第一話の感想と同じだけど、気分は上々だぜイェェェイっ!
いや、オープニングもエンディングも良い歌だけど、アニメーションも良い!
オープニングとエンディングのアニメーションについては挿入歌と共にいつかキッチリ専用のブログ記事をアップしたいと思いますのでお待ちいただければ。
引用 小川亮 四葉夕卜 パリピ孔明製作委員会/講談社
では、第二話の感想もテンションアゲアゲでいきましょう。
最初はラジオのDJから始まるんですが、ここでアザリエの情報が出てきています。
『This week pick up artist さぁ今週のピックアップアーティストは、謎多きアイドルAZALEA(アザリエ) そのキュートでハイパーな魅力をガッツリお伝えしまーす!』
うん、本当にラジオのDJさんが放送しているかのようなCMだと思いました。EDのクレジットで確認しようとしたんですが、パソコンの液晶画面が小さすぎて、文字が潰れてうまく読めない(汗)
藤田? 桑田? 珠己? 球己? わからないort
まぁ、どれだけ眼を凝らしても読み取れない情報に固執してもしょうがないので、この情報はパスの方針で。
さて、このアニメ第二話は原作の第三話『孔明、敵情視察する』と第四話『孔明、計略を使う』をアニメ化しています。
月見英子さんのインスタ(作中ではピンスタと呼ばれていますが)でのフォロワー数208名。
フォロワー208名じゃ絶対無理だけど! とデフォルメされた月見英子さんが叫んでいるシーン、かぁわゆいぞ。
引用 小川亮 四葉夕卜 パリピ孔明製作委員会/講談社
本渡楓さん、第一話から孔明との掛け合いでボケとツッコミの関係になっていましたが、月見英子さん一人でもかわいいし見ていて面白い。
原作ではスマホ見ながら『フォロワー208人じゃ絶対無理だけど』と呟いているだけなので、こうやってデフォルメした月見英子さんが絶叫したり、顔を覆って『フォロワー208名じゃ絶対無理だけど』と言っているのを見るのはカワイイ。
福島潤氏演じる小林オーナーと孔明との話し合いでは、夷陵の戦いで陸遜から敗走する劉備を助けるため、孔明があらかじめ用意していた陣形、策が石兵八陣なんですが、陸遜の部隊を石を積んだ陣に誘い込み、幻術を使って陸遜の兵を石の陣から出られなくした、と原作では小林オーナーが語っています。
引用 小川亮 四葉夕卜/講談社
小林オーナーも言っている通り、現実にはちょっと無理がある用兵であり、実際には敵方の陸遜が用いた持久戦の用兵が、後の中国での戦略の一つとして用いられているそうなので、孔明の石兵八陣については、エンタメの域を出ない可能性が高いと思います。
あれは、三国志演義で出たものですし、正史ではありませんから、まぁしょうがない(笑)
そして、この第二話でも孔明とセットで出てくると、本渡楓さん演じる月見英子さん、孔明の出で立ちを見るなり、
『うぇ、もうその格好やめる気ないのね』とげんなりした調子でいい、孔明が大声を出すと、『大声だすなぁ!』と可愛らしく小さく叫び、扇子をしまえばと言い、やんわり拒否されると『好きにすればぁ……』と呆れた感じで呟き……ほんの一分も無い間で同一人物なのに感情表現の振れ幅が実に豊か。
個人的には、『大声だすなぁ!』の本渡楓さんの声が実に可愛らしくてお気に入りです。
孔明と共に偵察という形で、参考にしようとするシンガーのライブを見に行きますと、ミア西表(いりおもて)の登場。
ミア西表の声優は、小林ゆうさん。Make it realという曲を挿入歌で歌っていますが、この曲、オリジナルなのかね? 後で調べておきます。
引用 小川亮 四葉夕卜 パリピ孔明製作委員会/講談社
しかしこのミア西表、先程の声優予想のページでも書いていますが、あまり性格がよろしくない(笑)
一部抜粋させてもらいますと、
【この、『とある理由』……これも彼女の性格が出ていまして。
そもそも、ミア西表が歌う前は、前のシンガーによって盛り上がっていた状況だったんですね。
そういう状況で、あえてテンポを下げた訳です。
理由は、『めんどくせー』イベントだから。
いや、これ私が適当書いている訳じゃなくて、ミア西表が作中で言っている内心ですから。
