今日は『SPY×FAMILY』スパイファミリーの『夜帷』(とばり)フィオナ・フロストの声優を誰が担当するのかについて予想していきたいと思います。
『SPY×FAMILY』スパイファミリーの『夜帷』フィオナ・フロストの容姿を一言で言い表せと言われたならば、クールビューティー、と私が答えたとしても、それほど的外れな意見だとは思われないはずです。
参考までに『夜帷』の画像を乗せておきましょう。
引用 遠藤達哉/集英社
あ、間違えた。てへペロ。
だってさー、普通に容姿が優れたキャラを『綺麗な人』ですって紹介したって面白くないじゃん、ねーそー思いません?(笑)
え? 何々? 面白くしようとしなくても、『夜帷』フィオナ・フロストは十分ぶっ飛んでいるキャラだ?
なるほど、一理あります。
では、『夜帷』フィオナ・フロストの情報をサクッとまとめてみましょう。
引用 遠藤達哉/集英社
初出はMISSION29。ロイド・フォージャーこと、『黄昏』は東国(オスタニア)のバーリント総合病院に勤務する精神科医として潜入している関係上、同じ病院にも協力者が数名潜入しており、その内の一人が彼女になります。
MISSION30では同僚から恐れられているコマがあり、『味方の背中も刺しかねん』『出世のためなら『黄昏』さんの手柄も横取りしようってか』と言われ、ナレーションでは
『毒婦・冷血・鉄面皮 眉一つ動かさす任務に執着する気味悪がられていた』
とまで言われてしまう始末。
まぁ、こんな感じではしょうがないですよね。
暗号名は先程からも書いてありますが『夜帷(とばり)』
で、このフィオナ嬢には目的というか野望と言うか、何と言うか、とにかく執着する対象が存在しまして。
それは、『黄昏』の嫁になること。
引用 遠藤達哉/集英社
もう、これはオペレーション『梟(ストリクス)』始動時に彼女の手が空いていたならば、万難を排してでも(物理的に)『黄昏』の妻役に収まろうとしていたはずです。
もっとも上司役のシルヴィアは『現地人の方が都合がいいいこともある』と言ってますし、『黄昏』の先輩にあたる人物からは、とあるMISSIONで、『黄昏』が彼女と共に潜入した際に『夜帷のやつ 功を焦って勇み足だ やらかさんよう見ててやれ』と『黄昏』に言われていますし、『黄昏』もヨルに『仮に彼女に母親を頼んだとして あの人に育児スキルはないですよ(スパルタスキルはすごいだろうけど)』と称されており―
うん、フィオナ嬢残念っ! どれだけ『黄昏』が好きでも、これではちょっと、ねえ?(汗)
一見するとクールビューティーなのですが、頭の中身はというと先輩(黄昏)のことでいっぱいであり、顔がどアップのコマで延々と彼について考察しているコマがあります。
が、鉄面皮とも称された彼女の面持ちは、文字通り眉一つ動かないっ(笑)
いや、これはアーニャがテレパスで心読んだ時、眼をゴシゴシと擦るのもわかります。
え? 何? アーニャ、テレパス間違えたの? とでも思ったとしてもしょうがない。
引用 遠藤達哉/集英社
これじゃあ、ねぇ(笑)
まさかこんな鉄面皮の美人さんが熱烈にすきすきすきと、ブラコンシスコンをこじらせているユーリブライア並みに想っているとは中々考え難いでしょう。
内面はこの辺りで切り上げて、能力面を考察してみましょう。
潜入能力は、バーリント総合病院で事務職として『黄昏』のサポートをするだけあり、中々高いのではないかと思われますが、財界の大物や地下の住人によって大金が動く地下テニス大会・キャンベルドンでテニスを行った際にも、見事な変装能力で『黄昏』の妻として潜入を果たし、目的のブツを手に入れる際には、事前に偽物を準備していたことで『黄昏』が本物とすり替えることが出来ており、事前の準備に長けた人物とも言えそうです。
身体能力についても、プロのテニスプレーヤー相手に技術であしらい、違法薬物を用いて、金網を引き千切るほどのパワーアップを果たした対戦相手には、『黄昏』の悪口を言ったがために、フィオナの逆鱗に触れてしまい、スマッシュを浴びせてボロボロにしております。
