前回の続きのまとめからスタートした錆喰いビスコ第十話『復活のテツジン』……
熱い、熱い展開だぜぇぇぇ野郎どもぉぉぉぉ!(熱狂)
アニメでは、原作での304Pから314P前後までを描いていると思います。アニメのオリジナルシーンもあるので、最初の304P前後がスタートであるのはほぼ確実なんですが、終盤は314Pなのかはちょいと不明確です、まぁこれは最後の方にもう一度触らせてもらうとして。
最初にガネーシャ砲の発射をジャビとパウーが阻止する、アニメオリジナルのシーンがあるんですが……
アレ? おかしいな、めっちゃシリアスなシーンのはずなのに、パウーさん、猫柳パウーさん(笑) あんな方法で、戦闘相手であるゴリラをガネーシャ砲にブン投げて破壊する、とかって、私を笑い殺す気ですか(笑)
引用 錆喰いビスコ/電撃文庫 錆喰いビスコ製作委員会
私、五秒ぐらいうはははははと、笑ってましたよマジで(汗)
そりゃジャビじゃなくても『さ、最近のオナゴは怖ぇのぉ』と言っちゃうわ……いや、ジャビの感想がまだ控えめ、オブラートに包んでいるかもしれない(笑)
コメントでびすこ部、なるものがユーチューブにあったので、それを見たんですが
碇谷『パウーがゴリラを持ち上げて投げつけてましたよね? すごいパワーですね、ほんと。』
須田P『すごいですよね。普通の人なんですよねパウーは』
碇谷『……多分』
オイ(笑) そこは断言してあげようよ(笑)
まぁでも無理か、ゴリラをこんな風にブン投げてしまう人を、普通の人とは言わないし(汗)
引用 錆喰いビスコ/電撃文庫 錆喰いビスコ製作委員会
こういう情報があるということをコメントで教えてくれた杠ゆたかさんには、改めてお礼を申し上げますm(_ _)m
話を本編に戻しますか。
ビスコが亡くなったことがわかってからの、ジャビの横顔と、アクタガワのつぶらな瞳が何とも哀愁を誘います……
そして、腕が煙からニュッと出てきてヘリコプターを握り潰すテツジン復活のシーンは、個人的にはラピュタをイメージしましてね……薙ぎ払え、って感じで(オイ)
BGMもラピュタか、あるいはナウシカのオウムだったか、巨神兵だったかのBGMをイメージしてそうな感じ。
戦車隊もあっさりと一掃されてしまい、一巻のラスボスに相応しい迫力と絶望を携え、皆のテツジンがやってきたぞぉぉぉ(悲鳴)
引用 錆喰いビスコ/電撃文庫 錆喰いビスコ製作委員会
ちなみにテツジンの声優は黒革の妄執を引き継いだという設定を考えれば、黒革役の津田健次郎さんになるだろうなとは思っていましたが、そこは予想通り津田さんでしたね。
それにしても、アニメ版のテツジンは原作よりも絶望感マシマシ、破壊力アップ、津田さんの声が合わさる事で狂気性120%という感じで、いや、これ目の前にして戦おうとするミロがスゲェメンタルしているなと改めて実感。
ただ、先程のびすこ部での話によると、テツジンが吐く錆ブレスはテツジンにとってもキツイものらしく、連射できないそうなんですね、ブレスを吐くたびに、むせ返るような感じになって、弱るそうなんですよね。連射は不可、と。さらにこれらは瘤久保先生の指示があった、とも言われてますね。
裏話はとりあえずここで切らせて貰って、本編に話を戻しましょう。
そりゃジャビだって『化物が地の底から、蘇りよった』と言うし、パウーだって『……もう一度、滅びるのか日本は』と言いたくもなるし、ミロを止めるわなぁ。
そこでミロが『知ってるでしょ。僕はもう、一人じゃないんだ』とビスコの魂が共にあることを言うのも、うん、適切な言葉が見つからないなぁ。
そして原作ではパウーやジャビと共に行動していたチロルは、霜吹駐屯地に。
ここでチロル、黒革が死亡したことで糸繰りの呪縛から解けた自警団を見たことで、数少ない登場シーンなのに顔芸を開始(笑)
引用 錆喰いビスコ/電撃文庫 錆喰いビスコ製作委員会
そしてヘリで逃げてきた黒革の親衛隊がやってきますが……テツジンを見ていた黒革の親衛隊の一人だから、政府軍人A、Bではないだろうし……いや、クレジットされていないけど、あの声優さんの演技も中々良かった、チョイ役でしたけど、絶望感がヒシヒシと伝わってくる声でしたよ。
現に、政府軍の戦車、ヘリ部隊はあっさりやられてしまっているし……いやぁ、戦車隊の隊長さん、しっかりデザインもされているのに、あっさり一分程度で退場とかって(泣)
この辺の、政府軍の軍人さんについてのお話し、びすこ部で裏話が聞けますよ。
けど、声優さんの演技といえば、第十話では花江夏樹さん演じるミロがぶっちぎりの第一位で最優秀選手賞でしょう!
