『SPY×FAMILY』スパイファミリーのガーデン『店長』の声優は誰?

SPY×FAMILY

 今日は『SPY×FAMILY』スパイファミリーの、東国(オスタニア)の情報屋の間で噂されている暗殺組織『ガーデン』のトップと思しき人物、『店長』の声優を誰が務めるのかを予想したいと思います。

引用 遠藤達哉/集英社

『店長』、と言われてもピンと来ない方もいるかもしれませんが、それもそのはず。『SPY×FAMILY』スパイファミリーの作中で顔が公開されたのは七巻のMISSION44が初めてなのですから。

もっとも、台詞だけの登場であればすこぶる早く、第一巻のMISSION2では『お客さまが入りましたよ〈いばら姫〉』と電話越しでヨル・フォージャー(この当時はまだロイドと偽装結婚していないのでヨル・ブライアですが)に話しかけています。

 でも、一国の暗殺組織のトップと思しき地位についているだけあって、この『店長』、存在感はバッチリなんですがあまり登場しているイメージがありません。

『SPY×FAMILY』スパイファミリーの一巻から七巻を読み返してみて、あ、一度も登場していないんだ、とようやく気付いた次第(汗)

この『店長』、一巻のMISSION2で電話越しにヨルに『お客さまが入りましたよ〈いばら姫〉』と言った他には、こんばんは、という挨拶と、標的がどこにいるのかを伝えただけ。

 そこからは、MISSION44の直前の直前、MISSION43の

最後の方で『こんにちは お客さまが入りましたよ〈いばら姫〉』と電話で話しかけただけで、声だけの登場はもちろん、シルエットだけの登場も無し

つまり、声のみの登場も含め……姿が登場するMISIION44まで二回しか登場していらず、二回目の声のみの登場であるMISSION43は最後のページでの登場。

 うーむ、レアキャラと言って良いかもしれません。

 ヨルのアイデンティティにかかわる部分にガッツリ食い込んでおり、さらには物語の構造的に、東国(オスタニア)の暗殺組織という重要な配置についているので、存在感は抜群なので、『SPY×FAMILY』スパイファミリーの『店長』と言われれば、ぼんやりとしたイメージは出てくるでしょうが、いかんせん、登場回数が少ない上、声のみの登場が多く、しかもそれはヨルに対する電話での依頼という形を取るため、考察材料が非常に少ないキャラです。

 やっぱりレアキャラだよ、この人……

 この店長、『ガーデン』という組織名にあやかってか、趣味が庭いじりなのか、七巻でヨルと直接会った際には、植物の剪定をしていました。

 剪定、と言うとFGOの剪定事象を思い浮かべてしまう私は、重度の菌糸病を患っている自覚はありますが、それとはもちろん関連性はありません(笑)

引用 遠藤達哉/集英社

 私の悪い癖で、関連性のある単語が出てきてしまうと、好きなアニメやキャラクターの話をしはじめてしまい、脱線してしまいがちなんですが―ちゃんと話を戻さないと。

 ヨルや『部長』などの人員を用いて暗殺を行うのが、この『ガーデン』の主要なお仕事になるのですが、『店長』自身も相当な腕前の持ち主なのか、ヨルが偽装とはいえ、家庭をもったことで腕が鈍っていないか試すため、不意打ち気味に襲い掛かっています。

引用 遠藤達哉/集英社

 もっとも、その不意打ち気味の攻撃をヨルはしっかりかわし、驚いた面持ちで抗議しているのですが、その時の『店長』の顔は、やはり暗殺組織の長なのだなと感じさせる―そう、風格みたいなものを感じましたね。

引用 遠藤達哉/集英社

 まぁ、『SPY×FAMILY』スパイファミリーで、声だけは一巻で登場し、物語の構造上の重要な組織のトップにいるにもかかわらず、これまでロクに登場していないのですから、読者に対するインパクトというか印象は強く与えられるでしょう。

 もっとも、この『店長』と似たような立場を持ち、同じような登場をした漫画のキャラクターが過去にもいましたが。

 複数いるのかもしれませんが、

『物語の構造上の重要な組織のトップ』にいるにもかかわらず、姿を見せることなく(『SPY×FAMILY』スパイファミリーの『店長』の場合は声のみの登場)、風格と言うか威厳と言うか、明らかに強い奴、という空気を醸し出しているキャラクター。

