『SPY×FAMILY』スパイファミリーアニメ第八話 対秘密警察偽装作戦 視聴後の感想 ネタバレあり

SPY×FAMILY

えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ?! こ、これで30分?! えぇぇぇぇぇぇぇって早見さんが言った時、私は15分くらいしか経っていないだろうなとパソコン画面の端のデジタル時計見たらもう30分立っていた……ウソやろ(愕然)

DIO様に時を飛ばされたポルナレフの心境ですわ(汗)

さて、重傷のシスコンが登場する今回の『SPY×FAMILY』スパイファミリーアニメ第八話、対秘密警察偽装作戦。

アーニャの自信満々な『さんぶんのさん』から始まるんですが、今回のメインは君じゃないんだアーニャ(笑)

引用 遠藤達哉 SPY×FAMILY製作委員会/集英社

あと、シルヴィア・シャーウッド管理官、あのアーニャが四カ月でステラ八つ達成とかって、本部はどういう情報をもとに計算しているんですかと正直突っ込みたくなる(笑) 

そんなお粗末な計算しか出来ない西国のWISEの諜報網は大丈夫なのか(笑)

ヨルさんが天然なのはもうわかっているんで、弟のユーリ君に結婚報告していなかったエピソードはパス。

ユーリ君に合掌(涙)

西側に情報を流していた者を拷問で締め上げるシーンは、ああ、そういえば『SPY×FAMILY』スパイファミリーって、諜報員がいるスパイアニメなのだから、それに対抗する防諜期間が存在するのは当然。

当然の事柄なんですが、『SPY×FAMILY』スパイファミリーがコメディ作品なんですっかり忘れていましたよ。

真面目で優しいだけの好青年が、国家保安局・SSSに勤められる訳がないんですよね。

ユーリ・ブライア君がSSSに所属しているのは、上司である中尉が言っていたように、

『それにあいつ、やる時はやる奴だよ。見境がなくなるというか』

そう、彼はシスコンであるがゆえに、姉が絡むと見境がなくなる……!

引用 遠藤達哉 SPY×FAMILY製作委員会/集英社

それは、今回の尋問のようなシリアスな方面はもちろん、この第八話の後半にあるコメディの方面でも、発揮されてしまう特性ユーリ・ブライアの特性なのです。

しかし、ユーリ・ブライアの声を聞けば聞くほど、花江夏樹さんの演技のように聞こえてしまう、まんま錆喰いビスコのミロの声やろ、と思ってしまうのです。

ちなみにユーリ・ブライアの声優は小野賢章さん。

さて、シリアスな方面で早速見境の無さを尋問で発揮したユーリ君。

『あぐぁあっ、昔ぃ、姉さんに、折られたアバラが疼く……! 包み込んでくれた愛を思い出してぇ、ぜぇんぃしぃんが痺れっるぅ……っ!』

引用 遠藤達哉 SPY×FAMILY製作委員会/集英社

ですがその数十秒後には、トラウマと思い出と愛情をごった煮にしてカオスに染まった感じでコメディ寄りの見境の無さを発揮させる小野賢章さん、素晴らしい。

もう演技だけでユーリを小野さんにした監督さんの慧眼に感謝。

このシスコンは小野さんでなければこなせまい(笑)

フォージャー家でのやり取りが、黄昏は西国の諜報員で、ヨルは東国の『ガーデン』所属の殺し屋、ユーリは東国の防諜機関であるSSSに所属している、という全員が全員、心のウチというか、内情を隠している状態で『SPY×FAMILY』スパイファミリーのアニメ始まって以来、ドロドロの修羅場が―始まる訳がありません、これはコメディですので!

しかし、最初はドロドロというか、ナレーション通り本音を隠して仮初の平穏を取り繕うかのような感じで進行していきます。

真っ赤なバラの花束を持ってきているのが、これまた血染めの花と言うか(汗)

あとこのシーンのロイドとユーリ、ヨルとユーリが同時に発言したあの台詞、スゲぇ聞き取りづらかった(汗)

私には聞き取れなかったので、漫画版ではどうなっていたのかを引用しておきましょう。

引用 遠藤達哉 SPY×FAMILY製作委員会/集英社

ロイド『見極める! この男がわが家にとって害をなす存在か否かを……!』

ユーリ『見定める! こいつが姉さんの夫にふさわしい人物かどうかを……!』

ヨル『ユーリの前ではステキな奥さんを演じなければ……!』

ユーリ『姉さんの前では真面目な公務員を演じなければ……!』

アニメ版で聞き取れたのは、ヨルの台詞が漫画版と一緒であろうことと、ロイドと話していたユーリの台詞が、漫画と同じであろうこと……多分、この二つに関しては同じ、のはず(ちょっと自信ない)

ロイドと結婚していたことをユーリに一年も伝えていなかった理由を、どのように誤魔化すかをロイドとヨルは話し合っていたのですが、弟のことは私が一番よくわかっている、というヨルにロイドは任せることにするんですが―黄昏よ、そろそろヨルさんが天然であることを学習した方がいいのでは?

