この記事を書いているの、実は12月10日なので、ようやく『殺し愛』の放送局とか放送日が12日以降になるのが確定した目出度い日であります。
なので、今日の考察はインド君、インド人、インドと呼ばれている、リッツランサポート商会の愛すべき事務役……
引用 Fe/KADOKAWA
ゴメン、彼まだ名前、作品内で一度も出てないよね? 出てないよね? なのに何でウィキとかアニメの告知ホームページで『ジム』だなんて西洋系の名前がつけられているんですか、しかも『ジム』という呼称が姓名なのか、名前なのかすらわからない、これはインドがリッツランサポート商会の事務を担っているから『ジム』でいいやという洒落なのかFe先生、インド君はインドなんだと言ってくれよぉぉぉ、これが人間のやる事かよぉぉぉ(雨生龍之介的な悲鳴)
あー、色々迸っていますが、インド君の名前、本当に作中には出ていないですよね? シャトーちゃんの雇い主でもある、エウリペデス・リッツランは、同じくインド君(ジムなんて呼びたくないよぉぉぉ)の雇用主であるので、インド君の正式な名前をもちろん知っている立場にあります。
が、 エウリペデス・リッツラン も『インド君』と彼を呼んでおりますし、一巻のオマケ漫画では、『インドくんの名前? 勿論知ってるよ』というシャトーちゃんとのやり取りから始まり、インド君の名前を言おうとすると、何故か台詞にモザイクがかかりました(マジです)
引用 Fe/KADOKAWA
台詞にモザイクがかかる理由に見当がつかず、混乱するエウリペデス・リッツランさん、背景まで不穏になっていくことに不安がり、シャトーちゃんが引いていく、というオチをつけつつ、インド君の名前を確認しようとするも、その名前を言った台詞もモザイクがかかり終了しています(……)
漫画の欄外に、インド人:本名 モザイクがかかって判別不明 国籍 不詳 年齢 不詳(成人済) 経歴 不詳
オイオイオイ、とどこから突っ込めばいいのかわからない来歴となっています。インド君、インドと呼ばれているのに国籍不詳って(爆) そもそもシャトーちゃんと会話している時だって
『状況ハインド人カラ伝エトキマス』
引用 Fe/KADOKAWA
自分で自分のことインド人って呼んでいるんだからどう考えたって国籍はインドでしょう(笑)
さらに言うなら、彼、ちゃんと発音出来る疑いがあります。3巻に掲載されているFILE17なんですが、ここで雇用主のエウリペデス・リッツランが、彼の妻であるホーク・リッツランに連れられて挨拶をしているんですよね。
そのデレデレぶりを見たインド君、舌打ちしながらこのように述べています。
引用 Fe/KADOKAWA
『見事ナ逆玉ノ輿デース……イチャイチャヘラヘラシヤガッテ……ナニガ「気を引き締めてかかるように(キリッ)」ダヨ……』
と発言しているんですが……これ、社長ことエウリペデスさんの発言をそっくりそのまま発音まで真似ていますよね? インド君、普通に喋れるんじゃね?(汗) 普段の発音は演技なの?