『この店長ってキャラクターの成り立ち、バーン様に通ずる所があるなぁ』

 一応、バーン様をご存じ無い方もいるかもしれませんので、簡単に紹介させて頂きましょう。

引用 三条陸(原作)稲田浩司(作画)/集英社

 大魔王バーン。

三条陸氏(原作)と稲田浩司氏(作画)によって、週刊少年ジャンプ誌上で1989年から 1996年までの間に連載されていた名作が『DRAGON QUEST ―ダイの大冒険』になります。

過去にアニメ化されたこともあったのですが、その時は途中で打ち切りの憂き目にあったものの、2020年に再びアニメ化!

この『DRAGON QUEST -ダイの大冒険』のラスボスが大魔王バーン、その威厳と悪のカリスマ性からファンからは『バーン様』と様づけで呼ばれることもあります。

 悪のキャラクターで『様』付けで呼ばれるキャラはドラゴンボールの『フリーザ様』もいますが、それほど多くは存在しないと思いますので、興味がある方はこの『DRAGON QUEST ―ダイの大冒険』も一読されることを強くオススメ致します。

 で、このバーン様、『DRAGON QUEST ―ダイの大冒険』は全37巻あるのですが、序盤からシルエットと声は出ていたのですが、姿を見せたのは中盤以降なんです。

 まぁ、共通点、と呼ぶには少々強引なこじつけかなぁと書いている私自身思わなくもないのですが、一国の暗殺組織のトップなのであれば、悪、とは一概には断じることは出来ませんが、カリスマ性はあってもおかしくないでしょうし、今の所、風格めいたものは感じられるので、そういったことも考慮して『店長』の声優を予想する必要があります。

 何より、店長はMISSION44まで姿を表しませんし、MISSION2で声だけ登場したあとは、次に声が出るのはMISSION43までナッシング。

 それを考えると、物語上重要なポジションであることも考えて、重厚な声をしつつ、一聴しただけで『あ、店長だ』とわかるような声の方が望ましいと思うのですよ。

 欲を言えば、冷厳さ、それからどんな時でも動じないようなブレなさが声から感じ取れればなおよろしい、さらには容姿から、渇いているような印象も個人的には受けるので、あっさりとした声……

 ……自分で書いてて随分と厚かましい要求しているなぁと思いますが、そこは声優さん。『声に優れる』方達ですので、探せばいるはず。

 候補一 福山潤

 コードギアス 反逆のルルーシュでルルーシュ・ランペルージを演じた福山さん―と言って分かる方は、私と同年代の人かなぁと思うのですが―あの威圧感のあるボイスなら、

『こんにちは お客さまが入りましたよ〈いばら姫〉』という短いワードでも、インパクト大っ!

 MISSION44で満を持して姿を見せた時にあの重厚さを持つ声がアクセントとなって、『店長』に福山氏の声でもってカリスマ性を持たせてくれるのではないかと期待しています。

 候補ニ 浪川大輔

 浪川さんの声は、威圧感はないんですが、ロード・エルメロイ二世で演じて頂いたような知的な印象と、渇いたような声だなぁと個人的に感じているんですよね。

 あの『店長』も、ポーカーフェイスと一言で片づけるには、あまりにも何を考えているのかよくわからない表情を保っていますし、そういう意味では知的な声の持ち主をあてるというのはありなのではないかと思った次第。

こちらも『こんにちは お客さまが入りましたよ〈いばら姫〉』と言われたら……うーん、福山ボイスと脳内で比較すると、インパクトではやや劣るかなと思います。

 でもあの『店長』の容姿とポーカーフェイスを考慮に入れると、浪川さんの声もアリなんではないかと思えてしょうがないんですよね、むむむ。

 『SPY×FAMILY』スパイファミリーの『店長』の声優、貴方は誰になると思いますか?

追伸

『SPY×FAMILY』スパイファミリーの第二話が先程放送され、ガーデンの店長の声優が、諏訪部順一さんが担当していることがわかりました。

朕でも、エルメロイⅡ世でもなく、エミヤを出してくるとは想像出来なかった、クソ、悔しい……!

でも普通にアリだ、クールに人を殺す役柄なんだから、何故想定できなかった過去の私ぃぃ(涙)

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