『SPY×FAMILY』スパイファミリーのアニメ第二話、妻役を確保せよを4月16日から楽しく視聴させて頂きました。
気分はアーニャがSPYWARSを見ている時のような感じ(オイ)
今回はOP曲がしっかり挿入されていまして、何だか良い意味で騒がしく、騒々しいアニメOPになっています(笑) 強いて文句を言うなら、最初の十数秒だけは眼が疲れそう(苦笑) ちょっとチカチカしていて、眼精疲労とまではいきませんが、疲れそう(苦笑)
引用 遠藤達哉 SPY×FAMILY製作委員会/集英社
OP曲はOfficial髭男dism「ミックスナッツ」になります。
これ、アーニャの好物がピーナッツだから、タイトルがミックスナッツになったのかな、と思っているのですが、実際の所はどうなんでしょうね?
後日、色々とリサーチかけてOfficial髭男dismのミックスナッツについての記事もまとめてみたいと思います。
さて、問題の『SPY×FAMILY』スパイファミリーの第二話、妻役を確保せよですが……初っ端から原作同様ぶっ飛ばしています(大笑)
引用 遠藤達哉 SPY×FAMILY製作委員会/集英社
いや、フランキー・フランクリンを女装させて母親に仕立て上げようとかってそもそも考えたって無理だと誰でもわかりそうなものなのに、ロイドもフランキーも途中で止めなかったのかい(笑)
原作読んでいる時も突っ込み入れたけど、こうしてアニメ化されるとフランキーの女装の似合わないことが際立っています、ププププ(笑)
このフランキーの女装が絶対無理だ通用しないと女装させて見せてから婚活することを決断したロイド。
場面を移し、バーリント市役所では役所に勤める女性の方々が各々の話題に話を咲かせていますが、ここでようやくアーニャの『はは』であるヨル・フォージャー、旧姓ブライアが登場。
漫画版でもそうでしたが、カミラや他の同僚にネチネチといびられておりますが―ヨルさん、いびられていることにこの時点では気付いていません。
面倒見の良い所もある女性なのですが、この時点では完全に悪女としか見受けられない態度しかとりません。
ドミニクさんも苦労してそうや(涙)
それにしても、市役所内での姉へのいびりを、弟のユーリが気付いたら、秘密警察の手練手管を使って拷問とか本気でしそうな気がする(汗)
ユーリ・ブライアの「ねぇさぁぁぁぁぁぁん♡」ボイスを、小野賢章さんさんがどう演じるのか今から楽しみでしょうがない♪
でも最初にユーリの声を聞いた時、私は花江夏樹さんが声優だったかと思いましたね。
声が猫柳ミロに似ている気がしまして(汗) ビスコの見過ぎだろうか(汗)
しかし早見沙織さんの落ち着いた声で、
引用 遠藤達哉 SPY×FAMILY製作委員会/集英社
『あの、でもこちらに売国クソ野郎殿がこちらにいらっしゃると聞きまして』
『大変恐縮なのですが……息の根 止めさせて頂いてもよろしいでしょうか?』
怖いよっ!(真顔)
こんな怖いことをするキャラが存在するのに明るい空気を壊さない『SPY×FAMILY』スパイファミリーという作品は凄い!
私が書こうとしたらどんなコメディ路線だったとしても、ヨルが登場した瞬間に血みどろのクライシスが雨の如く降り注いでしまう(ガクガクブルブル)
そうならない理由は、多分アーニャというキャラクターの存在が大きいのでしょう。
引用 遠藤達哉 SPY×FAMILY製作委員会/集英社
『こづれ、にんきない? アーニャじゃまなこども?』とか心配そうな瞳で見上げるアーニャ、実に保護欲をそそるよ、可愛いぞアーニャ!
種﨑敦美さんの演技が、シリアスに傾きそうになる『SPY×FAMILY』スパイファミリーをコメディに引き戻してくれるんでしょうね。
殺し屋とスパイが同じ場所にいることで、ワクワクするという感性が凄いを通り越して尋常ではない気がします―いや、第一話でアーニャ、悪者に拉致されて殺されそうになってるんだよ君? なのになんでそんなに『ワックワクッ』(種﨑敦美さんの声でりぴーと)出来るのか謎です。
引用 遠藤達哉 SPY×FAMILY製作委員会/集英社
『ちち~、アーニャの長さ判明したー』
クッ、で、でもか、可愛い! もうアーニャというキャラを『SPY×FAMILY』スパイファミリーという物語に組み込んだ時点で遠藤先生の勝利が確定していたようなものなのか(どういう意味?)