どのくらいボロボロかって、『黄昏』が思わず同情してしまう程にボロボロにしてしまうんですよね。
このテニスの力量から見ても、WISEの中では中々の実力者なのではないでしょうか。
と言うか、実力者でなければ、WISEの中で最高のスパイである『黄昏』のサポート役なんて出来ないでしょうしね。
『黄昏』好きで、常に『先輩、好き』『先輩、最高です』という『夜帷』フィオナ・フロスト役の声優は誰が担当するのか、ですが―彼女のキャラクターをどういうふうに解釈するかで全然変わってくると思うんですよね。
引用 遠藤達哉/集英社
例えば、普段はそのままクールビューティーの印象通り、冷静な声をあてておいて、内心だけで『黄昏ラブ』の声を出すさいには甘ったるい声をあてるのであれば、様々な声色を使いこなす演技派の方がふさわしいでしょう。
もう一つ有り得るパターン、と言うか私であればこうする、というパターンなのですが……
『SPY×FAMILY』スパイファミリーは、コメディー作品です。
老若男女、家族で見ても笑えますし、一人で読んでも笑える。
ならば、どうすれば視聴者が抱腹絶倒してくれるか、という点を考えた際に、フィオナ・フロストというキャラクターを解釈するならば―
スゲェ甘ったるい思考をしているのに、鉄面皮。
眉一つ動かさないのに『先輩、最高』『先輩、好き』などと言うのは当たり前、『黄昏』と新婚生活をどのようにおくるかの妄想まで完備っ!
そう、この『夜帷』フィオナ・フロストというキャラクターも、ギャップが激しいキャラクターなのです。
ですので、鉄面皮で眉一つ動かさず、内心の声はスゴイ甘ったるい声にする、というのもギャップを生じさせる一つの手段ではあるのですが―
あえて言いましょう。
甘ったるい内容の妄想なのに、熱がまったくこもっていない冷え冷えとした声で『先輩、最高』『先輩、好き』と淡々と呟き、フィオナ嬢の眉一つ動かない顔がどアップになるシーンを!
引用 遠藤達哉/集英社
それも良い、と思いませんか? 私は個人的には後者の方がよりギャップがあって抱腹絶倒する気がします。
なお、淡々としているのに気ばかり急いて早口になる、というような内心も垣間見えるような演じ方であれば言う事ありません。
前者なのか、後者なのかで選ぶ声優さんが全然違ってくると思うので、『夜帷』フィオナ・フロストの声優を選ぶのは、アニメを作る監督さんの腕の見せ所と言っても良いかもしれません。
が、俺が最も聞いてみたいフィオナ・フロストは石川由依さんなんで、予想は石川さんオンリーでいってみます。
石川由依さんの代表作と言えば、進撃の巨人のミカサ・アッカーマンの役を思い浮かべる方、もしくはヴァイオレット・エヴァーガーデンの、ヴァイオレット・エヴァーガーデンの役を思い浮かべる方が多いかもしれません。
が、吾輩、TYPE‐MOONの作品が好きですので、岸波白野役も好きなんですが、石川由依さん演じるモルガン陛下の声が好きでして、はい。
え? もちろん聖杯は捧げていますが何か(オイ)
モルガンのヤンデレというか、あれが演技できるのであれば、後者は間違いなく出来ると思いますし、前者でも出来ると思うんですよね。
なので、個人的には石川由依さん演じる『夜帷』フィオナ・フロストをお待ちしています。
再来年ではモルガン陛下が水着になられていることを祈りつつ、
『SPY×FAMILY』スパイファミリーのアニメ化と、『夜帷』フィオナ・フロストの声優が石川由依さんになり、『黄昏』に対する甘々な妄想を、氷のように冷たく、淡々とした、それでいて狂おしいまでに熱望する声で演じて頂ける日を心待ちにしております。
追伸
19日の放送で夜帷ことフィオナ・フロストの担当声優が判明しました。
佐倉綾音さんでした。
いやぁイメージ通りの冷静そうな声なんですけど、あんなクールビューティーな容姿で『すぅーきぃー』とか『すきすきすき』とか内心で考えているのだから(笑)
石川由依さんでは無かったことについては、予想が外れて残念でしたが来週の夜帷の演技を佐倉綾音さんには期待しております♪