今回のドラマ正直不動産の第三話『信じられるパートナーとは』は、第五巻の第39直共有名義、そして第一巻の第五直店舗契約のブレンドされたものとなっています。
しかし、何度見ても桐山と永瀬が一緒に働き続けているこの光景、漫画版ではすぐに桐山が退社してしまったため、完全にIFの光景なんですよねぇ。
引用 大谷アキラ 夏原武 水野光博/小学館
もっとも、原作版ほどドラマ版の永瀬と桐山の、お互いの理解が及んでいるか、と問われると現段階ではないような(汗)
そして山下智久演じる永瀬、相変わらずの早口でのクズ台詞連発は第三話でも健在(笑)
月下『えっでも永瀬先輩、めっちゃモテそうなのに」
永瀬『いやそんな全然もうモテ……てモテてしょうがねえわ、誰に向かって言ってんだ、おい』
うーん、このイケメンなのにクズなところ、何度見ていても楽しいわぁ(笑)
月下『す、すいません、ごめんなさい。えっ、じゃあ結婚とかは?』
永瀬『ありえない。24時間365日赤の他人一緒に過ごすなんてただの罰ゲームでしょ?!』
素晴らしい、素晴らしいぞこの偏見(笑) 見ているだけでご飯が進む進む♪
月下『そういうもんですかね?』
永瀬『そんなくだらないことより、月下、今月も最下位だぞ、もっと頑張って! 指導係のオレが怒られんのよ』
部下にもっと成績上あげろとプレッシャーかけるイケメン、いやー、クズっぷりが半端無い(笑)
開幕から今日も飛ばしてますね正直不動産、と思っていたんですが……漫画版の正直不動産のコミカルな部分は大河部長が担っております。
引用 大谷アキラ 夏原武 水野光博/小学館
ドラマ版の第二話のコメディ部分は、漫画版同様大河真澄部長が担っていましたが……今回は一部、登坂不動産外の人間も担っています。
室田夫妻を演じた小林涼子、松角洋平両氏ですね。
現在の険悪な空気と三年前の新婚ホヤホヤの頃の対比が凄い……
現在
室田妻『私達、このたび離婚することになりました。なので、このマンション一刻も早く売って欲しいんです』
室田夫『いやオレは売らねえよ。お前が出ていけばすむ』
室田妻『分けるもの分けたらすぐ出てくわよ』
三年前
室田夫『ねえ~、りんりん、ちょっと遠くない、ここ?』
室田妻『こうちゃんなら歩けるよ』
ぎゃ、ギャップが酷過ぎる(笑)
ドラマ始まって三分経過していないのに笑いのツボを連打するの止めて下さい(笑)
室田夫妻の共有名義契約の過去の回想が終わると、正直者永瀬、原作ではさわやかに言っておりますが、永瀬さん演じる山下智久さんの演技が合わさると、クズ度が一気に相乗効果を発揮し、お笑い度が跳ね上がります。
『愛は目減りしても借金はビタ一文減らねーよって』
風に吹かれる時の山下智久さんの顔が何とも言えませんね(笑)
さて、永瀬が月下との掛け合いでいった台詞。
『そんなくだらないことより、月下、今月も最下位だぞ、もっと頑張って! 指導係のオレが怒られんのよ』
登坂不動産にはノルマが存在します。漫画版ですと、ノルマが三カ月連続で達成できないと、クビになってしまいます。
そう、月下はクビの危機だったりします。
第一巻の第五直店舗契約のお話しですね。
ドラマ版では、登坂社長と大河部長から、どちらかの物件を選べ、と告げられましたが、原作では大河部長オンリー。
しかし、漫画版の登坂社長とドラマ版の登坂社長、あまりにもイメージが合わないんだけど……鵤聖人との対決、これで大丈夫なのかな?