しかもインド人呼ばれているのにクリスマスにでかいクリスマスツリーを会社の経費で購入し、飾り付けしているので、特定の宗教を崇めていない可能性があります。国籍不詳とはされているものの、インドと呼ばれている人物がクリスマスを祝う……実は彼、インドの皮を被った日本人だったりしませんか(笑)
多分、作品の世界観的に英語で喋っているはずなんですが、インド君の話しぶりは、通じてはいるものの、片言的な表現で漢字とカタカナが混じった表記をしています。
なので、インド人ことジム役の声優の天崎滉平さんの喋りも、かなりエセ外国人チックな、聞いていて中々和む発音になっております。
11月8日に公開された、殺し愛のPR動画で、天崎滉平さんがインド君ことジムの声をあてておりますので、是非ご一聴を。1分33秒辺りからインド君の声が聞けます♪
さて、他にこのジム君―ダメだ、違和感が半端ない……インド君の特徴として、死なないことがあげられます。
『殺し愛』を読んでいない人が、たまたまこのページを読んでいたら『死なないことが特徴』とか、不死身なの、とか、『殺し愛』ってファンタジー漫画なの、と思われるかもしれませんが、違いますからね。
インド君、賞金稼ぎを取りまとめる、リッツランサポート商会という会社の経理・事務役を担っているんですが、その関係上、何度か殺し屋やマフィアめいた方々に襲われています。
四巻では車を運転中に、窓ガラス越しに弾丸を頭に放たれています。
引用 Fe/KADOKAWA
頭を狙われたことが幸いし、弾丸が頭の骨で弾かれ、掠るような形になったので、軽症ですみました。
5巻ではとある追手がシャトーちゃんを狙う巻き込まれる形で、銃を窓ガラス越しに撃ち込まれています。
まぁ、これはインド君の方から、ガラスを椅子で叩き割って、その反撃を受けた形になりますが……シャトーちゃんを助けるために頑張るインド、素敵(はーと)
引用 Fe/KADOKAWA
8巻は、回数がスゴイ。
回想になりますが、5巻でシャトーちゃんを追っていた一味に狙われる形で銃撃戦に巻き込まれ、その数話後にはシャトーちゃんやソン・リャンハごと巻き込まれ、さらには顔を洗おうとした際に、シャトーちゃん達から離れた際をスナイプされ……なのに、足を銃弾が掠っただけなんて、シンジレナーイ(オイ)
さすがは『我ら不死身のリッツランサポート』の『どんな弾もかするだけ! フラグ乱立イエロー』のインド君(オイオイオイ) あ、このギャグがわからない方は『殺し愛』の8巻をご購入下さい(広告広告♪)
並みの人間なら何回死んでるかわかんないのに生きている、これも一種の主人公補正ですか(イエス、インドイズ主人公っ!)
何でインドはこれだけ危険な目にあって転職を考えないのかマジで謎。私だったら確実に精神的におかしくなってしまう。
そもそもこのインド君、5巻に書かれているFe先生へのインタビューでは、レギュラー化するとは思っていなかったキャラ、と答えています。
そりゃ、そうでもなきゃ『インド人』『インド』呼びさせないよなぁ……インド人という名前のまま連載したり、声優つけてもらえるとは思っていなかった、と答えていますが、さすがにアニメ化に際しては『インド』『インド人』では押し通せなかったみたいですね(汗)
ちなみに、シャトーさんやエウリペデスさんなど、作中に登場するキャラクターの身長とか特技とかをまとめたオマケページみたいなものがあるんですが、インド君だけ、あるのに無いんですよ。
何言っているのかわかんないと思うんですけど、百聞は一見に如かず、この画像をご覧になって貰えば、私の言いたいことがわかるかと。
これはもうネタバレも何もあったもんじゃありませんから、見て貰うしかない(笑)
引用 Fe/KADOKAWA
エウリペデスさんが『怖っ』ってなるのも納得ですよ。マジで何者なのよインド君……
インド君という名称から、勝手にカレーは好きなんだろうなと想像していましたが、11巻の後書きで、カレーを持った皿を持って動き回るインド君が確認出来ます、多分カレー、好きなんでしょうね……でもFe先生、何でこんな後書きにしたんだろう(謎)
引用 Fe/KADOKAWA
ソン・リャンハとは別ベクトルで謎の存在である、ジムと名付けられたインド君ですが、その声を担当してくれるのが、天崎滉平さんになります。
2018年7月に放送された開始の『ハイスコアガール』で主人公の矢口春雄役で出演し、放送順で初主演を行っており、今売り出し中の若手声優さんの一人、なのかもしれません。
これまで何度も書いている通り、あんまり声優さんには私、詳しくはないので(汗々)
しかし! あのインド君こと、ジムのたどたどしいインド的発音をキュートに演じて頂けたのなら、私個人としては全く無問題っ! 殺伐としたこの『殺し愛』と言う作品の清涼剤となるのは、シャトーちゃんとインド君、君達だけだ! ちなみにシャトーちゃんはシャトーちゃんで色々と過去を背負っているので、色々な考察や心理的なやり取りを考えずに、まったりとした気持ちで見られるのはインド君ことジムだけなのだから、天崎滉平さんよろしくお願いします。