このイベントで、自分の曲を使ってはいけない、有名曲のカバーでやってくれ、とイベント側から依頼されていたようなんですね。
で、これに対してミア西表は反感抱きまくりな状態……
『私のやりたいようにやらせるって言ったのはおまえだからな』という内心の台詞からもわかるように、中々のじゃじゃ馬ぶり(笑)】
抜粋ここまで
と書いていますが、小林ゆうさんの演技もあって、実にいや~な感じの姉御肌キャラクターの初登場となっております。
巻数を重ねていくと、月見英子に対抗心を見せつつも、その実力に裏打ちされた歌唱力をもって彼女の壁とたって立ちはだかる存在になるんですが……多分、今回のアニメ化では原作の第28話『勝者の物語』で一区切りつけるんじゃないかと思うので、ミア西表の登場はこれで終了なのかなぁ……第二期があると仮定した場合、第一期での再登場があるのかはちょいと不明。
原作通りなら、多分無いとは思いますが……
それにしても、ミア西表と同じタイムテーブルを組まされて、当て馬にされているのに、チャンスをくれたと良い意味でとらえるようとする月見英子はマジでええ娘さんや。
WAAARPのイベント、私のステージを満員にせよ、なんちゃって、と命じた月見英子さんの命令に、やる気満々の孔明に対し、
引用 小川亮 四葉夕卜 パリピ孔明製作委員会/講談社
『ハ、ハハハ、命令とか、冗談だよ 一応』と引いた調子で言っているんですが、本渡楓さん、デフォルメされた月見英子の声が個人的にキュートに感じるシーンが多くて困っています。
だって、本編のシリアスなシーンより、コメディなデフォルメされた時の声の方が魅力的に聞こえてしまうんですもの(笑)
他にも、月見英子さんのデフォルメされた際のものだけではなく、孔明もドヤ顔と言うか、悪党面している時のシーンも実に受けますよ、コレとか(笑)
『児戯の如き下策かと』『でた 急なドヤ顔』
引用 小川亮 四葉夕卜 パリピ孔明製作委員会/講談社
これじゃ軍師じゃなくて、大魔王だよ孔明(笑)
本編に話を戻すと、ミア西表と同じ時間帯のライブにセットされた月見英子さん、どうやって集客するのか……
最初は、飲み物で集客しているかと思ったオーナー小林は『愚策』と切って捨てるだけでなく、『クソォ、これで英子が自信を失ったらどうすんだ! 孔明の野郎、終わったらシメル!』とその筋の人に思える福島潤氏の演技ですが、ここの台詞、原作ではないんですよね。
オーナー小林氏の親心がより伝わるシーンです。
しかし、そこは物真似ではなく、本物の孔明。
『出ようとしないのではありません 出られないのです』
『ご説明いたしましょう フロア内に大量のスモークを焚き 客の動線で照明を明滅させ 判断力を鈍らせます』
『同じ服装の男二人が入口、トイレ、従業員口の三か所を時間別で移動し攪乱 さらに特設バーカウンターを二つ設置』
『正三角に置かれたツリーは戦場でいう軍旗のような役割ですが等間隔に置かれているため逆に迷います』
『そしてこのフロアは、ステージを中心としたボイラールーム形式。360度どこからでもステージを見ることができる、すると何が起こるか』
『そう、客は出口に辿り着けず、フロアを一周し、トイレに行ってしまうのです』
引用 小川亮 四葉夕卜 パリピ孔明製作委員会/講談社
オーナー小林ではないですが、『バカな、このせまいフロアで迷うだと?!』
いや、こんなの笑ってしまうでしょ(笑) 有り得ねえ(爆笑)
しかも説明している間、シリアスな音楽が流れているし(笑)
『石兵八陣?! 一度足を踏み入れれば二度と元の場所に戻れない必殺の陣! このフロアで石兵八陣を作ったというのか?!』
というめっちゃシリアスなオーナー小林の解説が、福島潤氏の迫真の演技が、笑いに拍車をかけてしまうのです(笑)
私はこれを見ていた際、飲んでいた水を思い切り変なところに入ってしまい、むせ返ってしまいましたよ。
そりゃこんな方法で客取られたらミア西表じゃなくてもキレたくなる、同情します(笑)
もう第三話が楽しみです、次はどんな計略を使うのか……いや、原作読んでいるから知ってはいるんですけど、アニメになるとまた一味違った楽しみ方が出来ますので(笑)