亡き妻の遺志と称してイーデン校の面接の母親役をヨルにお願いするロイドですが、しかしコイツはやっぱり中々に狡賢い。
【まずは小さな要求を飲ませ、最終的に正式な婚姻を承諾させてやる】
コイツ、アーニャの言う通り『ちち、うそつき』だからなぁ(苦笑)
代わりにヨルも、彼氏役をロイドにお願いする取引をすることに。
アーニャの好物であるピーナッツを買い込んだスーパーで新たな任務を受けたロイド、フランキーを言葉巧みに利用し(やっぱロイドは悪い奴)、38人の相手を手早く片づけていきますがこのシーン、漫画では一コマで実に『雑っ!!』とフランキーに称されるほどに雑に片づけられますが、このシーン、意外としっかり描かれていましたね。
ただ『一人あたり十秒もかけてられんっ!』とかっこよく言っていますが、このシーン、十秒前後でまとめられています(計算してやってんのか、作画班?)
そして、ロイドが奮闘する中、ヨルはパーティ会場に行きますが、女性の同僚は性格悪いなぁ……このシーンだけ見ているとドミニクさん、どうしてカミラを彼女にしたのか謎ですが、それは後々にカミラの良いとこも出てきますので、お楽しみに。
庄司宇芽香さんの悪女っぷりは中々に堂に入っていました。
引用 遠藤達哉 SPY×FAMILY製作委員会/集英社
ついでに言うとグラタンの一部がかかった際の悲鳴も素晴らしい。、
『レンジャーさん、ご存じ? この人ね 役所に来る前いかがわしい仕事してたらしいですよ。 何でしたっけ? 男の人に呼ばれてホテルとかでマッサージするんでしたっけ? や~らしい~!』
いやもう悪女以外の言葉が出てこない、第二話で一番嫌なキャラをしっかり演じてくれています。
だからこそ、その後のロイド演じる江口拓也さんのフォローが心にしみますなぁ。
『誰かのために 何かのために過酷な仕事に耐え続けることは、普通(なみ)の覚悟では務まりません』
うん、良いフォローなのに、『ちち、うそつき』という心証もあるためか、どうにもロイドがさわやかなクズに見えてしまうことがある(苦笑)
引用 遠藤達哉 SPY×FAMILY製作委員会/集英社
だけど『SPY×FAMILY』スパイファミリーの戦闘シーン、実にしっかり作り込まれているなぁ。
ロイドが鉄パイプ投げるシーンも、その後の上からの奇襲に対応するヨルが回し蹴りを叩き込むシーンも、滑らかな動きしてるんですよねぇ、ついでに言うと蹴られた相手が吹っ飛んでいくのも滑らか(苦笑)
早見沙織さんがほがらかに『すみません、ふっとばしてしまいました』と笑うのは……怖いよやっぱり(笑)
しかし、コンテナの陰に隠れて手榴弾のピンを外し、そのピンを指輪代わりにして、
引用 遠藤達哉 SPY×FAMILY製作委員会/集英社
『病める時も 悲しみの時も どんな困難が訪れようとも 共に助け合おう』と言って奥で爆発が巻き起こるシーン―『SPY×FAMILY』スパイファミリーを象徴しているシーンなんですが、なんだろう、この強烈な違和感が生じるはずなのに、違和感が生じていないことで逆に不具合が起こっているかのような言いようのない感覚は(自分で書いていて訳がわからなくなりつつある)
それにしても爆発で生じた煙や布切れらしきものまで描き込むとは、相当な労力を費やしているシーンなんでしょうね、このワンシーンも。
『SPY×FAMILY』スパイファミリー、やっぱ面白い!
色々な要因があるんでしょうけど、絶妙なバランスなんでしょうね……極端から極端に走りがちな私では真似できないバランス感覚やぁ。
今日も楽しく『SPY×FAMILY』スパイファミリーを見させて頂きましたが、第三話【受験対策をせよ】の放送は4月23日午後23時。
その時まで、しばしの間の休息としましょう。
引用 遠藤直哉/集英社
次話では恐らく、エレガント、ヘンリー・ヘンダーソン先生が登場しますので、『エルルルルェガンンンンンンンヌャスッ!』をどう山路和弘さんが演じるのか想像出来ないんだけど……楽しみなような、不安なような(汗)