錆喰いビスコに登場する多種多様な生物達の設定(一巻に限る)

追伸 2月12日にアニメの画像やそれを元した文章を追加しました。

錆喰いビスコには、作中様々な生物が登場している。特徴まで書き出すとまとめきれないので、一括して掲載していますが、これでも一巻分だけですのでご了承下さい。

引用 瘤久保慎司 赤岸K/引用

コゲウツボ 

砂に潜む。物語冒頭で『食われて死ぬ』と有るので、大型と推測される。

ハエ 

作中の台詞で登場していることから、普通にハエもこの世紀末的な日本で生息していると思われる。

ウサギ 

イミ―くんが忌浜のマスコットになっているので、そのモデルであるウサギも生息している可能性が高い(明言はされていないので、絶滅している可能性もある)

引用 錆喰いビスコ/電撃文庫 錆喰いビスコ製作委員会

上記画像は黒革知事とイミ―君の被り物をした知事の部隊。また、霜ウサギなるものが後々ミロによって捕獲されている。

カメレオン 

忌浜の壁を睨むビスコの身体を這っているところをビスコが捕獲、捕食している。

ナマリザメ 

名称のみ登場。砂に潜むコゲウツボと同様に扱われているので、砂に生息している可能性が高いと思われる。

アニメでは、ミロがシイタケを材料として調剤する際、パウーにナマリザメの肝臓が手に入ったから、とウソをついている。

鉄鼠 

鉄砂漠で獲れる獲物。鉄臭くて食えたものではないらしい。また、足尾骨炭脈に潜む鉄鼠に集団でかじりつかれると、骨になるまで十秒かからないという、ミロの発言有り。まぁ、そのミロの発言も噂で聞いた話になりますが。

砂虫 

鉄砂漠で獲れる獲物。鉄鼠同様、鉄臭くて食えたものではないらしいが、鉄砂漠ではロクな獲物が獲れないらしいので、贅沢は言えない模様。ただし、じっくり水につけて砂を吐かせるなどの手間をかけると、それなりの味にはなるらしい。

ワニ 

ワニ肉、として登場しているので生息していると思われる。ただし、養豚みたいな形なのか、自然に潜んでいるのかは不明。自然に潜んでいるならオーストラリアみたいだ(汗) 饅頭の具として登場。

シャコ 

こちらは現代日本でも聞くが、シャコ味噌、という単語で登場しているので、私達の知っているシャコとは違う可能性もある。饅頭の具として登場。アニメでは吊るされているし、包丁で解体もされている。

引用 錆喰いビスコ/電撃文庫 錆喰いビスコ製作委員会

パンダ 

ミロが『パンダ先生』と呼ばれるからには、パンダもいるのだろう、あるいは知識として知られているだけ、という可能性もある。

引用 瘤久保慎司 赤岸K/引用

サソリアブ 

作中に登場した子どもが、このサソリアブに刺されている。作中の子どもは刺し傷に針が残っていた状態で、目の付近が刺されたこともあり、毒が染みると失明する、とミロは診断している。

クラゲ 

サソリアブの患部の治療の際、ミロは固形状のクラゲ油なるものを患部に塗り込んで、日光よけの黒エイドの上から包帯を巻いて処置している。

ヒトデ 

ビスコが、ミロに引っ付かれた際に『ヒトデか、てめー!』と言っている。また、革の材料にもなり、『キノコの菌糸を馴染ませた、ヒトデ革のズボンとチュニック』とあり、これが錆から身を守るキノコ守りの服の材料らしい。

しかし、ヒトデで服……つく、れるの?(汗)

マムシ 

キノコ守りの正装の一つに『マムシ革のブーツ』という記述がある。ヒトデに比べれば、現実でも加工しやすそうに思える。

とかげ 

キノコ守りの正装の一つに『とかげ爪の短刀を二本』という記述がある。

コムギエビ

沖縄の蟹兵部隊が、好物のコムギエビが大量発生したことで、全兵が海へ飛び込み戻らなかった、という逸話がある。本当に実在しているのかと思い、グーグル先生に聞いてみたが、コムギエビではヒットしませんでした。関係無いコムギについての項目が出てくるだけ(汗)

猿 

日光戦弔宮の鳥居のところに、猿が三匹並んでいる、というビスコの発言があり、自警団の速攻三原則である『見せざる、聞かせざる、言わせざる』を像にしたんじゃないか、というミロの発言もあるので、猿はビスコの世界にも生息していると思われる

岩ダニ 

血の臭いで寄ってくる。傷口に潜り込まれると死ぬほどかゆい。

膨れ蚕 

昔、奴隷に逃げられないために使用されていた虫。胃の中に潜み、2Lペットボトルほどの白い虫。素早く地を這う。チロルには、最初に卵を飲ませて、孵化しないように薬で飼い殺していた模様。

引用 錆喰いビスコ/電撃文庫 錆喰いビスコ製作委員会

上記はチロルの腹の中で孵化したところを、ミロに引っ張り出されたもの。

さそり 

作中では『純度百のさそり蜜、舌がとろけちゃうよ!』と大茶釜チロルが述べています……ちょっとイメージがしにくい。

アザラシ 

天恋糖という茨城のお菓子。天然のエゾマンゴーというスゴイもの(ビスコの世界ではマンゴーが北海道で育つらしい)を、アザラシの糞に漬け込んで、発酵させたもの。天恋糖の味は、黒革曰く、キリンの脳味噌吸ってるみてえな味、とのこと。

炭喰いジャコ(2022年2月12日追加)

