正直に言います、殺し愛のアニメ視聴後の感想が遅れに遅れた理由。
仕事が忙しいとかそういうプライベートも無い訳ではありませんが……錆喰いビスコと違って、書く気力がないんです。
だって、だって、殺し愛の第十一話WORSTは、サブタイトル通りWORSTなんだもの(T-T)
引用 Fe 殺し愛製作委員会/KADOKAWA
出来具合がWORSTだというのではなく、物語の構成がWORSTなのでもなく……救いの無いストーリーで、鬱な展開で書く気力がごっそりと持っていかれてしまうですよね……
前々回の記事で【次のHELPは……と言うか、ここから暗い展開が続くからなぁ、暗いままで終わらないよう祈っています、マジでお願いします】
前回は、うん、オマケ漫画の存在があったことを忘れていたので、そのまま先送りになるような形だったんですが……
きてしまったよ、WORST……!
ここから先は、本当に暗いお話しなんですなぁ……と前回の記事で書いていたように……
【実に救いがなく、ソン・リャンハ君が、自分を助けてくれたドニーの役に立とうと頼みを引き受けたことが全ての元凶なんだけど……その頼みを引き受けていないと、ソン・リャンハ君はシャトーちゃんと〇〇〇〇とは会えていない訳だし……】
【しかもドニーから銃を与えられたことで、リンチされそうになっていた少年を助けるべく、その銃でリンチ相手の一人をソン・リャンハ君は射殺してしまうし……】
……もうここを読んでいる方ならば、アニメの殺し愛第十一話は読んでいるでしょうから、伏字にした対象もわかっているでしょうし……
第十一話の感想を書こうという気力はしっかりあるんですが、その感想を書くために、第十一話をもう一度しっかり視聴する気力がどうしても湧いてこないんですよ、前述の理由で。
だって、少年ソン・リャンハ君、不憫すぎるよこの扱いは(泣)
多分彼、作中で屈指の『良い人』だったのではないだろうか? いや、不慮の事故で不良を一人射殺してしまっていますが……うん、この作品に出てくる人は、インド君やエウリ君ですら、リッツランサポート商会に所属していることから、標的を捕縛ないし殺すことで収入を得ている人達をサポートしている訳で……
実際、ごくごく普通の良心的な登場人物となると、存命の人物で、かつ作中で名前がちゃんとある人物だと、シャトーちゃんの義理のお母さん、アンナ・ダンクワースくらいしか、私、思いつかない。
義理のお父さんであるアーベル・ダンクワースも、シャトーちゃんのためではあるんでしょうが、ソン・リャンハを【名乗る少年】にウソをついていますしね。
こうして書いていても―うん、気分がよくなくなることばかりなんですよね、殺し愛第十一話WORST。
少年ソン・リャンハは助けようとしたシャトーちゃんに、恐怖心から銃撃されてしまい、偽名ソン・リャンハ、あるいは現在のソン・リャンハと呼びましょうか、彼の方は彼の方で例のワルどもに追い立てられていますし。
シャトーちゃんの本当の父親であるリスト・ノーブルもスンウに射殺されてしまいますしね。
引用 Fe 殺し愛製作委員会/KADOKAWA
何より、助けてくれようとしたリャンハ少年を、シャトーちゃんが撃ち殺してしまうのが本当に救いが無い……
どちらのリャンハも、生命の危機。
少年リャンハの方は、死に瀕しているという救いの無い状況。
いや、本来なら幼いシャトーちゃんが少年リャンハにおんぶされていたり、大西沙織さんの泣き声の演技など色々と注目すべき点はあるのでしょうが、あまりにも救いの無いストーリーラインに、私、これ以上この話について感想を書く気力がどうしても湧いてこない。
一週間以上たっても、書けない……救いが無さ過ぎて。
最後のシャトーちゃん、現在のシャトーちゃんの『ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい』という、エンドレスで吐き出される呪詛が本当にキツクて……
引用 Fe 殺し愛製作委員会/KADOKAWA
いくら時間を置いてもこれ以上は書けないみたいなので……
ただ、疑問が一つ。
殺し愛は全12話。あと一話で、製作班はどういう形でこの物語を終わらせるのか。
どう考えても2期があることを前提で物語の構成を組んでいるようにしか思えないんですが、どうなんだろう?
MY NAME というサブタイトルなんですが、原作の殺し愛にはどこの話にも無いサブタイトル。
さて、どうラストが締めくくられるのか。