今回のアニメ第六話『夏ぞ隔たる花火かな』ですが、サブタイトル通り花火を見に行く回です。
……ストレート過ぎな感想ではないか、とお想いですか? ……ハイ、正直に言うと私も思いました(汗)
今回の第六話は第33話、34話がベースになっていますが、物語冒頭部で和泉くんが日焼けで痛がっているシーンについては第32話がベースですね。
引用 真木蛍五 式守さん製作委員会/講談社
漫画では32話ですと、花火に行くのではなく、スイーツを食べにいくんですよね。
ここで、アニメで花火を見に行った際、式守さんが言っていた『甘いの苦手だった』発言も32話であるんですよね。
しかし―私はアニメで式守さんが綿あめ食べながら『甘いの苦手』と告白した際、この漫画でこの発言をしている、第三巻を手に取っって32話を確認はせず、12巻を手に取りました。
引用 真木蛍五/講談社
理由は、12巻のオマケ漫画で子どもの頃の式守藤と、美味しそうに顔を生クリーム塗れにしてケーキを食べているシーンがあるから!
そう、このアニメ見て式守さん、甘いの苦手というのを思い出したのですが、そうなるとこの12巻のオマケは一体?
いや待て、ケーキは別腹という可能性もあるし、年をとってから甘いものが苦手になった、という可能性もある。
どのような理由にせよ、甘いものが大好きな私としては、和泉くんGJと褒め称えたい。
まぁ、私、綿あめは甘過ぎて苦手なんですが(オイっ)
さて、甘いモノから話題が漫画との接点になっていましたが、アニメに話を戻しましょうか。
まずは和泉家から。
『ゆうよ、お前に伝えねばならぬことがある』
引用 真木蛍五 式守さん製作委員会/講談社
という和泉くんのお父さんである明禎さんの発言(笑)
いや、ここだけ明らかに声音が違うのよ、楠見尚己さん(笑)
この発言以外はいつも通り、好々爺というか人の好いおじさんという感じなんだけど、さっきの部分だけ、一子相伝の厳かな儀式でも伝承するような空気なんですよね(汗)
場面が飛んでしまうんですが、明禎さんの次の発言である『私、いい穴場知ってるんだよね』は何故か片言口調で告げたあと『人混みもなくて花火がすごくよく見えるんだ』の発言はいつもの好々爺な和泉明禎さんのもの(笑)
一度全部見たあと、和泉家の明禎さんの『ゆうよ』の発言から早送りして『私、いい穴場』まで続けてみたら、もうギャップがひどくて腹抱えましたね。
一方の式守家では、式守さんが浴衣の着付けに悪戦苦闘しているんですが、あまりの不器用ぶりに見かねたのか、お兄ちゃんこと式守藤が手伝ってくれます。
引用 真木蛍五 式守さん製作委員会/講談社
『ほら、腕上げろ』
『っとぉ、出来たぞ』
『本当、不器用だな』
という三つの台詞だけなんですが、なんかお兄ちゃんの魅力、優しさに溢れたシーンでした(ほっこり)
もっとも、式守さんは、兄の最後の不器用発言に『はあぁぁ?!』と悪魔のごとき形相に(笑) 大西さん、どこから声出しているんですか(笑)
引用 真木蛍五 式守さん製作委員会/講談社
いや、何か声優さんが式守藤=下野紘、式守さん=大西沙織という、アイムエンタープライズの先輩後輩という間柄で、なおかつ『殺し愛』などで共演しているからか、式守兄妹のような関係性を、リアルでも持っているのではないかという妄想が膨らみますな(ホクホク)
あくまで妄想ですが、殺し愛の紹介動画、宣伝動画を見ていると、半分ぐらいはこういう関係性があってもおかしくはなさそうな(汗)
そして、色々な用意をしてきた和泉くんの
『財布は3つに分けたから2個まではなくしても大丈夫 よし!』
……………………………………………………
