『SPY×FAMILY』スパイファミリー『ガーデン』の部長マシュー・マクマホンの声優は誰?

SPY×FAMILY

『SPY×FAMILY』スパイファミリーの第八巻、購入してきましたよぉぉぉぉぉぉっ!

引用 遠藤達哉/集英社

フランキーはかなり早い段階で登場しているキャラクターであるにもかかわらず、まあだ一度も表紙になっていなかったので、遠藤直哉先生、このチョイスはグッドですぜ!

色々と八巻の見所や面白ポイントなども語りたいとも思うのですが、八巻で初めて名前が出てきたキャラクターがいましたので、今日はそちらのキャラの声優予想をしていきたいと思います。

 バーリント市役所第一局政策部のマシュー・マクマホン。

引用 遠藤達哉/集英社

スーツが似合う、眼鏡をかけたおじいちゃんキャラ―なんですが、この人、ヨルの同僚―と言うか、上役っぽい感じなんですよね。

 いいえ、仮初の身分である、市役所職員としての上司ではなく―以前に紹介した、『店長』のように、裏の組織『ガーデン』の部長としての上司。

 七巻のMISSION43の終盤の方で、ヨルに『キミの担当の得意先から』と呼びかけるために部屋にやってくるシーンが初登場の『部長』マシュー・マクマホン。

引用 遠藤達哉/集英社

 ヨルの裏の顔の上役、直属の上司という時点でヤバい空気が出ているんですが、MISSION45で早速その実力の片鱗を見せてくれています。

 殺気から殺し屋の存在を感知すると、彼の背後を、気配を断つことでたやすくとってしまい、関節を極めて制圧した後は拷問を行いながら尋問、取れるだけ情報を取ってしまったら、情けも容赦もまったくなくあっさり処理。

 どっちが殺し屋なのかわかりません、ってどっちも殺し屋だったか(汗)

引用 遠藤達哉/集英社

 ロイドの認識では、半分都市伝説みたいなものである『この国に昔から存在するとされる暗殺組織』なのですが、情報屋であるフランキーからするとそうではなく、『兵士一人で一個中隊を殲滅できる力を持っている』らしく……ヨルは規格外だとしても、『部長』ことマシューさんの戦闘を見ていると、フランキーの認識の方が正しいような気がします。

 ちなみに、一個中隊とは軍隊における部隊の単位であり、中隊は小隊の上に位置し、大隊の下になります。

 兵科や装備、時代で一個中隊の規模は変わってくるのですが―

 歩兵であれば、4個小隊に相当するとされ、一個小隊はおよそ50人前後。

 つまり、二百人。

 ……う、うん、ヨルなら確かに二百人くらいの、並みの軍人なら葬れそうだし、マシューさんも、暗殺や不意打ち、ゲリラ戦ありの何でもありなら、やれそうな気もします。

 何よりこの方、とてもクレバーです。

 敵に情報が筒抜けで、護衛対象の居場所がバレたと、敵を拷問して取得した情報から察知すると、空いている部屋へ護衛対象を連れて行くようヨルに指示しつつ、自身は殺し屋の死体の後始末をしながら、ゲストサービスを使って空き部屋の確保。

 うーむ、有能っ!

 ただ、相手の情報屋の方が、情報では上手をいかれているんですが、これは盗聴器だなんだと色々設置されていますから、これはやむを得ないか。

 そもそも殺し屋相手に、亡命の情報がまるっと漏れていたのも、ガーデン側のミスではなく、ゼブという護衛対象の男性が、故郷の両親に電話で最後の別れを告げたそうなのですが、そこから漏れたみたいなので。

 周りのどこに、どれだけ敵が潜んでいるかわからない状況で、ヨルに護衛対象を守らせつつ、自身はフロアを見回りつつ、敵戦力を削いでいく覚悟。

 何より、ヨルですら固唾を呑んでしまう、この視線。

引用 遠藤達哉/集英社

 歴戦のツワモノ感が出ております、部長っ!

 ちなみに八巻のカバーを取ると、フランキーが表紙で色々と解説してくれていますが、その解説によるとマシューさんこと『部長』は、メインキャラの扱いでは考えていなかったので適当に描いていたとのこと。

 えー、そんなーっ(驚き)

 接近戦良し、武器を用いての中距離戦(ダーツ)良し、銃器の扱い良し、遠距離狙撃良し、通信傍受などの通信系統に、拷問の方法等々、諜報方面も出来ると思われるオールラウンダーな戦闘員なのに、いかにも普通っぽく見えるオジサンというギャップ、絶対狙ってキャラ造形したと私は思っていたのにっ!

