パリピ孔明アニメ第六話 孔明’sフリースタイル 視聴後の感想 ネタバレありる

パリピ孔明

今週のパリピ孔明での故事については、曹操の短歌行で人材を追い求めるその熱量が迸った作品ではありますが―私はこういう過去の芸術とかには興味が無かったので、曹操が軍事、政治だけではなく、詩でも才能を示したことは知っていましたが、具体的にどういう詩を作っていたのかは知らなかったんですよ。

こんな動画があったので、曹操の短歌行に興味がある方はどうぞ。

正直、私は司馬懿のように詩の才が欠如しているようで、短歌行の素晴らしさはわからりません(泣)

ちなみに司馬懿の詩は『讌飲詩』で検索をかけてみてください。

私は前述した通り、芸術性が欠けている人間ですが、そんな私から見ても司馬懿の詩は、最初は頑張って文を捻りだし、でもどうやっても残りはでてこなかったから思ったまま、感じたままの事柄を言葉にしたよ、という感じの詩になっています。

私だけがそのように感じているのかなとも思ったのですが、司馬懿の詩は、現代の中国でも『これはチョット……』と苦笑されるレベルらしく、とあるサイトでは、劉備は小田和正、諸葛亮(孔明)はさだまさし、曹操はフレディ・マーキュリーに例えています。

三国志の英雄たちの詩を調べたら司馬懿ヒドすぎワロタwww
三国志は、弱肉強食の世界ですから、まず第一に見られるのは、 武勇か知略であろうと思います。   しかし、人間、武勇や知略ばかりではない、教養でも勝負してみようではないか? という事で、今回は

こちらのサイトでは、司馬懿は『ヒドイ』『0点』と、悲しいことに誰にも例えられていません(苦笑)

司馬懿のような過去の偉人でも、手の施しようがないほど苦手な事柄があったのだ、と思うだけで、色々な劣等感に圧し潰されそうだった当時の私にはちょっとした救いになった過去を、このパリピ孔明のオープニングを見て、ふと思い出しましたね(笑)

さて、そろそろパリピ孔明アニメ第六話 孔明’s フリースタイルの感想に話を戻しましょう。

まず、KABE太人と諸葛孔明のラップ対決について。

引用  小川亮 四葉夕卜 パリピ孔明製作委員会/講談社

どうなるのかと思っていたんですが、声優さんスゲェなと思ったのが正直な感想です。これはラップでCD出せちゃうんじゃね? と思ってしまいましたね。

特に千葉翔也さん、これ相当特訓してきたんじゃないでしょうか? もちろん、本場のラップを嗜んでいる人から見れば色々と指摘する部分が見えるのかもしれませんが、素人である私からすれば十分に『ラッパー』と言って良い、KABE太人そのもののように聞こえました。

一方の孔明の置鮎龍太郎さんも、原作の『お経』という感じで進めていっているのですが、聞き取りやすいんですよね。これはこれで、諸葛亮がラップするならこんな感じ? という印象を受けたので両者共に聞き応えがありました。

ABEMAのコメント欄では、大半の方が

『声優って大変なんだな』

『今時の声優はラップも出来ないとダメなのか』

と言う感じの、好意的なものが多かったですね。

私も実際、このシーンのアニメ化どうするのかなと思っていたんですが、王道というか、正面突破で製作してきましたね。その意気や良し。

これは、私がグダグダと文字でその熱量を書き表すよりも、実際に見て貰った方がずっとわかりやすいかと思うので、割愛させて頂きます。

なので、今回の記事は千葉翔也さんの置鮎龍太郎さんのラップ技術ではなく、それ以外の事柄について書いていこうかな、と。

まずですね、エイベックスは一体何曲パリピ孔明のために楽曲を提供したんだ?! 今回もFind the way という、ひと昔前に流れていたビーイング系のような曲を出してきています。

引用  小川亮 四葉夕卜 パリピ孔明製作委員会/講談社

ちなみに私は、やたら英語でペラペラと歌うよりはこういう楽曲の方が聞きやすくて好みです(好きな歌手はDEENにZARDにWANDSにB’zとゴリゴリのビーイング世代)

