今日は久々に『SPY×FAMILY』スパイファミリーについての記事を書こうかなと思います。
お題は(黄昏)ロイド・フォージャーの本名について考察。
引用 遠藤達哉 SPY×FAMILY製作委員会/集英社
そもそもロイド・フォージャーという名称が偽名。
これは東国(オスタニア)の国家統一党総裁であるドノバン・デズモンドに接近するため、名門・イーデン校の懇親会に潜り込む必要があったからであり、ロイド・フォージャーという名はもちろん、その職業である精神科医も偽りの身分です。
精神科医を偽りの職業として、本職ばりに働くなんて無理じゃね、と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、(黄昏)が勤務するバーリント総合病院で、アーニャが学校の宿題のために見学した際、病院関係者のアーニャの歓迎ぶりを見ると、まぁ、アーニャの可愛さも歓迎ぶりに拍車をかけているとは思うんですが、(黄昏)バーリント総合病院での勤務姿勢がいい加減なものであれば、こうはならないでしょう。
実際、アーニャが宿題のために「しょくばでのちちはどんなやつですか?」と質問した際、好意的な意見、と言うだけでは足りない、非の打ちどころの無い意見が大勢を占めていました。
まぁ、それでも妬みそねみはあるようで、ジャンプ+の最新話では精神科医ロイド・フォージャーを貶めようとする病院関係者が暗躍していますが、それは別の話なのでカット。
話がちょいと本筋から逸れましたが、【ロイド・フォージャー】という人物名及び職業は、あくまで西国(ウェスタリス)の諜報組織、西国情報局対東課〈WISE〉に属する諜報員(黄昏)が演じているものなんですよね。
現に、第一巻では「ロバート」という名前で諜報活動を行っており、モノローグで『……結婚? 人並みの幸せ? そんなものへの終着はスパイとなった日 身分証と共に焼却した』と紡がれています。
そんな訳で、基本的に(黄昏)が活動している際の名は全て偽名であり、本名は捨てている……と言うのがこれまでのスタンス。
ただ、第十巻で掲載予定のMISSION62において、ロイドが西国(ウェスタリス)の諜報組織、西国情報局対東課〈WISE〉でスパイとして働き始めるまで、どのように過ごしてきたかが描かれているんですよね。
あ、ここでコマーシャルというか布教させて貰います(オイ)
『SPY×FAMILY』スパイファミリーの第十巻は10月4日火曜日発売予定。
先程書いたように、ロイドが西国(ウェスタリス)の諜報組織、西国情報局対東課〈WISE〉でスパイとして働き始めるまで、どのように過ごしてきたかが描かれているMISSION62(MISSION62は前編・中編・後編と三つに分かれています)の他に、管理官(ハンドラー)ことシルヴィア・シャーウッドがどのようにして働いているのかを描いたMISSION63(黄昏がシルヴィアにどのようにシゴカレタかも描かれています)、アーニャが9巻の最後で二つ目のトニトを取ってしまったので、それをフォローするヘンダーソン先生と、それによって皇帝の学徒(インペリアル・スカラー)に憧れのような感情を持つようになるアーニャのお話のMISSION64……
メリンダ・デズモンドが出てくるMISSION65以降のお話し、という感じでまとめられるはず。
書籍版ですと、税込み価格528円。
電子書籍版ですと、税込み価格502円。
9月19日14時30分現在ですと、アマゾンで予約すると発売日である10月4日には届く予定。
私は今回、電子書籍版を注文しようかと考えています。もう、本棚のスペースがキツクなるたびに本を処分するのが億劫でして(汗)
さて、布教はこのくらいにして、ロイド・フォージャーこと(黄昏)の本名についての話題に話を戻しましょう。
MISSION62では、幼少期のロイドの様子が描かれ、家族構成も描かれておりました。
その辺はまた別に項目作って記事を書こうと思いますので、あくまでロイド中心に書いていきます。
幼少期のロイドは西国(ウェスタリス)東部の【ルーウェン】で生まれ育ちました。
西国(ウェスタリス)の元ネタは東国(オスタニア)という名称からもわかるように、ドイツだと思われますが、【ルーウェン】という名称ですと似たよう名前の街がドイツにはないんですよね。
ちなみにベルギーには【ルーヴェン】という名称の街があります(フランス語だとルーヴァンになるらしい)
幼少期のロイドは友人と戦争ごっこに興じております。
なお、子供たちの間でロイドは【参謀】という、いかにも戦争がうまそうなあだ名で呼ばれています。
第一話のエドガーを相手に背後を取って『振り向いたら殺す』のセルフカバー、オマージュ? をしているコマがありますね。
引用 遠藤達哉 SPY×FAMILY製作委員会/集英社
幼少期から頭が働いていたのか、戦争ごっこが上手だった模様。
ここからは大きくネタバレになってしまうので、ネタバレがイヤという方はブラウザバックをお願いします。
数行開けたから、もういいですよね?
MISSION62では、それまで平和であった西国(ウェスタリス)と東国(オスタニア)の間で戦争が始まってしまい、最終的には家族も友人も、(黄昏)は全て喪ってしまう、という内容なんですが……
黄昏は年齢を偽り、ローランド・スプーフィーという名前で軍隊に入隊し、東国(オスタニア)兵の屍の山を築いていました。
ちなみに英語でスプーフィーという単語はspoofyで、意味はだます、なりすます、というもの。
これも偽名ですね。
ですが、そこで黄昏のことを聞きつけた陸軍情報部がやってきたのです。
【ローランド・スプーフィー……いや■■■・■■■だな?】
そう、■■■・■■■の部分がロイドの本名なんですね。
残念ながら2022年9月19日の時点では黄昏の本名はこの■■■・■■■しか情報がありません。
が、考察ならまだ出来ます。
これまでに登場してきた(偽名)の数々です。
軍隊に入隊した際の偽名はローランド・スプーフィー。
精神科医として東国に潜入した際の偽名がロイド・フォージャー。
他には、第一巻で出てきた政治秘書としての偽名、ロバート。
国防軍のライオネル、闇商人のローレンス、という偽名も第五巻でフィオナ・フロストこと夜帷の回想で出てきています。
ロバート、ライオネル、ローレンスが全てファーストネームだと仮定した場合、
Roland=ローランド
Lloyd=ロイド
Lionel=ライオネル
Robert=ロバート
Lawrence=ローレンス
- もしくはRで始まるファーストネームなんですよね。
LかRで始まる名前なんじゃないのか、という考察も出来るんですが、でもこれ、東西ドイツをもじって(Left Right)LかRではじまる偽名にしているだけなのでは、という考えもありますので……
あくまで、考察でしかないよね、という範囲をでないんだよなぁ、この情報だけでは。
ですのでロイドの本名は、■■■・■■■である、くらいしか現在では言えません……考察した意味がねえ(滝汗)