引用 大谷アキラ 夏原武 水野光博/小学館
草刈正雄さん演じる登坂寿郎、漫画版では実にやり手な印象のある実業家というイメージなんですが―ドラマ版はコメディ寄りな構成のせいか、どうにも昼行燈、というイメージが拭えないなぁ……登坂社長のマフィアスタイル、期待していたのに(泣)
月下が全く意図せず桐山に利用されるところはほぼそのまま、という形でしたが、月下が永瀬を伴って物件の調査に向かった所、駄菓子屋の経営を考えている高田夫妻と出会うのですが―そこで永瀬の言わなくてもいい、しかし本音全開のトークが始まってしまいます。
『甘い、甘過ぎます。駄菓子屋で買った水あめに練乳かけたぐらいに甘過ぎます。そんな年寄りのノスタルジーだけでお店の経営ができると思ってるんですか。駄菓子なんて客単価激安ですよ、それでこの家賃払っていけるとでも? 夢だか何だか知りませんがせっかくの退職金ドブに捨てるようなもんですぅっ』
……うーん、でもこの台詞はクズじゃないんだよなぁ。オブラートに包んで忠告すべき内容ではあるんでしょうが、言っている内容そのものはまとも。
もっとも、高田夫妻の事情を考慮はしていないんでしょうが……
うん、その次に出てくる根尾夫妻への放言よりはずっとマトモ(笑)
永瀬『おふたぁりに確認したいことがあるんですがぁ』(手で自分の口を必死に塞ぎながら)
【ダメだー、新婚ホヤホヤの夫婦にそれを聞くなぁ! 史上最も夫婦に言っちゃいけない言葉だぁ】
根尾夫妻を指差しながら、
永瀬『お二人は離婚の可能性を視野に入れていますか? いるんですよ家買う時はラブラブでも1年後には氷河期かってぐらいに冷え切った夫婦が』
いや、もうこの上なくヒドイぞ山P(爆笑)
根尾妻『離婚前提に結婚する夫婦なんている訳ないでしょ!』
永瀬『でもお二人、どう見ても格差婚ですよね』
いやもう失礼極まりない、共有名義のデメリットについて説明したい、なんて理由もどうでもよくなっちゃいます(笑)
そしてマダムの登場なんですが……うーん、確かに年齢不詳の美魔女と言える……
ここでも永瀬がバシッと決める台詞があるんですが……いや、ここはドラマを直接見て頂いた方がいいですかね。ドラマ版の永瀬もクズ台詞ばかりじゃないことを知って貰わないと(笑)
意外だったのは、その後、月下と永瀬が社内で、月下が登坂不動産に入った理由が語られているんですが、その場に桐山がたまたま通りかかって、隠れるような形になりましたが、立ち聞きしてしまうんですよね。
これまでの桐山貴久を演じる市原隼人さんはブラックな香りが漂うシーンが多いのですが、第二話の最後もそうだったんですが、少しずつ桐山の良いとこをピックアップしてきているんですよね。
主人公のドラマ版永瀬よりよっぽど良い奴に見えてしまう(笑)
いや、結構あくどいことやってんのよ、ドラマ版桐山(笑) まぁ漫画版でもやっていることなですがね、内見でサクラ使うとか。
最後では月下のチラシ配りを、チラシを半分取って手伝い始めるし……
後は、津軽弁を喋る泉里香さんですかね。
んー、津軽弁のイントネーションが甘いですね(オイ) 本来の津軽弁なら他県の人間では判別が不可能な具合に会話が展開されるので、あれは本来の津軽弁ではありません(オイ)
引用 大谷アキラ 夏原武 水野光博/小学館
でも泉里香さんの、榎本美波の心の声、完全にコメディー路線になってて笑いました(笑) 自分の世界に入ってしまったために、永瀬は永瀬でどうやってマンションを売れるか考えていたので、会話が完璧に擦れ違っているのが笑えます(笑)
今回の永瀬財地は、マダムの時にも決めていましたが、根尾夫妻のマンション購入の際に、今回最大の見せ場がやってきます。
サブタイトルが『信じられるパートナーとは』となっていますが、そのサブタイトル通りのシーンがやってきます。
これは是非直接視聴して貰いたいなぁと思います。
そろそろミネルヴァ不動産の面々も動いているみたいですし……
ちなみに、永瀬最大の見せ場は根尾夫妻とのマンションでの会話シーンですが、最大の笑い馬はラスト、榎本美波との会話になるんじゃないでしょうか。
どういうクズ台詞を山Pが放つのか、是非視聴して頂ければ。
へばっ!