あの、2つもなくしたら、大ダメージだと思うんですが、マジで、よし、なのか和泉くん(真顔)
あと、式守さんの浴衣がおばあちゃんの発言がありますから、9巻にある式守藤の『なあ じいちゃんがみかんくれたんだけど食う?』発言と合わせて、おじいちゃんおばあちゃんがいることはわかりましたね。
ただ、やはり13巻現在でも式守家に父親の影は見当たらないんですよね。
引用 真木蛍五/講談社
肝心かなめの花火の前の祭りに関しては、式守さんがシャトー・ダンクワース化して、射的で次々と標的をスナイプしていきます、と言っても殺し愛知らんと意味がわからんよなぁ(笑)
引用 真木蛍五 式守さん製作委員会/講談社
いや、ここ、絶対BGMが違うって(笑) あんな爽やかなBGM流す絵じゃないでしょこれ(汗)
もっとサスペンス調のものとか、バトルもののBGMになるような絵面でしょこれは(笑)
引用 真木蛍五 式守さん製作委員会/講談社
そしてこの仲良し面子はどこに行っても遭遇するし、オモロイことをやらかしてくれる。
祭りで金魚すくいで競争ですか(笑)
いやぁ、犬束くんと和泉くんじゃ、金魚すくいでは勝負にならないだろうと見る前から思っていましたが、金魚をすくう前に手を滑らせてポイを水に落としてしまうし―うん、和泉くんよ、私もこういう展開になることはわかってた(汗)
ついでに言うと、和泉くんの仇討ちをしようと式守さんが代打で出るところも想像ついた(汗)
ただ、式守さんが負けず嫌いを発揮して、花火を和泉くんと見に来ていたことを忘れて金魚すくいに熱中してしまったことで、猫崎さんと八満さんが気をきかせてくれたのは予想出来なかった(笑)
あ、あと八満さん。
引用 真木蛍五 式守さん製作委員会/講談社
君、漫画で丸くなっていたシーンがあったけど、あれだけ食べていたらそりゃ丸くなっちゃうよぉ(笑)
雰囲気は清楚な美少女、という造形なのに、どうしてこうなった八満結(笑)
それにしても和泉くん、式守さん背負って神社の階段上がっていくんですが、これは運動そこそこしている人でもキツイですよ。
私、野球部に入っていて同じようなことやりましたけど(背負ったのは自分よりも体重が5割増しの巨漢だったけど)、きっちりのぼりきれませんでしたもの。
式守さんみたいなカワイイ娘さんでしたら、今の私でも出来るのか? 靴擦れしているのに『まだ戦えます』なんて言う健気な娘さんだもの、きっと出来る!(無理無理無理無理)
あと、花火がキレイだった。
いや、リアルの花火もキレイだけど、この式守さんのアニメの花火もキレイでしたねぇ。
引用 真木蛍五 式守さん製作委員会/講談社
それにしても和泉くんよ、君は不注意も過ぎるがそれに加えて無茶もしていては生傷が絶えなくなるのも道理というものだろうよ。
しかも、彼女を背負っている状態なら彼女も怪我をするんだよ、という注意を私が明禎さんの立場ならするね。
見栄を張るのも時として必要だが、見栄以上に大事なものもあるのではないかね? と説教しちゃうね。
特に、和泉くんみたいに不注意な事柄が多い子には。
和泉くんは、不注意なだけではなく、マジものの不幸も多々あるのだから、自己防衛力を高めないと、生き残れないぞ本気で(ガクガクブルブル)
これで花火の話も終わったので、順番からすると文化祭の話が次には来るんでしょうかね? そうなると、いよいよ狼谷さんの再登場になる訳ですが……果たしてどうなるか。
個人的には、式守さんが犬束くんを『兄さん』と呼んでしまう事件がいつ発生するのか、ニヤニヤしながら待っているんですが(ニヤニヤ)
それでは、来週にまたお会いしましょうm(_ _)m