日光戦弔宮の本体。骨炭を食べるらしいが、それ以外はとにかく巨体、動物兵器であることくらいしかわからない。

引用 錆喰いビスコ/電撃文庫 錆喰いビスコ製作委員会

ウミウシ 

これを刺身にして食べるとかって、どうすれば出来るんだと思うが、作中では子どもたちの集落で、子どもたちがミロに出そうとした品。カラフル、とのこと。アニメでは言及されていない。

バカ貝

多分、現実世界のバカ貝と同じと思われる。第五話の『こどもたちの砦』で貝のミルク煮、シチューとして出される。

原作でミロは美味しいといい、アニメではビスコもめちゃくちゃ掻き込みながら食べるシーンがあり、おかわりを要求する美味さ。

引用 錆喰いビスコ/電撃文庫 錆喰いビスコ製作委員会

トビフグ 

体内に溜めたガスで宙を舞う空遊漁の一種。外見は大きく可愛らしいそうだが、強靭な顎で人間をかみ砕いて食べる。

引用 錆喰いビスコ/電撃文庫 錆喰いビスコ製作委員会

えっと、これが、可愛い? ごめん、ビスコの世界と私とではカワイイという概念が違うみたいです(汗)

子どもたちの集落で冬に群れで湧く。子どもを咥える描写、ビスコが投げた銛が眉間に突き刺さる描写があるので、結構な大きさと思われる。後にミロがトビフグとシメジの肝汁を作っているが、ビスコ曰く『アホみてえにうまいぞっっ!』

引用 瘤久保慎司 赤岸K/引用

フジツボ 

蟹であるアクタガワの身体に湧いてしまう、とビスコが作中で言っている。でも、フジツボは食用のものもあるから、ウミウシなどよりも、このフジツボがアクタガワに湧いたら、取って食べちゃえば良いのでは、と思っているんだけど、どうなんだろ?

霜吹熊

外套の材料として登場しているため、霜吹熊そのものが登場はしていない。寒さを防ぐために使用。

綿牛 

荷車を引いている。顔までほとんど覆う毛から赤黒い舌を覗かせ、とあるが、普通の牛とはどう違うのかよくわからない。

ウツボ 

アクタガワと荷車を交換しようと言う商人に対し、ビスコが代わりに出したのがウツボの干し肉。まぁ、干し肉にしようと思えば出来るかな?

ハガネグモ 

描写がなく、ミロによって撃退された、という地の文があるだけ。蜘蛛の巣に医療用の電気ショックを伝わらせて、ハガネグモはミロによって撃退されている。

抱きヤンマ 

人ほどの大きさがある殺人トンボ。これもビスコとミロによって撃退されているんだが、そんなトンボいたら日本壊滅しているだろと正直思った(汗)

霜ヒョウ 

ヒョウとどう違うのかわからないが、逃げる時に雪に埋まる方法があるとのこと。

焦げ百舌、乾き虫、オニゲラ 

いずれも、子泣き谷の生態図鑑に掲載されていたもの。アバウトな情報が満載だが、ビスコ曰く、キノコ守りが書いているから信用できる、とのこと。でも焦げ百舌、乾き虫、オニゲラがどういうものなのかは一切わからない(汗)

巨鳥

正式名称不明、赤い身体に黒ぶちのとてもつもない巨鳥。重油ダコの親玉を爪でゲットするものの、次の項目で出てくる筒蛇に食べられてしまう。

と言うか、マジでどうして人類生存出来ているのか謎な生態系(汗)

筒蛇 

こちらも子泣き谷の生態図鑑に掲載されていたもの。図鑑には『通称、ちくわ虫。双頭の蛇をばかでかくしたもの。とぶ。大きなエサにしか反応せずヘリや戦闘機をよく食べる……』とあります。実際、めちゃくちゃ大きい。

引用 瘤久保慎司 赤岸K/引用

『つるりと光沢を帯びた皮膚の横には、人間の手指そっくりの足が無数に生え揃い、身体の脇でうごめいている』とありますね。巨鳥、次の項目で出てくる重油ダコの親玉、どちらもあっさりと食べている。

重油ダコ

軟体の物体、触手、とあるがそれ以外の描写無し。ヘドロのような黒い物体を出す。黄色く光る眼球が有る。名称から想像するに、スミではなく重油を吐くのかもしれないが、どういう生態しているのだろうか。人h減の頭程度のサイズだが、親玉というか、主のような感じで洞窟の奥に巣くっていた重油ダコは、洞窟の奥という暗い環境下であることもあって、重油ダコの親玉に捕まったビスコに見えたのは、口だけで、トンネル全体にその肉がぎっちり詰まっている状態。触手でビスコが吊り下げられている描写有り。ミロ曰く『あ、あんなの、蛇じゃないよ。もう、龍でしょ!』

ゴリラ 

パウーのことを、あろうことがビスコは『メスゴリラ』と評している……何て命知らずな(汗)

沼ブタ

泥を泳ぐように移動する。その半身は泥の中に埋めたまま、という記述、泥を掻き分けて浮き上がり、という記述があるし、泥の中を潜水するような感じなのだろうか?

ミロが死体のフリをして狩っている。

沼ガニ

アクタガワが沼ガニのメスを見つけて、勝手に走ってしまう……アクタガワが興味を示した相手とは、どの程度の大きさの蟹なのか(汗)

ハゼ

先述した沼ガニの件で、ビスコがアクタガワをからかったため、その機嫌を取るためにハゼを漁らせた。

抜けがなければ、一巻だけでこれだけ多様な動物が出ています(汗)

ここにキノコの種類も加えていくと、手間かけて設定練ったのがわかりますね。

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