのか……
式守さんの苦手分野については、今回はパスしましょう。
和泉くんのお母さんはお料理が上手なようで、目を輝かせて許子さん(もとこさん)の手料理を食しているのですが、その際にも式守さんのイケメン度が全開になっております。
食後の和泉許子さんとの会話も中々深い。
『和泉さんは確かによくトラブルに巻き込まれます。周りからは不幸に見えるのかもしれません。
でも私は、不幸だと思ったことは一度もないです。
あの体質は欠点じゃない。彼の優しさはきっと人より不幸だからこそだと思うんです。
和泉さんは誰よりも痛みを知っている。それでも決して自分を憐れむことなく他人の心配をすることができる』
人って面白いな、と思う台詞でしたね。そのまま不幸だ、と思う人もいれば、ごく少数でしょうが、式守さんのような考え方をする人もいるんだろうなぁ、と。
先述の台詞のあと、可愛い惚気た式守さんの台詞と、式守さんのイケメンな台詞が出てきますので、まだ見ていない方は『可愛いだけじゃない式守さん』の第三話の視聴をオススメします。
あ、あと最初は和泉くんのお父さんとお母さんに対し、お父様、お母様と堅苦しく喋っていましたが、許子さん、明禎さんと下の名前で呼び、ご両親からはみーちゃんと呼ばれている……確かに年上キラーだ(苦笑)