あと、千葉翔也さん今回はラップでゴリゴリ熱演されていたんですが、声優としての技術を垣間見たのは、同級生と思しき女性二人に話しかけられた際の内心。

引用  小川亮 四葉夕卜 パリピ孔明製作委員会/講談社

『何聞いてんのって何? なんて答えるのが正解なんだ? 曲名? いやややもしかしてジャンル? アーティスト名? 待ってこの場合女子が好きそうなアーティスト答えた方がよくない? え、でもそもそも女子が好きそうなのって誰、全然わかんない!』

いや、あそこスゲェ、パニックになっているのが一発でわかる演技でした(スゲェ……)

そして、諸葛孔明の登場シーンでデフォルメされた月見英子が頑張って幕を開けているのがかわいかった。アレは漫画には無いシーンです。

引用  小川亮 四葉夕卜 パリピ孔明製作委員会/講談社

アニメオリジナルというなら、孔明の煽りの改変は良かったですね。

『MCバトルは初めてですが私が弁舌合戦で負けることは万がイチにもありません』

ここまでは原作通り。

『聞こえませんでしたか? ではもう一度。MCバトルは初めてですが、私が弁舌合戦で負けることは万がイチにも、ありえなぁい』

引用  小川亮 四葉夕卜 パリピ孔明製作委員会/講談社

これは間違いなくブチ切れてしまう挑発ですから、胃を痛めていてステージに上がることをやんわり拒否していたKABE太人が、挑戦を受けた説得力が増した、良い改変だと思いました。

そして、KABE太人がステージに上がった瞬間、赤兎馬カンフーが『KABEが、ステージに上がった。アイツが、上がらせたのか』と驚いたような表情を見せています。

これもアニメオリジナルですが、漫画版では赤兎馬カンフーの心情を推し量る台詞が少ないので、これも良い挿入だと思いました。

オリジナルと言えば、ラップの部分もアニメでよりよくなるようにという目的でか、あるいは技術的に改変した方がラップに乗せやすいという理由かは不明ですが、所々KABE太人も諸葛孔明のラップも改変されてます。

が、あのラップの前では、改変が全く気にならなかったので、正直これは些事かなと。

本当、あのラップバトル、よくアニメ化出来たなぁと思います。

そして、KABE太人と諸葛孔明は無論のこと、解説をしていた赤兎馬カンフーがカッコ良かった……

Blue-rayの特典には赤兎馬カンフーとKABE太人のラップバトルの収録を希望します(オイ

そして、今回の感動的な締めくくり方を見るに、本当に、マジで、有り得ないくらい、もったいないぃぃぃぃぃっ(号泣)!

KABE太人が参加した気分上々↑↑を使用するのは、やっぱりアニメ第六話 孔明’s フリースタイルで、KABE太人が復活して、月見英子、諸葛孔明と共に活動していくと宣言したあとからだったよぉぉぉぉぉ!

やっぱり、どう考えても、第五話であのED出すのは早過ぎたんだよぉぉぉぉ、一話、絶っ対早かったよぉぉぉぉパリピ孔明製作委員会っ(憤怒)!

ネタバレになってストーリーが完全に読めてしまうことで、物語に没頭できなくなるし、KABE太人と諸葛孔明が拳を突き合わせて終わる余韻を楽しみつつ、EDの画面でデフォルメ英子とKABEにステージに上がって貰って、千葉翔也さんがラップを歌唱しているバージョンをオンエアした方がはるかに、何倍もインパクトがあったと私は前回も言ったじゃないかぁぁぁぁ!

第五話のエンディングが通常通りだったら、第六話のEDでボルテージは限りなくブチ上げられただろうに、何で第五話であのEDを出しちゃうねん、パリピ孔明製作委員会っ(悲鳴)

まぁ、悲鳴はこの辺りにしておくとして、10万イイネ企画を達成するため、六本木うどん屋(仮)を仕上げていくお話しになっていきますので、スティーブ・キドを誰が演じるのか、そして月見英子にとって転機となる人物、久遠七海との出会いがある回ですね。

I’m still alive todayは久遠七海も歌うシーンがあるんですが、

『邦楽ロックっぽいって言うか……マリアと歌い方全然違うんだけど……くる……! うまく歌おうとかじゃなくて……歌いたい―って想いが突き刺さってくる……!』と月見英子が感嘆しているので、どのように歌唱されるのかと興味津々。

原作通り、邦楽ロックっぽくなるのか、あるいは何かしらの変更が加えられるのか。

次回の話を、興味深く待たせて貰いたいと思います。

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