本日の第九話、千束のピンチにたきなは間に合うのか、それをずっと気にしていた一週間。
ちなみに視聴前の予想では、たきなは間に合わず、たまたま場に居合わせた春川フキが千束の窮地を救う(大穴)、『心臓取られたらバランス悪過ぎだろうが!』という感じで真島登場、一時的に千束に協力(本命)、誰も間に合わず姫蒲によって千束の人工心臓に何らかの制約が加えられる(一番望んでいないパターン)のいずれかだと思っていますが、果たして?
……あぁぁ、やっぱり、こうなっててしまったのか……
不穏過ぎるオープニング。
EDの歌詞に出てくる
【君が手を差し伸べた
光で影が生まれる
歌って聞かせて この話の続き
連れて行って見たことない星まで】
何とも物悲しい詞。
あぁぁ、ヤベェヤベェ、色々とフラグが建ってきているんだけど、どうなるんだと思いつつ、まずは第九話を見ていこう。
姫蒲さん、単なる女性秘書ではないと思っていましたが、潜入工作員も兼ねた戦闘要員だったんかい!
引用 A-1 Pictures/アニプレックス
何らかの機械で高圧の電流を流すことで、千束の人工心臓の充電機能を破壊していきます。
急行したたきなは、間に合いませんでした……
たきなと交戦して逃亡出来るとかって、姫蒲さん、中々の戦闘力では……
千束の話では元々、それほど長くはもたなかったと言う人工心臓。
【きょうも天気で私も元気、ありがたい!】というこれまでの話に出てきた千束の言葉ですが、自分の寿命がそれほど長くはないと知っていたんでしょうね。
喫茶リコリコの面々が皆、ショックを受ける中、DAの楠司令から千束が呼び出されるんですが、中原ミズキが車で送るシーン。
ここでまぁ、ちょっかい出す、煽り運転してくるバカ共がいるのですが……千束、警告を発するでもなく、ミズキが車のウインドをおろしていない状態にかかわらず、相手車両に向けて拳銃を向けます。
引用 A-1 Pictures/アニプレックス
慌ててミズキがパワーウインドで窓を下ろすと、ほぼ同時に銃撃。
この時の千束の表情は一切描かれていないんですが、これまでの千束であれば絶対しない対応でしたでしょうね。
何せ、煽り運転している奴等の身体のどこかに被弾して、運転ミスれば死者が出てもおかしくないですから。
それまではたきなの手前、無理して元気に振舞っているんだろうな、とは思えましたが、ここのシーンを見て、かなり無理がきているんだなと実感しましたね。
十七歳で余命二カ月とか言われたら……ねぇ。
楠司令は、千束に対し、吉松の姿をおさめていたカメラを返却し、DAに復帰を迫ります。
引用 A-1 Pictures/アニプレックス
真島討伐に参加しろ、と。
それに対し、千束はカメラを隠していたことを詰りつつ、たきなをDAに復帰させてくれるなら考える、と言ってDA本部を去っていきます。
そして喫茶リコリコには春川フキと乙女サクラがやってきて、真島討伐のためにたきなにDAの復帰を促します。
しかし、たきなはどうにも復帰したくなさそう……フキも『バカがうつったんじゃないのか』とその心情を察していそうで、千束の元々のパートナーであったフキには、そろそろ余命がくることもわかっていて、ああいう発言になったのかも、なんて思いましたね。
引用 A-1 Pictures/アニプレックス
くるみの推測では、サイレント・ジンを差し向けたのも、姫蒲の県も吉松が裏で糸を引いていると考えており、視聴者である私の視点から見てもその可能性は高いのですが……
過去の回想では、数名のリコリス相手に一人で圧倒する千束、それを見届けるミカと吉松シンジ。
が、心臓に病を抱えていた千束は訓練中に倒れてしまいます。
ここで、アラン機関に所属していた吉松シンジは、例の人工心臓の提供をします。
ただし、耐用年数に問題があり、千束が成人するころまでしかもたないだろう、とも言っております。
この頃のミカは中々に非道でして『リコリスの現役は精々18だ。それだけ生きれば十分』
いや、このくらい非道だからこそDAの指導者として招かれたのか。
くるみの『お前も千束を殺しの道具として見ていたのか。いつ変わった?』という発言が中々に痛い……
引用 A-1 Pictures/アニプレックス
あと、ミカ、吉松シンジと、そういう仲だったのではと思わせる描写が……千束が第七話で言っていたこと、大当たりじゃねえか(爆)
それにしても、救世主、か……殺しを望む救世主……救世主に救われたことで、殺しではなく、人を活かそうとした、殺しの才能をもった少女。
皮肉が利き過ぎていませんか、脚本のアサウラさん……
そして、ようやく吉松シンジが裏で動いていると把握したくるみが、真島から辿るのが最も早い、と把握しますが、この話を聞いたたきなが、真島を捕らえることで千束が生き延びられる可能性が少しでも出てくるなら、とDAの復帰を承諾します。
もっとも、最初は、千束の最後の二カ月になるからと、DAの復帰を拒絶しようとしていました……あぁ、麗しい友情。
引用 A-1 Pictures/アニプレックス
百合百合っぽく見せてはいるものの、友情、あくまで友情です。
これまで千束とたきなが二人で巡っていた場所を順繰りに辿っていきますが、世の中予定通りにはいかないもの、水族館だけは臨時休館で、釣りをすることに。
一匹も釣れなかったのですが(汗)
二人でのデート……いや、女友達同士でもデートと呼称していいのか? それとも違うのか?(汗)
とりあえず、デートでいいや。
最後に公園に向かい、雪が降るのを待つのですが、最後に雪が振ってくれて良かったなぁ、千束、たきな(泣)
引用 A-1 Pictures/アニプレックス
んで、EDの花の塔が流れた後に―吉松シンジに電話をかけるミカですが、その発信は無情にも切られてしまいます。
そういう仲だった両者が、何を思っているのか……この辺も当事者としては中々にヘビーでしょう。
しかし、この時、吉松シンジが乗る車両には、大きな鞄が脇にあったんですよね。
吉松シンジが日本にやってくる前は、ロシアにいて色々仕事をしていたのはこれまでの話でも出ていますが……この鞄の中に、二個目の人工心臓が入っている可能性はないんでしょうかね?
何せ、吉松シンジの態度からして、錦木千束にもミカにも思い入れがあるのはわかりきっていることですから、有り得ないことではないと思うんですよね。
『私達の娘』と言っているんですから……人工心臓の耐用年数だって、人工心臓に置き換えた時からわかりきっていたことなんですから……頼むよぉ、ヨシさん、娘への情を見せておくれよぉ(嘆願)
私はヨシさんが悪役ムーブしているだけだと信じているからなぁ(悲鳴)
引用 A-1 Pictures/アニプレックス
まぁ、その辺の事柄は、また来週以降に判明していくでしょう。
それよりも、話の中盤でちょろっとだけロボ太に絡んで、アラン機関の吉松シンジこと、ヨシさんという情報に辿り着いた真島が、最後の最後で吉松が乗る車両を急襲っ!
バランスとるために吉松やっちまえ、というようなコメントが結構ABEMAで溢れていましたが、真島の吉松に対する行動は何を意味するのか?
うーん……来週まで待機じゃあ!(オイ)