前回の『錆喰いビスコ』第九話『きみを愛してる』を視聴後の感想ネタバレ込み での記事でも書いているんですがね。
【ここから先は、ミロの演技を花江夏樹さんがどう変えるのかに注目して、まずは次回の『復活のテツジン』の放送を待ちたいと思います】
やっぱりプロの声優さんですよね、花江夏樹さん。
予想通り、赤星ビスコを演じている鈴木峻太さんにしっかり声を似せてきました!
引用 錆喰いビスコ/電撃文庫 錆喰いビスコ製作委員会
『黒革ぁぁ! うすらでかいだけの図体手に入れて、随分、ご満悦じゃねえか、黒革ぁぁ!』
『おれが、死んだと思ったか。あの程度で、お前ごときと。心中してやると、思ったのかよぉッ!』
『おれの名前を言ってみろ、黒革。死に足りねえなら、何度でも! 地獄へ送り返してやるぞぉッ!』
面付きからしてもうビスコになっているもんね、ミロ。
このミロの叫びを聞いて、テツジンはミロをビスコと誤認して襲い掛かる訳ですが……うん、私はてっきり監督さんの指示で、ここはビスコになりきって演じて下さいとか、花江さんに指示が入っているのかと思ったら、びすこ部での話は、何か花江さんにオーダーされたのか、という質問に、『何も(していない)』という意味の発言をしていたので……うん、声優さんスゲェ、ビスコになりきっているミロだよ、これは。
しかし、ミロとジャビの連携は中々でしたなぁ、即席とは思えない。
ちなみに原作ではここにパウーも参戦しているのですが……今回は無し。
そこが私が最初に
【原作での304Pから314P前後までを描いていると思います】と書いた理由でして、パウーが参戦するのは314Pの半ばからになるんですよね。
だから、次週はパウーも参戦してくるかと。
で、今回もう一つ書き足すことがあるとすれば、それはエンディングテーマの咆哮について。
毎週聞いている方は、なんかおかしいぞとすぐに思われたはず。
そう、鈴木峻太さん演じるビスコの、あのしっかりコブシの利いた歌唱がなくなっているのです。
つまり、ミロだけの歌唱による『咆哮』……第十回の『復活のテツジン』では、前回の回想でビスコが出てきているだけなので、劇中では退場扱いになります。
よってこの演出になるのでしょう。
ミロが一人で頑張って歌う『咆哮』は、明るい曲調に反して何とも物悲しく思えます。
ABEMA TVでのコメントでも『ビスコはもう……』とか『一人カラオケは悲しい』という意見がチラホラ見受けられましたね。
やっぱり『咆哮』は、あのやたら鈴木崚太さんのコブシのきいた声が無いと物足りないを通り越して悲しく思えてしまう……
そして今回の次回予告は大茶釜チロル。
いや、そろそろミロが次回予告するのかなぁとも思っていましたが、チロルでしたね。
『変なこと言うけどあたしさ、これでもし負けて死んじゃっても、楽しかったなって思うんだよ。本当だよ? 次回、おれがビスコだ。
前言撤回、やっぱ勝て、ビスコッ!』
うーん、このグダグダした感じの次回予告、チロルだわ。今回はチロル、顔芸くらいしか見せ場がなかったから、次回はパウーと一緒にしっかり見せ場を作ってもらいたいところです。
あと錆喰いビスコは何回放送があるんですかね? 今日が15日ですから、22日に一回、29日にもう一回で全12話の構成ですかね? 原作のページ数的には残り43Pほどになるので、今回がアニメオリジナルのシーンを挟んで10P程度の構成になっていたので……うん、多分残り2回でしょう、まさか40P分を一気に一話で駆け抜けるとかないでしょうし……
さて、それでは22日まで第11話【おれがビスコだ】の放送を一週間、楽しみに待たせて貰いましょう。
コメント
n-hataさん、毎週更新される記事楽しんで読ませていただいてます。
原作は買ったものの、アニメ全部見終わってから読もうととっておいてるので
原作とアニメを比較されてる感想とても興味深いです。
びすこ部と私の紹介も。恐縮です(∀`*ゞ)エヘヘ
DVD&ブルーレイが1巻に4話収録の3巻分発売らしいので、おそらく全12話構成でしょうね。
DVD&ブルーレイ特典の書き下ろし小説も楽しみです。(予約しました)
続き早く見たいけど終わってほしくないジレンマ(´×ω×`)
杠ゆたかさん、コメントありがとうございます。
そうなんですよね、続きは早くみたいんだけど、そうすると終わってしまうジレンマ……本当に悩ましい(T-T)
原作が未読とのことなので……正直に言うと、羨ましいです。
原作知識無しで見たかったなぁ、とも思っていますので、本当に。
こちらこそ情報の提供、感謝しております、今後ともよろしくお願い致しますm(_ _)m