弟に、一年も結婚していなかったことを、伝えていなかった理由。

『わ、忘れてたからです』

これがとっておきの言い訳……いや、ロイドで無くても皿落として割ってしまうそし、こんな顔にもなってしまうわ(汗)

引用 遠藤達哉 SPY×FAMILY製作委員会/集英社

『ていうかこないだ電話の時パートナーいるって何でせめてあの時……』と当然のことながら納得できないユーリは追及しますが、これにもヨルさん、天然を炸裂させます。

『結婚のこと伝え忘れてたのを忘れてたからです!』

ロイド、皿を二枚割ってしまいますが、衝撃的なのはこれでユーリが納得してしまうこと(汗)

ナレーションで姉に対する理性を持っていなかった、と言われるのもしょうがない(涙)

ロイドに酒を飲ませて本性を暴こうとしたり、尋問めいた質問をしたりとSSS所属の片鱗を見せるユーリですが、

『二人はお互いに何と呼び合っているので?』

という質問に、ロイドが『え? まぁヨル、と』

これに衝撃を受けたユーリ、姉であるヨルに対し

『ねね姉さんはまさか【ロイロイ】とか【ロッティ】とか……だぁぁぁぁっ、ロッティィィィィィ、うぉぉぉぉぉぉっっ、チクショウォォォォぉォぉ! ぬぉぉぉぉぉっ!』と絶叫しながら自棄酒するSSS(笑)

引用 遠藤達哉 SPY×FAMILY製作委員会/集英社

うん、こりゃ姉に対する理性ねえわ(笑)

本日のハイライト認定ですね、ユーリを小野さんにした監督さんGJ!

この後はスパイアニメらしいやりとりもあるんですが、正直、『忘れてたんです』という天然と『ロッティィィィ』に全てのインパクトが持っていかれてしまっていて(笑)

何度か見直して、漫画の原作通りフーガリアという国に行ったこと、首都オブダのカルパティアの店主が造るシチューが絶品であること、ヘジャー通りの店でかった200ダルクのワインである、という東国(オスタニア)の諜報員が使うテンプレートの会話であることを黄昏に見抜かれてしまいます。

引用 遠藤達哉 SPY×FAMILY製作委員会/集英社

と言うのも、カルパティアの店主は現在店主が交代し、ワインも不作のせいで300ダルクに値上がりしていたからです。

さすがに諜報員としての経験の差が出てしまった、今回数少ないシリアスなシーン。最初の尋問と、このシーンくらいですかね、今回のシリアスなシーンは。

あとは、男は堂々とした嘘つきだった、発言ですかね。

『たとえ槍が降ろうと隕石が落ちてこようと、僕は生涯をかけて彼女を守り抜きます』

ちなみに、コレ、漫画原作では『隕石』ではなく、『核爆弾』になっています。

多分、ウクライナとロシアとの戦争がここにも影響しているのかな、と思います、収録時期としては、被っている可能性はあるかと思いますので。

ヨルとロイドの手が触れたことで、すぐに触れた手を離すという、初心な反応が出たことを怪しんだユーリは、今ここでキスしろと二人に要求します。出来なければ役所に婚姻の撤回を訴えるというユーリに対し、黄昏、今後のオペレーション梟のために、僅か0.1秒、たった0.1S、コンマ1秒でキスする決断を下します、この辺の頭の回転の速さは西国一のスパイ。

そして今週は、ヨルを演じる早見沙織さんの、え、ええぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ?! という、本気でキスするのぉぉぉ?! という内心が聞こえてきそうな絶叫で終わります(笑)

引用 遠藤達哉 SPY×FAMILY製作委員会/集英社

いいぞロイドとヨルでラブラブぶりを見せつけてやるのです。

あるいは、ちちとはは、いちゃいちゃでも構わない(同じやろ)

うまい具合に話をまとめてきたなぁ、でも次週、ユーリ君の演技を小野賢章さんがどう演じてくれるのか、今から愉しみで愉しみで仕方ないです、グフフフフ(愉悦愉悦♪)

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