 私はマシューさんのデザイン、良いと思いますよ遠藤先生、だから簡単にあっさりと退場させないで下さいね、お願いですよ!

 ああ、でもギャップといえばこの方、ヨルがバッタバッタ敵を殺して周りを散らかしている時に、

『きちんと清掃して証拠隠滅を図らねば』とかって、たった二人で結構な人数(カバーを取るとフランキーが解説をしている、殺し屋達の原案がありますが、顔だけで28人分ありますので、全員使用されているとすると、二人で十倍以上の戦力を相手取っている計算になります)を相手にしているのに!

 しかもモップとバケツと雑巾持って!

 おじいちゃん、そんなことするより。ヨルさんと一緒に敵のお掃除を先にしてよ(オイっ)

 遠藤先生、多分意識して雑にこの殺し屋達と、ヨル&マシュー部長の戦闘描いていると思うんですよね。

引用 遠藤達哉/集英社

 一巻でロイドは、ヨルとのパーティに参加するため、『西側から盗まれた美術品の回収及び密輸組織の壊滅』を参加予定の時刻までに間に合わせるため、速攻で片づけた時でさえ、フランキーに『雑っ!』と指摘されているものの、ロイドは増援に対処しきれず、回収した品々と共に撤退しています。

 一方、ヨル&マシューの二人が、八巻の戦闘舞台となった船上での戦闘は、MISSION52の花火があがって、花火の光景と対比させながら進行していく二人の戦闘は、フランキーではありませんが『雑っ!』という感じで進んでいきます。

 マシューさんなんか、死体投げ捨てながらモップを音出しながらかけていくんですから(笑)

 しかもヨルに立て続けに仕留められる、鉄の爪らしきものを装備している背の小さな老人、毒霧の使い手、鋼糸使いのエスメラルダ、自己紹介すらさせて貰えなかったチャクラム使い(笑)、みんなヨルの武器で額に穴を開けられてお亡くなりになっています(合掌)

引用 遠藤達哉/集英社

彼等がお亡くなりになる描写も、マシューさんがその死体の周りでもっぷをかける光景も、ヨルが次の相手を求めて走る姿も、コマが進むたびに雑になっていきます(遠藤先生、絶対狙って書いてるでしょコレ)

殺し屋が出てくるコマはちゃんと丁寧に描いているのが、キャラクターには、端役であっても、しっかり愛着もってんだなぁと思わせてくれます。

引用 遠藤達哉/集英社

 さて、色々と『部長』ことマシューさんの活躍具合を活字でしたためさせてもらいましたが、そんなマシュー・マクマホンの声優を誰が演じてくれるのか。

 お年を召した、迫力のある声の方になるかと思われるのですが。

 個人的には山路和弘氏を強力に推したいです。

 以前にも記事に書いた通り、私は声優にはあまり詳しくないので、基本的に私が好みのゲームやアニメなどで知っている範囲でしか知りません。

 山路和弘さんはFGOで柳生但馬守宗矩を演じていた関係で、あ、あの声のお人かと認識出来たのですが、随分と深みのある声の方なんだなと思って調べてみたらなるほど、やはりその道で一線級の声優さんから尊敬を集めている方なのだと納得したものです。

 山路さんの声で、『SPY×FAMILY』スパイファミリーのマシュー・マクマホンの台詞を脳内再生してみて下さい。

『人が人である以上 争いに終わりはない』

『戦時だろうと平時だろうと 我々は常に護国の兵たるのみだ』

『任務に集中なさい 全員死にますよ』

 クッ、大塚昭夫さんも考えたんですが、どうしてもイスカンダルのイメージが出てきてしまい、渋味よりも豪快さの方が上回ってしまって(汗)

『部長』マシュー・マクマホンは山路和弘さんで是非お願いします。

追伸

第一期でヘンリー・ヘンダーソン先生こと、エレガントの声優に山路和弘さんが起用されているので、部長、マシュ―・マクマホンの予想を再度予想させて頂きます。

……大塚芳忠さんでどうでしょ? 殺し屋の迫力ある声も、落ち着いた感じで渋く出されると思うんですが、誰になりますかね?

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